安定した職業 | プラクティス

安定した職業

安定した職業に就きたいというのは、日本人、多くの人の希望でしょう。

この安定した職業と言うのは、面白くて、それを望む人は、それを失うのです。


安定した職業を望む人は、安定=固定だと思っています。

ですから、そこに居れば居るほど、動かなくなっていくのです。


それでおかしくなっているのが、まさに日本の会社、公務員であり、それが経済の停滞を招いています。


似たようなものに、付き合った途端に威張りだす男性や、結婚した途端に態度がデカくなる女性などが挙げられます。

安定を固定だと考えて、自身の権力の最大化を考え、既得権益を手放さないのです。

会社で言えば、お局や、公務員が、地位や給与を手放さないようなものです。


そうして、ある時に、一気に崩壊するのです。


今後は、会社がどんどん解体され、個人の時代になっていきます。

これはもう時代の趨勢で、多くの学者もそう言ってますし、現実もそうなってきています。

そうなった(個人になった)時に、どれだけ戦えるか、がカギとなるのです。


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会社が無くなると言うことは、固定給が無くなると言うことです。

また、会社の後ろ盾が無くなるということでもあります。

今までのように、言われた仕事をこなしているだけでは、どんどん先細りになっていく、のです。


個人での勝負になった場合に、果たしてどれだけの人が、仕事をとってこれるでしょうか。


そこでお手本にしたいのが、AKB48。

AKB48は、いろいろ言われていますが、あの娘たちは、そこそこのパワーを持っています。

それに比べると、名のあるバンドのメンバーの方が、戦いは不利と言えるのです。

たとえば、ミスチルや、グレイなど、誰もが名前を知っているバンドのグループでも、ボーカルじゃないメンバーが、ソロで、どれだけ人を呼べるでしょうか。

いわんや、そこまでビックネームではないバンドのメンバーは、言わずもがなでしょう。

それに比べると、AKB48のメンバーは、あれだけ人数が居るにも関わらず、個々人に、そこそこファンがついているのです。

これは、よく考えてみると、スゴイことです。

そして、それは、AKB48を辞めた後でも、効果的に作用します。


現代人が、見習うべきは、ここです。


地位や、肩書が無くなった時に、ソロでやっていけるための地場固めをしておくのです。

安定を求めて、就職したから安心、結婚したから安泰、ではなくて、AKB48(会社や結婚)を抜けても、安定することが、真の安定なのです。


自転車はスピードをゆるめると倒れて、スピードを増すと安定します。


それと同じように、安定とは、安住の地に腰を下ろすことではなくて、安住の地なんて無いと自覚して、進んでいくことなのです。


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