青道高校vs火野高校の練習試合です。
沢村、防御率1.17。無失点。
うーん、これはエース!w
秋大会は確か1.80前後でチーム最優秀防御率だったと思いますが、その時は相手が格下の時も多かったですからね。やっぱり今の方が凄いんじゃないかな。
変化球(ナンバーズ)自体はその日によってムラが大きいみたいですが、それでも10種近い球種があるので組み立ての幅が広いんですよね。御幸も思ってますが、「今日は○○はイマイチやけどそれ以外は悪くないな」とか、それだけで選択肢(リード)の幅が広がります。そこに加えてコントロールがよければ鬼に金棒ですね。
沢村の様子を伺う降谷と奥村。
対して、降谷がカウントを取れる球はストレートだけ。そこに縦スラとSFFでボール球を振らせるというスタイルですが、この手の投手ってストレートが入らなかったら終わりですもんね。ストレートが得意な相手の時に変化球や緩急で打ち気をそらすことも出来ないので、沢村と比べて選択肢が少なすぎる感は否めません。
プロでもそうですけど、やはり球種が少ないノーコン速球派の投手って調子が悪い日はボロボロです。球種も少ない、制球悪いじゃキャッチャーも立て直しようがない。そう考えるとストレート、カウントを取れる変化球、決め球となる変化球。この3つを全てコントロールできて初めて投手として一人前と呼べるような気がしますね。
降谷のストレートは間違いなく超高校級ですし、それこそプロを含めても日本トップクラスですが、それ以外は至って平々凡々。それだけにストレートの質と制球が生命線になるわけですが、この暴れ馬の降谷を奥村はどう手綱を取るのか。
ところで降谷は沢村のこと栄純呼びなんやね。
っていうか、今までチームメイトのことを名前や苗字で呼んだことないよな?御幸センパイだけやろ多分。降谷、(実力的に)自分の視界に入ってない選手の名前は呼ばない説。