自分により多くを求める | プラクティス

自分により多くを求める

夢を叶えるとは、どういうことでしょうか。


夢を叶えるとは、言い方を変えると、自分により多くを求めると言うことです。

決して、他人により多くを求めることではありません。

それはただの亡者です。

亡者とは、夢を亡くした者です。

よって、誇大妄想や、被害妄想を膨らませるのも亡者となります。

何か大切な物を亡くしているのです。

それは言うまでもなく夢です。

もう少し具体的に言うと、「自分でやる」という「自分」です。


人間は、自分により多くを求めると大きく成長します。

逆に、自分に多くを求めないと、ほとんど成長しません。


それは「自分の力を出し「きる」」で言った通りです。

ここで簡単に言うと、腕立て伏せの回数を多くしようと思う人は、どんどん出来るようになりますし、毎回5回やればいいやとか、あるいは何もしないと、全然成長しないと言うことです。


大人になると不思議なことに、何でも金で解決するかのように勘違いしている人が居ますが、それは夢ではありません。

ただの金銭欲。金の亡者です。

金の亡者とは、金をとったら自分まで亡くなってしまう者のことです。


たとえば、FXで1億をゲットしてセミリタイヤした人が居たとしましょう。

それと、苦労して医者になった人がいます。

ある日、泥棒に入られて全財産が盗られたとします。

おそらく前者は、絶望してしまうでしょう。金をとったら自分まで亡くなってしまう者だから。

でも後者は、そりゃ落ち込むでしょうが持ち直すでしょう。


この違いは何かと言うと、「自分に多くを求めたか」どうかなのです。

自分以外(ここでは金)をどれだけ求めたか、ではないのです。

ここで言う金は、恋人や、妻、旦那、子供、家族、社会、会社、社長、社員などに置き換えても同様です。


たまに、苫米地博士がドラえもんのように、のび太くんのような人に魔法のメソッドを与えて、しずかちゃんをゲットできるようにしてくれる的に勘違いしている人がいます。

でもそれは、相手のことを考えない冷血な人のすることです。

なぜなら、しずかちゃんにとっては出木杉君と結婚した方が幸せになるからです。

いや、そんなことは無いとか屁理屈を言う人も、もし立場が逆で、自分が魔法の力でジャイ子と結婚させられるなら、イヤって言うのです。

その、自分だってやられたらイヤなことを、あろうことか最も大切にすべき人に強要する。

仏教用語で言うと、こういう思考状態の人を「餓鬼」と言います。

よく子供のことをガキと言いますが、そのガキは、この「餓鬼」から来ています。

ガキとは、周りに求め過ぎで、自分はやらな過ぎ。

大人になりきれてない人のことです。


でも、それを周りではなく、自分自身に求めるならば、ハングリー精神となり光に転化するのです。


しずかちゃんを幸せにするのは簡単で、のび太くんが、自分は出木杉君より良い男になって、しずかちゃんに結婚して良かったと思われるような男になる、と、自分に求めれば良いのです。

そこに苫米地ドラえもんが居れば、あっと言う間に現実となる(夢が叶う)でしょう。

のび太くんはもとより、しずかちゃんも本当に幸せになれます。

めでたし、めでたし。


これが、

夢を叶えること(=自分により多くを求めること)、

なのです。


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