In The Groove

a beautiful tomorrow yea


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イタリアの現場では、仕事が終わったらその場でみんなでワインを飲んで家に帰っていきます。片や日本はまっすぐ家に帰る。どちらが面白い人生を歩んでいると言えるでしょうか? イタリア人は生まれた時から生活は楽しむものだと思っているのです

 

イタリアの経済は正直、破綻寸前と言ってもいいですが、ファッション、フード、インテリアなど、生活文化にまつわる企業は今も元気いっぱいです。イタリア人たちは生活を豊かに楽しむためにはお金を惜しみません。ですから国も会社も個人も、みんなお金を貯めず、すぐに使ってしまいます。一方、日本人は先行きに対する不安からお金を貯めこみます。企業は内部留保、個人は貯蓄に走ってお金を使いません。長い人生を考えた時に、はたしてどちらがよいでしょうか。考えてみるのも面白いと思います。

 

イタリア人の美に対するこだわり、そして誇りにはすごいものがあります。小さい頃からコロッセやパンテオンを見て、ミケランジェロが近くにある生活を送ってきた人たちだからでしょう。現場の職人たちもそうです。だから、私は彼らの仕事、誇りに対して敬意を払います。彼らは、できあがった建築に強い愛着を持っています。自分たちのつくっているものが美しいもの、そして生活のために役に立つと信じている。アルマーニの建物も、完成してから15年が経っていますが、今もきちんと手が入っていて、ピカピカですよ。

安藤忠雄(雑誌『GOETHE』2017年1月号より)

 

2018年夏メンズ・ミラノコレクション

 

ミラノ・ファッションウィークが、先月16日から20日まで開催され、全部は書かないが、

 

17日にエンポリオ・アルマーニ、18日にフェラガモ、モンクレール・ガムブルー、ディースクエアード、19日にジョルジオ・アルマーニ、フェンディのショーがそれぞれ行われた。

 

ショー以外のプレゼンテーションとして、17日にジミー・チュウ、ブルネロ・クチネリ、キートン、カナーリ、ジュゼッペ・ザノッティ、ラルフ・ローレン・パープルレーベル、18日にサントーニ、エトロ、トッズ等々。

 

私的に最も気になった同ファッションウィークのイヴェントが、現地時間17日夕方にアルマーニホテルのバーで行われたパーティだ。なぜなら、エンポリオ・アルマーニのショーにモデルとしてデビューを果たしたのが、俺のお気に入り元祖スーパーモデルのひとり<シンディ・クロフォード>の息子だったからだ。

この話題は、国内外のファッションニュースでもほとんど取り上げられていないが、あれからもう17年もの歳月が経過したのかと、私的には驚きと共に嬉しいニュースだった。

 

そして本日、7月1日(土)を迎えたが、早朝には、東京都心の上空は雲に覆われ、梅雨らしい鬱陶しい空模様が広がっており、小雨が降っていた。ここ10数年、朝のルーティンとなって久しいモーツァルトのクラシック音楽をBGMに選択し、日経新聞に目を通したが、同紙1面には「香港が英国から中国に返還され20年を迎えた」と。3面には「iPhone発売10年」、そして5面の「5月家計調査」・・・レジャーに関しては「支出増」である一方、衣料・外食に関しては「根強い低価格志向」で、消費はまだら模様だと形容されていた。 

とはいえ、先々月ブログで取り上げた銀座の巨大複合商業施設「銀座シックス」の売り上げは好調のようだ。消費における二極化現象とも言えるが、それはよいことではないのか。

 

ところで、岡田暁生著『恋愛哲学者モーツァルト』のまえがきは、<モーツァルトは「語る」ことが本当に難しい作曲家である>で始まるが、ファッションはとりわけ「語る」ことが比較的易しいそれだと俺は理解している。 

俺のファッション熱は、小学生の頃に目覚めたが、具体的なブランド名を挙げるならば、中学時代にコム・デ・ギャルソンの黒シャツに袖を通し、高校時代にラルフ・ローレンのボタンダウンシャツを愛用し、大学時代にはエンポリオ・アルマーニのジャケットを羽織り、就職活動にはラルフ・ローレンの真面目なネイビースーツで挑み、成人式にはジョルジオ・アルマーニのスーツを身に纏い、それ以降、俺のワードローブはほぼ100%が“MADE IN ITALY”のモノで溢れかえっており、地球上にこれ以上の製品は存在しないとも断言できるが、アルマーニに限らず、メンズファッションにおいて、イタリアを超えるような洗練されたファッションを創出する国は存在しないのが現実だろう。成熟したラグジュアリーブランドの市場でね。

