南極観測船 宗谷 ポントスモデル 1/250 キット 製作ブログ 模型 pontos model soya
発表から1年以上たってようやく2019年4月末に発売されたポントスモデルの南極観測船 宗谷 1/250の製作です。 これは、まさに博物館モデルと言っても良いほどのディールのクオリティーが高く、製作には相当な技術が必要です。
長年模型製作をしてきたTOM2でさえ、完成させられるか疑問ですが、人柱となって製作開始します。
船体の製作です。 第一次南極観測隊の時は、船底側面にビルジキールを付けなかったそうです。 南極観測船宗谷は前後左右の水タンクの水を動かしてローリングさせて氷を割ったり脱出したりするためだそうですが。 しかし、南極に行くまでの道のりで揺れが酷いので、結局、2次以降こんな感じの4分割のビルジキールを取り付けたそうです。
船底にこんな部品を接着。 用途は不明です。
舷側面を接着中、気になっていたこの左右バルジの上面部品は、こんな感じです。 合いそうですね。 (後日、塗装した後にチェックしたら微妙に大きい!!!) そうかと言って、これを最初に接着すると、舷側面が少しあがるだろ~? そうするとあそこが問題になりそうだしね~
以前に指摘したポントスモデルの見落とし舷窓。 位置的にはこの位置ですかね。
他の舷窓と同じ1.2mmの穴を開けました。
そしてラッタルの組み込みです。 アドラーズネスト社の穴開けステンシルと極細ラッタルを使う事にします。 ラッタルの穴の間隔は、写真をみながら個数を確認して間隔を決めました。 0.9mm間隔だったかな。 これで軽く0.2mmのドリルで穴をあけていきます。
0.2mmのドリルで軽く穴をあけたあと、一旦ステンシルを取り外して、穴を貫通させていきました。 このクラスのドリルはすぐに折れちゃうので要注意です。
アドラーズネスト社のステンレスエッチング製のこれを埋めこんでいくのです。
こんな感じで埋め込んでいきますが。 接着剤の付けすぎに注意です。 ここのところの瞬間接着剤の塗布はピンセットの先端が丁度いいですね。
うん、うん、左舷側はこんな感じ悪く無いね! 塗装をするとほとんど分からなくなっちゃくけど、良いんです。
右舷はこんな感じ。 本当はスクリューにアクセスする為のもの???でもう少し下までラッタルを埋め込まないといけないのだけど。 塗装のマスキングが難しくなるので、ここで止めてしまいました。
おまけ画像
小さい部品をつまむのにこんな感じのピンセットを使っています。 先端は、瞬間接着剤を塗布する時にも使います。 デザインカッターの刃で瞬間接着剤を塗布すしますが、ピンセットの先端の方がやり易い事も。 常に、先端は磨いていますね。 力、トルクをかける場合はセラミック製が良いですね。 両手ピンセットでの組み立てもあるので、何セットかそろえておいた方がいいです。
ポントスモデルのカスタマーサービス?の方からコメントを頂いており、部品は無償提供してくれるようなので、失敗を恐れずに頑張りましょう。
「Soyaの壊れた部品や無い部品などA/Sが可能です。 admin@lighthouse-models.comやhelp@pontosmodel.comまでお問い合わせしてみてください。 日本語のメールもできます。」