青梅 赤塚不二夫会館なのだ!! | あおきゅーのぶらぶらアートブログ。

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青梅赤塚不二夫会館にやって来ました。

 

赤塚不二夫会館は、元々は古い医院だったところを改装して2003年にオープンした施設。

 

僕は藤子不二雄の漫画が一番好きですが、赤塚不二夫さんの漫画やアニメも大好きなのだ!!

 

 

この赤塚不二夫会館がある青梅駅周辺の商店街は昭和の映画看板での町おこしをしており、

赤塚不二夫さん自身も漫画家になる前、青年時代は映画看板の制作会社で働いていたことや、

昭和を代表する漫画家としてこちらの施設が建てられました。

 

尚、青梅と赤塚さんに特に縁は無いようです。

 

 

 

いやー、それにしても僕も見てましたよ。

ひみつのアッコちゃんのテレビアニメ。

僕が見ていたのは1988年Verですけどね。

 

 

天才バカボンもアニメ見てましたねぇ。

僕が見ていたのは平成天才バカボンですけどね。

 

 

赤塚さんが亡くなられた現在でもおそ松さんやテレビドラマバカボンのパパよりバカなパパなどが放送されていたり、

まさに世代を超えて愛されて続ける赤塚不二夫さん。

 

青梅に赤塚不二夫さんの美術館があることは知っていたのですが、都内とは言え青梅は中々遠いので今回初めて来ました。

前々から一度来てみたかったのですよねぇ爆笑

 

 

 

それでは早速展示室へ。

 

 
入り口も凝ってるのだ。
 
中へ入ると写真撮影スポットなどで熱心な女性ファンの何人かが写真を撮っています。
 
往年のファンもいればおそ松さんが好きそうな若い女性客まで。
 

 

一般的な写真撮影用のパネルの他には貴重な原画なども展示されているので、

とても面白く、且つありがたいのですが、

 

 

こちらの施設のオープンが2003年と、既にオープンから15年程の年月が経っているので、
設備がちょっと古かったり、バカボンのパパなどのキャラクターと一緒に写真が撮れるプリクラ機や、メダルに刻印されて出てくる機械が置かれていたりと、全体的に古いんですよね。
 
昭和を舞台にした町おこしをしているはずなのに、施設の設備は平成の初期から中頃をイメージさせてしまうという何とも言えない感じです。
 
少しずつでもいいからリニューアルしていった方がいんじゃないかなぁって感じはしながら見ていました。
 
 
 
 
赤塚不二夫会館以外にも、昭和レトロ博物館昭和幻燈館というすぐ近くの施設の3館共通チケット(800円、駅前などに沢山置かれている割引券利用で750円)があったので、今回そちらにも行ってみました。

 

 
中には昭和の懐かしいものが沢山置かれているいうことですが、
 
 
 
古すぎて基本一つも分からない映画看板。
 
 
恐らくこれを懐かしむのはそれなりにご年配な方なのではないでしょうか。

 

 

 
昭和のお弁当箱に、
 
 
 
 
様々な昭和の懐かしグッズ。
 
 
広くない館内に所狭しと昭和に関するものが並べられていました。
 
昭和って60年以上続いた長い時代で、且つ最も近い過去の年代であり、戦争や高度成長などもあった激動の時代ですから、
どのあたりをフォーカスするのかって大事だと思うんですけど、結構バラバラというかもうちょっと整理してほしいなぁという印象はありました。
 
 

また、青梅の街全体としても駅前に空きビルや空き店舗が目立っていたり、もう少し頑張って町おこしをした方がいんじゃないかなぁと感じました。

 

昭和を舞台にした町おこしをしているはずなのに、何にもしなくても勝手に平成の初期から中頃に取り残されている様な街に見えてしまいましたよ。

 
 
 
それにしても、あと5年か10年もしたら、どこかの街で“平成の時代”をテーマにしたミュージアムや町おこしが生まれるんでしょうね。

ミュージアムではポケベルとかたまごっちプリクラプレステとか並べて。
そしてTKサウンドモー娘。が常に流れてる町おこし商店街でナタデココ食べたりね。