今春、超キン肉マン展で東京タワーへ行った時に、ブログで8月頃東京タワーのメインデッキまで階段で上ると宣言した。

4度目の東京タワーを目にした時、過去3度来訪した時には無かった気合いが漲った。
これから、ここを階段で上る…。

何も心配はしてなかったが、チケットを手にしてスタート地点まで行くと、自然と青白い炎が点火した気分になった。
しかし、これから階段を上るという時に、スタート地点で早くも『昇り階段認定証』をもらった時にはやや拍子抜けした。

確かに、階段を上り出してしまえば、リタイアは出来ない。

上り出しておきながら、回れ右して引き返す妙な者など皆無に等しいだろう。

でも、やっぱりゴール地点で貰うのが筋ではないか…!?と思いながら認定証と一緒に頂いた塩飴を口にして出発した。

それに、余計な事だが、階段をのぼるの漢字は『上る』が一般的だという。

『昇る』は、エレベーターで昇る時に使われるらしい。

山や木をのぼるは、『登る』と書く。

話は逸れたが、順調に階段を上り、凡そ10分でゴール地点に到達した。
始まってしまえば、終わりも早かった印象だった。

凡そ10分の間には、家族連れや友人同士で階段を上っていた4組を追い越した。

煽るつもりはなかったが、「先へどうぞ」と仰るので通して頂いた。

メインデッキでは、地上150mからのサッカー観戦をエンジョイした。
ピッチで試合してるのは、小学生なのか高校生なのかも分からなかったが、ゴール、オフサイドくらいは見えた。

そして、東京タワーメインデッキで、地上で行われているサッカーを観戦していると、驚くべき光景を目にした。

何と、窓の外に人間が…👀💦

上からスパイダーマンでも降りてきたのか…!?

いや!窓の清掃をしている!

上から吊るした一人用リフトに腰掛けて、ローラーで窓を磨いている。

それにしても、見ている方が恐ろしくなってしまう。

綱が切れるとか、何処か外れて真っ逆さま…は無いのだろうが、田舎の母さんが見たら気でも失いそう。

でも、貴重なものが見れた気分でもあった。

帰りも、階段で降りた。

行きも帰りも階段とは、いかにもトーマスらしい4度目の東京タワーだった。