養殖が死んだ目の魚を生む | プラクティス

養殖が死んだ目の魚を生む

死んだ魚の目への特効薬」のつづき。


死んだ魚の目になるのは、なぜでしょう。

それは、養殖の池の中にいて、外へ出ないからです。


世間では、ニートが問題視されていますが、本当に問題でしょうか。

「ニートが問題だ」って言っている人は、さも自分は違うみたいに話しますが、当人だって今いる業界の引き籠りじゃないでしょうか。

たとえば、芸能界だって、そこに引き籠って、そこから一歩外へ出たら、ニートより先に死んでしまいそうな人は、たくさんいます。

電通だってそうです。公務員だってそうです。

地方公務員の平均年収は600万円以上というのは、国の税金を使っている訳で、ヘタしたら税金を使う分だけ、ニートより問題。

そんな見方もあるのです。

いや、ちゃんと働いている、といくらでも言うでしょうが、本当のところ民間企業に転職となったら、どうでしょう。

おそらく、給料はぐっと下がるでしょう。

と言うことは、市場価値はそれくらいなのです。

でも、だからと言って、税金を返納する公務員は聞いたことがありません。


と、こんな話をすると公務員を責めているように思われるかもしれませんが、違います。

みんなニートをやり玉に挙げていますが、

実は、みんな引き籠りではないか、と提案したいのです。


いま居る世間、いま要る業界、いま要る環境、

そういうものに「縛られている」と、思いがちですが、

本当のところは、自ら、

「しがみついている」

のではないか、ということです。


だって、そうでなければ、さっさと他へ行けば良いのですから。

それが出来ないのは、あっちが縛っているのではなく、

こっちがしがみついているのです。


で、こうなると選択肢は、3つ。

1.死んだ魚の目をして、養殖場がなくなるまで、しがみつく。
  養殖場の無くなった時のことを考えるのは怖いから、未来のことは考えない。

2.いま居る環境に感謝して、明るく笑顔で養殖場で過ごす。
  養殖場の無くなった時のことを考えるのは、後ろ向き思考だから、未来のことは考えない。
  
3.養殖場のある今のうちに、果敢に外に出る。
  養殖場の無くなった時のことを考えて、未来への布石をうっておく。

「1」、「2」で、全体の85%くらいを占めます。


なんやかんや言っても、それくらい人は、養殖場に居たいのです。

その業界に居たいのです。

あれやこれや文句を言いつつも、離れるのは怖いのです。


でも、死んだ魚の目でやっていけるほど、社会は甘くないですから、そういう人たちばかりになってしまうと、会社が潰れます。

スピリチュアル的に言うと、養殖場は狭くてイヤと言っていれば、お望み通り外へ出ることになるのです。


それだったら、「2」を強くオススメします。

これは人生と一緒で、どのみち死ぬときは死ぬ訳ですから、それだったら、それまで明るく生きた方が愉しい人生です。

要は、養殖場が悪いのではなく、当人の心がけ1つだということです。


ただ、これをするにしても、プライベートを充実させる必要があります。

なぜなら、新しいことをしないと人間はすぐ、死んだ魚の目になるからです。

死んだ魚の目かどうか、お客さんは敏感に察知します。

暗そう、つまらなそう、大変そうだから、この店に来るのは止めようと思うのです。

そういう思いをさせてしまっている(マイナスのサービスをしている)ことに、

気が付いて無いのは、従業員だけです。


余談ですが、モテる、モテないだって、これがとても影響します。

死んだ魚の目をしているツマラナイ人より、

少々ドジだろうが、明るくて愛嬌がある人の方が、モテるのです。

特に今は世相が暗いですから、明るいというだけでも価値があります。


ですから、養殖場に居てもいいので、新しいこと、やったことないことをやってみましょう。


スキーなんて、とてもオススメです(笑)。


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