自分を初心にもっていく

「初心忘れるべからず」という言葉があります。
こういう言葉が今も残っていると言うことは、それだけ人間は忘れてしまう生き物だと言うことです。
これを気合とか、根性とか、スピリチュアルとか、精神論で何とかしようとするのは、無理があります。
それよりも、もっと良い方法があります。
それは、初めてのことに挑戦することです。
特に、リーダー、経営者、マネージャーなどには、これらは必修科目でしょう。
たとえば、部下を持つ人の場合、
「何でこんなことが出来ないんだ」
という場面によく遭遇するでしょう。
それって、当人が初心を忘れている証拠です。
あるいは、物を作ったり、サービスをする場合に、
初めての人はどういう風に感じるのか、まったく分からなくなります。
それはそうです。自分は毎日接しているので、初心を思い出せないのです。
これを気合とか、根性とか、スピリチュアルとか、精神論で何とかしようとするのは、無理があります。
それより、自分が初めてのことをすれば良いのです。
インドア派なら、アウトドアのことをしましょう。
アウトドア派なら、インドアのことをしましょう。
理系なら、文系のこと。
文系なら、理系のこと。
今まで縁遠かったことをしましょう。
と、まぁ、理屈では分かっていても、裏を返せば苦手なことをやれってことですから、やる人はほとんど居ません。
だから、あなたは成功するのです。
周りは行動力ゼロですから、後は時代に置いてかれるだけです。
そこを行動するのですから、周りから一目おかれます。
オススメは習えるものです。
ヘタさが身にしみれば、しみるほど効いている証拠です。
泳げないなら、スイミングスクール行くとか。
字が下手なら、書道に通うとか。
楽器が弾けないなら、音楽教室に行くとか。
すると、出来ない人の気持ちが痛いほど分かります。
も~、頭で想像するのと、体で痛感するのとでは、月とすっぽんです。
書道だったら、「たかが字くらい書けるだろう」と言われても、書けないのです。
最初は全然うまく書けません。
お手本を見せてもらって、その通りにしようとも体が動かないのです。
その痛みが、周りへの優しさに変わります。
人は悲しみが多いほど~、人には優しく出来るのだから~♪ です。
専門バカは、自分が得意なことだけやって、自分は出来たとか何とか言います。
それって人生経験と優しさが足りないのです。
サッカーは出来ても、バスケが出来ない。バスケは出来ても数学は出来ない。
それが人間です。どれが出来たから偉いということは無いのです。
どれが出来ないからダメだと言うことでもないのです。
これは頭ではなく、経験でしか実感できません。
特に若い頃は、無理して偉くなるより、無茶して失敗した方が良いでしょう。
「風雲たけし城」や「筋肉番付」などの挑戦者みたいに、
果敢にチャレンジして、失敗すれば、失敗するほど良い。
それくらいの意気込みでやれば、かえって成功してしまうものです。
たとえ失敗しても、その痛みが、周りへの優しさになります。
初心を忘れた化石より、その方が人間らしい。
求めないで~、優しさなんか~♪
臆病者の言い訳だから~♪
よ~~~~~く思い出してみましょう。
あなたは、成功だらけでしたか、失敗だらけでしたか。
おそらく失敗だらけだったでしょう。
と、言うことは、失敗には慣れっこなハズです。
そららの失敗を乗り越えて、いまこうして生きているのですから。
失敗っていったって、いま思えば大したことなかったハズです。
人間には3つの大変しかありません。
1つは生まれること。
1つは死ぬこと。
最後の1つは、人生で一番大変だったこと。
この3つです。
まさか、何かにチャレンジするのが、人生で一番大変ってことは無いでしょう。
だからま~、軽い気持ちで、やってみましょう。
やれば初心に帰れます。初々しい気持ちになれます。マンネリから抜けます。
新鮮な気持ちになれます。若々しくなれます。出逢いもあります。
たとえ失敗しても、周りの失敗に寛容になれます。
そうすることで、夢もどんどん叶っていくでしょう。
やったことがないことをすることは、
夢を叶える、ノーリスク、ハイリターンの自己投資です。
やれば、わかるよ。
(^ε^)♪
「恋い焦がれるものを探し求めよう」