 

付け加えると、俺自身、世界中の大都市を旅したが、最もお洒落な人がいるのは、他でもないイタリアだった。あの独特のお洒落の感覚は生れ育った環境のおかげなのかもしれない。ニューヨークやロンドン、パリにもお洒落で洗練された人はいたが、ミラノの伊達男たちのそれは特別だった。

 

「知識のあるえり抜きの人々」は「表示が控えめな製品、繊細でいて特徴的なスタイル、目立たない高級ブランド」を好むことがわかった。

―ハーバード・ビジネス・レビューのコラム「非顕示的消費に対抗する高級ブランド」より

 

             コラム<ダメリーマンが着ている「スーツ」3つの残念な特徴>         

 

そんな矢先、先日Yahoo!ニュースで目に留まったダイヤモンド・オンラインのコラム“ダメリーマンが着ている「スーツ」3つの残念な特徴”は、メンズファッションに無知な、結婚相談所の(60歳前後と思われる)おばちゃんが書いたそれであり、それについた怒り?のコメントが647件にも上り、その炎上ぶりが殺気に満ちていて面白かった(笑)。先述した日経朝刊の衣料に関する「低価格志向」はさておき、同コラムに対しての、俺の意見をまず述べたい。

 

彼女が書いたコラムはナンセンスだと前置きしておくが、スーツを購入する際・・・「サイズ感が大事」という部分は正しい一方、間違っているのは、「吊るし」のスーツに関しての知識の無さだろう。

 

普通体型であれば、ほとんどの男性は、百貨店をはじめ、セレクトショップ、量販店に並べられた既製服(プレタポルテ)のスーツは良かれ悪かれ似合うはずだ。極端な痩せ型や肥満型でなければ、ね。付け加えるならば、スポーツをやっていて、胸筋や肩回り、そして太ももが異常に発達した方々もまた、既製服の選択は厳しいかもしれない。したがって、彼女が例を挙げた「オーダーメイド」の某仕立て屋のスーツは4万円と異常に安いのが魅力的なのかもしれないが、普通体型の男性が「オーダーメイド」でスーツを仕立てる必要性など全くないのだ。安いオーダーメイドのスーツが一部の男性の間で流行しているようだけれど・・・。

 

安価なスーツを身に纏った成功例は、フランスの若き大統領マクロン氏の格安スーツだろう。参考までに、そのネイビースーツはフランスの「ジョナ シー(JONAS ET CIE」のもので、価格は340ユーロ(約4万1000円)だとWWD紙で紹介されている。付け加えるならば、彼のスタイルの特徴は、そのネイビースーツにナロータイを合わせている点であり、それゆえ、モダンな印象を与える一方で、大統領らしからぬカジュアルテイスト(粋がった印象を与えるかもしれない)のその遊び心がアンバランスゆえ、トゥーマッチなスーツスタイルだとも言えよう。

したがって、サルコジ元フランス大統領のプラダのネイビースーツにネイビータイのスタイルは退屈だった一方で、クラシックで普遍的なそれだったのかもしれない。

ブリオーニを身に纏った元気なベルルスコーニが懐かしい今日この頃だ。 

コラムに話を戻すが、この筆者はスーツをかっこよく着こなすルールのひとつとして、「サイズ感」にフォーカスし、「プレタポルテ(既製服)」ではなく、「安価なオーダーメイド」をお薦めしたまでは理解できるが、後半部分では、ニューヨークの弁護士事務所を舞台にしたアメリカドラマ「SUIT」の中で、エリート弁護士で高収入な主人公が身に纏っているトム・フォード(アメリカ)のスーツを、ビジネスマンにお薦めのスーツだと紹介しているのだ(俺のブログで、5、6年前に取り上げた同ドラマのそれだね)。

 

そして、同ブランドをはじめ、ブリオーニアルマーニラルフ・ローレン等々、4ブランドの名前を挙げ、「自分の目指す収入に合わせて、スーツを選んでみてください」と提案しているのだ。私見だが、ラルフ・ローレンのスーツはないと思うが、同ブランドの最高峰モデルの「パープルレーベル(イタリア製)」であれば、上質の生地に縫製も素晴らしく、1着50万円前後するため、先述した3ブランドと同価格帯になるとはいえ、この価格帯のスーツを日常的に何着も着回すビジネスマンの想定年収は3000万円以上だろうね。それに超高級な・・・シャツ、タイ、靴、バッグ、腕時計、クルマ、住居等々を合わせるとなれば、理想の年収は1億円か!?

