ｲﾀﾘｱ·ﾛｰﾏで華やかに開幕を迎えたﾕｰﾛとは対称的に、ﾌﾞﾗｼﾞﾙでひっそりとｺﾊﾟ·ｱﾒﾘｶも開幕を迎えた。
開幕前は、ﾎｽﾄ国の代表ﾁｰﾑであるｾﾚｿﾝも開催に反対を唱える声明文を出し、ﾌﾞﾗｼﾞﾙ最高裁でも開催差し止めの審理が行われたが棄却といった事もあった。
更には、開幕戦を戦うﾍﾞﾈｽﾞｴﾗ代表に選手とｽﾀｯﾌから12名の新型ｺﾛﾅ陽性者が現れたが、「でも、そんなの関係ねぇ～」とばかりにﾎｽﾄ国ﾌﾞﾗｼﾞﾙ代表との開幕戦のｷｯｸｵﾌを迎えた。
ﾖｰﾛｯﾊﾟだったら間違いなくｷｯｸｵﾌは迎えてないだろうが、さすがに南米は世界が違う。
開幕直前まで、やるのかやらないのかｺﾞﾀｺﾞﾀしていただけに未定となっていたTV中継も今度ばかりは無いかなと思っていたが、abema TVで配信する事になり、ｸﾞﾙｰﾌﾟｽﾃｰｼﾞだけはTV観戦できる事になった。
ただし、ｸﾞﾙｰﾌﾟｽﾃｰｼﾞは無料だが、決勝ﾄｰﾅﾒﾝﾄ以降は有料となる。
決勝ﾄｰﾅﾒﾝﾄ以降は、abemaｺｲﾝを購入するなど、ややこしく分かりにくい手続きを踏まなければならない事と、ﾕｰﾛとの平行では多忙にもなるので離脱する事になるだろう。
ﾕｰﾛとｺﾊﾟ·ｱﾒﾘｶの同時開催は、ｻｯｶｰﾌｧﾝにとってｽﾍﾟｼｬﾙｲﾍﾞﾝﾄだが、観る方は観きれないし、ｲﾍﾞﾝﾄが1年で終わってしまうのも儚い。
南米連盟の方がﾕｰﾛとの同時開催に合わせてきたが、1年ずれてた方が楽しみも2年に分かれるので、個人的には同時開催にはして欲しくなかった。
今夏は、ｺﾊﾟ·ｱﾒﾘｶ ｸﾞﾙｰﾌﾟｽﾃｰｼﾞが終了する今月までは、ﾕｰﾛ&ｺﾊﾟTV観戦でﾊｰﾄﾞｽｹｼﾞｭｰﾙになりそう。