今度は冨田が、9日についてご報告します!
体力に自信がなく高所恐怖症の私は、富良野・美瑛方面の視察をさせていただきました。
かなり盛りだくさんの日程だったのですが、その中から特に興味深かったことについて書こうと思います音譜


まずは、土の館!
土の標本やトラクターがたくさん展示してある、ちょっと変わりだねのスポット。
土の標本については、農作物と土の関連(連作障害、ろ過、土の種類など)について分かり易い説明があるとともに、いくつかの農家さん宅の土の標本と、その農家さんについてのコメントが、並んで展示してありました。
また、トラクターは昔のもの、輸入したものがたくさん!
写真は、100年前のトラクター。ちなみに、後輪は私と同じくらいの背の高さでした。

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年代物のトラクターなら持ち主の変遷を併記しているなど、ただ見せるだけに終わらない展示の仕方だったと思います。
専門用語が分からなかったので、勉強してから絶対もう一度来ます!


そして、生涯学習センター内にある富良野市博物館にも行きました。
開拓使による開墾後の農機具や生活用具の展示は、当麻町の郷土資料館の方が充実していました。
しかし、富良野市博物館の展示は説明が非常に丁寧で、量もあり、予想以上に勉強になりました。
私としては、下のような女性の生活についてのコーナーもあったのがよかったと思います♪

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さらに、富良野市にある、東大演習林の森林資料館にも行ってきました。
一階では様々な種類の気が紹介されていました。
二階では、北海道演習林の歴史、野生動物、活断層などについての展示がありました。
残念なのは、それらの展示の見せ方がよくなかったこと!!!向かって右半分は、字体がそろっていない文章が書いてある模造紙が、可動式の仕切りに貼ってあるだけのものです。
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せっかく富良野市博物館でも紹介されているくらい重要な演習林があるのですから、もう少し展示を充実させたいですね。


今回は、予定には入っていませんでしたが、いくつかの農家さんも紹介してくださいました。


JA富良野管轄下の山部にある大規模なメロン農家さん。
当麻の「あづまメロン」がさっぱりした青肉なのに対して、富良野のメロンは濃厚な赤肉です。
メロンはスイカと同様、おいしい果実をつくるために、一つのまとまりからほんの少しの個数しか果実をとりません。間引きされたメロンが転がっている風景は少し寂しげでした。また、メロンの出荷のときには糖度が一つの基準となるので、各農家さんで糖度計をもって、糖度を計測しているそうです。今日いただいたメロンは17度でした。
写真は糖度計です!

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また、大規模な稲作や小ねぎ・三つ葉栽培を行っている農家さん。
30haほどあるそうで、納屋や機械も大きいものをお持ちでした。びっくり!!!
今は小ねぎですが、収穫したら次は三つ葉を育てるそうで、休みがなく忙しそうでした。
主に小ねぎの仕分けを見させていただきました。
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ほんの少しの見た目の違いがあるだけなのに、消費者のみなさんが嫌がるという理由で、十分食べられるものを捨てなければならないそうです。
こちらで農家さんの話を伺い、消費者の意識が過敏すぎるのかな~と思うようになりました。


他にも、農家さんでナンバンをいただきました♪


今日は本当にたくさんの方にお世話になりました。観光地の視察でしたが、ただ施設を見るにとどまらず、当麻町以外の農家さんの様子を聞いたり、資料館などで史実を勉強したりできて、とても勉強になりました。
研修のまとめのときなどにも参考にできるよう、知識を深めておこうと思います(〃∇〃)