 

そう、647件(RT時点)のコメントにも興味本位からすべて目を通したが、ヤフー!のコメント欄に書き込みするくらい、みな暇人なのだろうが、ラルフ・ローレンを除いて、他の3ブランドをすべて所有している人は皆無だと思われ、それぞれのスーツに袖も通したことがない人がブランドイメージや雑誌などで得た知識で書き込んだそれなのだろう。トム・フォードのスーツは悪くはないが、英国調スタイル(チェンジポケットが特徴)で、イタリアのブランドに置き換えると、エルメネジルド・ゼニアと同等(もっと詳しいことも書けるが、長くなるので今回省略する)であり、それ以下でもそれ以上でもない、ただそれだけ。したがって、トム・フォードのスーツが、ブリオーニやキートンのスーツ、ハンドメイドラインのアルマーニより、色んな意味で、上であることは100%ないことは、ファッションに精通している人であれば、容易に理解できるはずだ。

 

結論。この結婚相談所の筆者が書いたコラムは、俺が推測する限り、相談所に来店した男性客のスーツのサイズ感が合っておらず、サイズ感を合わせるため、安価なオーダーメイドの仕立て屋を提案したと思われる。また、プレタポルテのお薦めを4ブランド(すべてラグジュアリーブランド)紹介しているが、電車通勤するビジネスマンが着るそれでないことは明白であり、多くの男性から反感を買ったのだろう。メンズファッションに疎い、その昭和的感覚を除いても、ね。

 

なお、トム・フォード(ブリオーニ)のスーツに、アストン・マーティン(BMW)の組み合わせだと、映画『007』シリーズのジェームズ・ボンドの世界そのものだが、それが理想だとすれば、結婚は無理な話だが、同コラムの筆者はバツ3なんだよね(笑)。

 

白シャツ

 

メンズ・プレシャス最新号の「白シャツ」特集は、とても興味深かったが、すべて知っているブランドばかりで、シャンパン片手に、その歴史や蘊蓄に目を通すその時間はとても楽しかった。

全部は書かないが、スーツスタイルを格上げするドレスシャツ・・・シャルベをはじめ、フライオリアンルイジ・ボレッリバルバターンブル&アッサープラダエルメスの白シャツも取り上げられていたのは愛嬌だろう。

 

帝国ホテルが誇るランドリーの「白シャツを洗う工程」はとても貴重なそれだったし、白シャツの奥に潜むダンディズムの真髄はさておき、究極のシャツ生地<カルロ・リーヴァ」社の社長インタヴュー、ブリオーニのスーツが完成するまでの工程などなど、同雑誌は今回も俺の期待を裏切ることなく、俺のファッションへの想いを掻き立ててくれた。ブリオーニの1着60万円ほどするプレタポルテ(既製服)のスーツが完成するまでには、220工程、そして6000ものハンドステッチを要している、と。なお、同ブランドの工房では、約1000名の職人(うち75%が女性)が働いているそうだ。

 

KENZO

 

最後になるが、同誌に掲載された日本を代表するファッション・デザイナーのひとり<髙田賢三>氏のインタヴュー記事から、意外だった彼の一面を一部抜粋して紹介したい。

 

サンローランのミューズだったルル・ド・ラ・ファレーズとよく遊んでいました。朝4時とか5時まで踊り明かして。だから、イヴのパートナーのピエール・ベルジュが、僕がルルをサンローランから引き抜くじゃないかと警戒していたらしいです。それに、サンローランが、カールの恋人のジャックを好きになってしまって、クラブで彼を捜す姿も見かけましたね。イヴ・サンローラン時代のエディ・スリマンはよかった。クラシックなものを現代的に変える力がありました。ベルルッティも、今度ハイダー・アッカーマンがきたので面白くなるかもしれない。

―髙田賢三

 

 

Have a nice weekend!

