娘たちが入学した時に加わった小学校の読み聞かせボランティア。
今年で四年目になりました。
小学校の読み聞かせボランティアって何かと少し説明しますと…
朝の時間をお借りして小学校で児童たちに絵本の読み聞かせをするボランティアです。
一年生から六年生まで、各クラスに1人ずつボランティア員が入ります。
我が子たちの学校では月に一度のペースなので、割と気軽にできちゃうボランティアです。
そして読む絵本は読む人が決めるというルールになっているので、毎月どの絵本にしようかなぁ〜 と悩みます。
今朝の読売新聞朝刊にも書いてあったのですが、私はまず
知識を増やす絵本
気持ちを動かす絵本
リラックスできる絵本
などから選ぶようにしてみてます。
例えば一学期は四年生向けに知識を増やす ジャンルからセレクト。
まず「民話」というジャンルのお話について少し話した後に「遠野物語」の絵本を読みました。
「みんなも知っている座敷わらしの話は実は遠野物語にも出てくるんだよー!」
なんてことで盛り上がりました。
そして今月は息子の学年、二年生担当だったので気持ちを動かし リラックスできる 絵本として
お小遣いでもらった100円玉と話せる男の子の話 …ではなく、お小遣いとして男の子の手に渡った100円玉の気持ち が描かれている絵本です。
私は100円玉が「男の子と仲良くなれて嬉しいなぁ」と思う一方で「でも、時が来たら男の子のために旅立たなくてはならない」という使命感を持ち、いざ、男の子が友達とガチャガチャの前に立った時に
「ぼくをつかって!!」
と伝えるシーンが何度読んでも泣けて泣けて
あれ?
泣けるの私だけ?
まあ、それはさておき、そうやって男の子の元から旅立った「ひゃっくん」はいろいろな場所に移動していき、カフェ店員さんのお給料となり、そしてなんと泥棒に盗まれてしまって …と、割と急展開な絵本です。
(ちなみにどろぼうが給料袋の中を覗くページでは聞いていた児童たちが「ワッ! ドロボウ?!」とつぶやいたのでニヤリとしそうになりました)
頑張って読んでギリギリ10分かな。
息子は「今日の読み聞かせの本、すごく面白かったよ」と、帰ってくるなり言っていたのでよかったです。
読み聞かせボランティアも残り何回行けるかなぁ〜 ですが、私自身も楽しんで参加したいと思います。