店員に連絡先を渡しただけで全店舗出禁に | 猫好きのブログ

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資格試験とその応用

 近年、カスハラが問題になっているが、客が店員に連絡先を渡し、もし必要なければ捨てて下さいと書いたにもかかわず、店長が飛んできて全店舗出入り禁止になった事例がある。

 

 やり過ぎにも思えるが、出禁にするかどうかはについて店の裁量が認められているので、原則として違法ではない。

 

 但し、外国人お断り、●●地方出身者入店禁止等は憲法の認める法の下の平等に反して不法行為になるので要注意だ。

 

 本人からすれば、電場番号の書いた紙を渡しただけで、電話するかしないかは店員の自由だから問題ないと思ったかもしれないが、店員からするとよく知らない人に連絡先の紙を渡されるだけでストレスなのだ。

 

 実際、僕の知り合いの店員も客がアパートまで尾行してきたことがあり、警察に通報したと言っていた。ナンパするのなら、もっと仲良くなってから声を掛けるとか、太い客になって機嫌を損ねると店の売上に大きな影響を与えるぐらいにならないとだめだろう。

 

 本人は誠実に声掛けしたかもしれないが、店員に気持ち悪い人と思われたはずですよ。難しい時代だが、社会が変化した以上、仕方ない面がある。

 

 全店出禁にするということは、大手チエーンだとブラックリストの共有化のシステムがあるのだろう。松屋や吉野家のようなメジャーな店でトラブルを起こすと、一生そこで食えなくなるかもしれませんよ。その内、防犯対策に顔認証システムを入れるだろうから、問題を起こすと顔写真を撮影され情報がストックされる、その人がどこかの店に入るとAIが感知してアラームが鳴り、店員が追い出すという仕組みになるだろう。

 

 今後二度と吉野家の牛丼を食べられなくなると常連客にとっては懲役刑に等しいので、トラブルを避けましょう。今後は店が客を選ぶ時代になります。