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子どもを持とうと真剣に考えたことはなかったし、そのことへのロマンティックな憧れもなかった。エヴァ・メンデスの妊娠は計画したわけじゃなく、自然な流れだった。子どもを持てば人生が変わるよ、なんていうのは古臭い言い草だと思っていたけれど、でも、本当にその通りのことが起こっている。エヴァは理想の母親だし、娘たちも素晴らしい。子どもを見るたびに『立派な両親にならなくては』と思うし、人生の優先順位もおのずと変わってきた。

―ライアン・ゴズリング(雑誌『GQ JAPAN』5月号のインタヴューより)

 

ライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデス

 

 

2004年末にブログを気まぐれに始めてから、今年で早13年目になるが、俺自身、2007年2月に結婚し、翌3月末を最後に、1年間ブログを休止した一方、その翌年にはブログを再開し、現在に至っている。

俺自身、今年が結婚10周年というアニヴァーサリーな年なのかどうかはさておき、先月は1度もブログを更新することなく、4月を迎えた。

ところで、2002年4月にブリトニーズ・スピアーズちゃん(当時20歳)が東京ドームで初来日公演を行い、俺も足を運んだわけだが、あの当時の面影は消えたわけではないが、そんなアメリカのスーパーアイドルは現在35歳(1981年生まれ)となり、2児の母親となった。そしてブリちゃんの15年ぶりとなるジャパンツアー(6月3日・4日/国立代々木競技場第一体育館、6月6日/大阪城ホール)が決定した。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙の3月28日付コラム「ロックの神々の黄昏、その先にあるものは 膨大な売り上げを誇った創生期の「メガスター」たちが相次いで死去、業界の未来は」はとても興味深い内容のそれだった。以下、一部抜粋して紹介したい。

 

米調査会社ニールセンによれば、1991年から現在まで最も多くアルバムを売った上位25組のうち、現在40歳以下なのはブリトニー・スピアーズただ1人だ。一方で25組中19組が50歳以上だという。またWSJが業界誌ポールスターのデータを分析したところ、コンサートの興行収入が最も多かったアーティスト上位100組は、2016年に合計で45億ドル(約4960億円)の売り上げを記録していた。だがこの金額の半分は、50歳以上のアーティストが稼ぎ出したものだ。

 

ロックの終焉の話はさておき、3月下旬、都心の大型書店に立ち寄った際、1980年にカナダで生まれたハリウッドスター<ライアン・ゴズリング>君が表紙を飾った、米コンデナスト社の雑誌『GQ』日本版が目に留まり、同誌を久々に手に取った。その写真は、海外版『GQ』誌の中で昨年すでに目にしたラルフ・ローレンの衣装を身に纏ったライアン・ゴズリングだったのだ。俺にとっては、正にデジャヴだ。

 

ブログ冒頭、同誌のインタヴュー記事から一部抜粋したが、ライアン・ゴズリングの出演作を初めて見たのは、もうかれこれ12年前の2005年頃まで遡るが、それは彼がレイチェル・マクアダムスちゃんと共演した映画『きみに読む物語』(2004年・米)だ。

 

同作品の感想は省くが、ライアン・ゴズリング出演作で、私的に最も記憶に残っているのは寧ろ、マーク・フォースター監督作『ステイ』(2005年・米)だろうか。ユアン・マクレガーが主演を務め、ナオミ・ワッツとも共演を果たした作品なのだが、当時ロン毛のライアン・ゴズリングの身体(からだ)の線が異常に細かったことを鮮明に記憶しており、そして劇中で、トム・ブラウン(今でこそ有名なファッションデザイナーのひとりだが、公開当時では、日本人のほとんどの人は彼の存在を知らなかったはずだ)のスーツが登場するなど、同作品は色んな意味で、当時俺に強烈な印象を残したものだ。デヴィッド・ボウイと、ニューヨークの新星<トム・ブラウン>との出会いもちょうどその頃だろうか。

 

また、2012年4月23日(月)付ブログ“Oh My Love”(テーマ: 映画)では、ライアン・ゴズリング主演作『ドライヴ』に関して、「2011年の第64回カンヌ国際映画祭で、監督賞を受賞したデンマーク人<ニコラス・ウィンディング・レフン>監督作『ドライヴ 』の鑑賞に、劇場まで足を運んだのは、都心で桜が満開の4月上旬頃だった」と当時のブログで綴った。そして今年1月、六本木ヒルズで劇場鑑賞した同監督最新作『ネオン・デーモン』の劇中、エル・ファニングちゃんが身に纏っていた華やかなブルーのドレスはエンポリオ・アルマーニだった。

 

そう、2005年5月のブログでは、1970年にマイアミで生まれたハリウッド女優<エヴァ・メンデス>がウィル・スミスと共演した恋愛映画『最後の恋のはじめ方』(2005年・米)について取り上げたが、エヴァは当時31歳で、現在43歳だ。付け加えるならば、2005年頃にライアンが交際していた、1978年にカナダで生まれたハリウッド女優<レイチェル・マクアダムス>は現在38歳となり、俺も彼女達同様、1970年代生まれの世代なのだが、お互い歳(とし)を重ねたなぁ、と。

