ハン検「トウミ」改訂版と旧本 その2 | 韓国語教室 とるめんい川西

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2005年から兵庫県川西市で韓国語を教えています。

今日はハン検3級対策をしました。
その準備で色々やってたんですが、気づいたことを書きます。

ハングル検定能力試験協会が出している参考書「トウミ」は、2011年3月に改定されました。
「旧本トウミ」は、「改訂版トウミ」と「トハギ」にわかれました。
単語と語尾は「トウミ」に、
慣用句と慣用表現は「トハギ」に分けて載っています。

内容は旧トウミとあまりかわってないとはいうものの、
3級になると慣用句が何ページかにわたりますが、その内容が随分違います。
単語も含め、一部が準2級送りになっていますね。

5級内容だったのが4級に
4級内容だったのが3級に
3級内容だったのが準2級にという具合です。
つまり易しくなっているということです。

なので、「2010年以前の過去問題」で試験勉強するのは合理的ではありません。
勉強という意味では構いませんが
試験に合格するため、という点では。
現在はその級では出ない問題が2010年以前には出題されているからです。

たとえば、2010年秋の3級に
가슴이 뜨끔했어요.の訳を問う問題が10番-1に出ていますが
가슴이 뜨끔하다 は現在3級慣用句から除外されています。
除外されているものは結構ありました。

合格のことだけ考えれば、
2010年以前の過去問題をやって
無駄なストレスを感じる必要はありません

過去問題は2011年以降のものをやりましょう。
(特にちょっと難しくなってくる3級において)

余裕がある方は2006年~2010年のものもやってみましょう。

2005年以前は、「トウミ」もなかった時代なので今と全く傾向が違います。
完全に過去のもの、あの頃はこうだったな~と懐かしむものとなっております。