とまるん です。
2018年もあとわずかとなりました。
2018年を振り返ってみると、今年は信号のない横断歩道における歩行者優先について世の中が大きく前進をした年でした。
JAFによる渡ろうとする歩行者がいる信号機のない横断歩道での車の停止率調査が三年目を迎え、今年は初めて各都道府県ごとの停止率が公表されました。
それまで他人事のように思えていた止まらない車の多さが、自分達の問題として考えられるようになったのではないでしょうか。
ニュースでもこれまでになく大きく取り上げられたように思います。
警察も動き出しました。
警察庁から全国の警察本部に、信号機のない横断歩道における歩行者優先の周知啓発と取締りに力を入れるように、また11月下旬には全国一斉の周知啓発を行うように通達が出るなど目に見える動きとなっています。
信号のない横断歩道における歩行者優先・車の停止義務は、これまで知っている人は知っていて一部の車のドライバーは守って止まっていましたが、その交通ルールをしっかり理解していない人も多く、渡ろうとする歩行者がいても止まらないドライバーが多数でした。
2018年の調査でも止まったのはわずか8.6%と、9割以上が止まらないのが現状です。
飲酒運転に関しては以前は法律では禁じられていても世の中には飲酒運転に寛容な世論がありました。
しかし厳罰化や取締り強化で、飲酒運転をしない・させない・ゆるさない、という世論に変わってきました。
信号のない横断歩道の歩行者優先も同じだと思います。
これまでの車が通り過ぎて途切れるまで歩行者が渡れないことを多くの人が問題意識なく許容していましたが、これからはそれが変わっていくはずです。
車が止まらないのはおかしい、と多くの人が気づき、車が止まって歩行者が当たり前に横断歩道を渡れる交通社会になっていってほしい。
そう思います。
2019年は信号のない横断歩道の歩行者優先はさらに加速していきます。
その理由は・・・・・・。またの機会に。
それでは皆さん、2018年大変お世話になりました。
どうもありがとうございました!
よいお年をお迎えください! (^_^)
