緑の中に見える素掘りのトンネル。
ここは鎌倉市扇が谷1丁目、丁度、寿福寺の南手にあたるのですが、いかにもしっとした鎌倉らしい風景です。
しかし、このトンネル、反対からみるとこのように荒々しい岩肌がじかに現れ、表の風情と対照的です。
どうやらこれは、中世のやぐらを貫通させてトンネルにしたもののようです。そして、一部はごみの集積所としても使われています。やぐらも生活の一部なんですね。
因みにやぐらってご存じですか。鎌倉独特のもので、いわゆるお墓です。
さすが歴史のまち鎌倉です。