昨夜の隅田にはやられたが、期待通りこのカードも勝ち越し、順調なペースが続いている。
今日のゲームは選手入れ替えと打順の工夫がピタリと的中、ベンチワークの勝利でもあった。
今宮→川瀬、栗原→野村勇を選択、初めて柳町を三番に据えたあたりは見事なオーダーであったと思える。
初回からいきなり山川が24号2ランで先制、その後も連続二発、今月の山川には脱帽である。
もしこの人がホークスに来てくれていなければ相手チームにいるわけで、考えただけでも厄介な打者であった。
当初ホークスファンを辞めるとか球場には行かないとか行っていた面々も、今やこの人のドスコイを待ち望むようになっている。
「柳田さえいれば・・・」と言うような苦しい状況も一切感じないほどである。
6月はゼロ本塁打など信じられない。
こんな中、ただ一人蚊帳の外がいた、先発石川である。
先週久々の登板で佐々木朗希と投げ合い、5イニングだけだったが91球被安打1で、つい石川復活と書いてしまったが、案の定今日は背信の内容であった。
信頼が出来ない投手の御三家の一角は健在であった。
打てないライオンズは10日振りに二桁安打の11本だったが、石川が3回までで2本づつ6本を与えている。ストレートが皆高め、キレもない。
このまま行っても勝利投手にはなったろうが、ベンチは許さず、敢えてお仕置きの降板、情けない話である。
前回の登板前に語っていた必死の覚悟はどこへ行ってしまったのだろうか。
もう一回は登板させるだろうが、あてにはならない。
おかげで大山にやっと初勝利が転がり込んできた。
今日ももう一人、柳町の特大の一発が出た。
プロ入り4本目、すべて見てきたが今日の一発は今までにはない強烈なセンターオーバーの一発、この人にこんな打球が打てるなど信じられないものだった。
三番柳町という事が続くかも知れない。
明日の先発は有原、石川と発表されてはいるが、とても明日の18:00までに福岡にたどり着くのは難しいのではないか。
予定通り中止発表がありスライド登板で有原も中6日になるように思っている。