 

一方、ライアン・ゴズリング君の恋愛遍歴に興味はないと前置きしておくが、彼はジェイク・ギレンホール君同様、ここ10数年の間で、私的に最も注目していたハリウッドスターのひとりであり、偶然にも、ふたりとも1980年生まれゆえ、今年で37歳なのだが、若手俳優の中ではハリウッドで最も成功した俳優だろう。

今年1月にライアン・ゴズリングと共に来日を果たしたデイミアン・チャゼル監督は、映画『ラ・ラ・ランド』に関して、記者会見の席で「叶う夢もあるが、叶わない夢もある。究極のテーマは、夢を追いかけるということだよ。星に向かって手を伸ばし続けるのは、それ自体が美しいことなんだ」と名言を残したが、先述した2人の俳優は「ラ・ラ・ランド」な世界で夢を叶えたのは確かだろう。

 

そして来週4月8日(土)、ユアン・マクレガーふたたび登場する、1996年に日本でも劇場公開された青春映画『トレインスポッティング』の続編『T2 トレインスポッティング』がいよいよ日本公開だ。また今秋、10月27日(金)には、ライアン・ゴズリングハリソン・フォードが競演した映画『ブレードランナー2049』も公開を控えている。

来月5日(金)から『カフェ・ソサエティ』、12日(金)から『パーソナル・ショッパー』、6月には『フィフティ・シェイズ・ダーカー』、

そして現時点で公開月は未定だが、トム・フォード監督最新作『Nocturnal Animals(原題)』も待機している。なお、同監督最新作に関しては、2015年6月25日(木)付ブログ“Love is”(テーマ: 映画)の中で取り上げたので、興味がある方はどうぞ。

もう1作品、日本公開は未定だが、シャーリーズ・セロン主演作『アトミック・ブロンド』も期待大だ!

 

アルマーニ再編

 

 

ところで、本日のブログのテーマは「ファッション」に決めたが、WWD紙(3月6日号)の「2017-18年秋冬 ミラノ速報」特集号について―。

 

同号では、「LVMHの投資会社<L Catterton Asia(Lカタートン)>が日本に本格進出」「エルメスの妥協なきモノ作り」「2017‐2018秋冬ニューヨークコレクションにおける突然のエレガンス回帰、背景にはアイツの影!? トレンド素材はべルべット&べロア」「ラ・ぺルラが描くブリティッシュガーデン」などなど、久々に面白い話題が揃っていた。付け加えるならば、マイケル・コースのインタヴュー記事も面白かったので、一部抜粋して紹介したい。

今年、正月を京都で過ごした時、若い女性たちがキャメルのコートに黒いインナーを合わせていたのが魅力的だった。そこから着想し、今季のファーストルックを飾ったエディ・キャンベルにはキャメルのコートにブラックシャツを合わせた。

―マイケル・コース

そしてもうひとつ、俺のお気に入りの都市<ニューヨーク>と<ファッション>の関連性について、湯山玲子の著書『クラブカルチャー!』には以下のように説明されているので、一部抜粋して紹介したい。

 

ニューヨークの住人は自分が社会のどの「センス」に属するのかを、まずファッションで示し、口で伝え、他人にコミュニケートする努力を一瞬も欠かすことがない。周囲への目配りこそが彼らの自己主張であり、その気構えや、人に弱みを見せない冷静なありようが、「クール」という、彼らの会話にハンパではない頻度で発せられる単語に集約されている。

―湯山玲子

昨年秋から今冬における俺のファッションは、ジョルジオ・アルマーニのカシミア混のキャメルジャケットに、ロロ・ピアーナのグレーやブラックのカシミア製タートルネックを合わせたり、ジョルジオ・アルマーニのブラックシャツに、ジョルジオ・アルマーニのグレーのカシミアコートを羽織ったりと、いつもと変わらずのスタイルだった。それゆえ、先述したマイケル・コースの意見には共感を覚えたわけだが、以前にも書いたと思うが、彼はワインではなく白ワインを好むように、彼の趣味嗜好や考え方は俺ととてもよく似通っている部分があり、また彼が創造するその「普遍的な洗練美」は、正に俺の好むスタイルそのものなのだ。彼はその外見とは異なり、とてもクールな人物であり、とりわけ彼のインタヴューでの発言は面白い。

前置きが長くなってしまったが、同号で私的に最も驚きだったのが、「アルマーニ再編」のニュースなのだ。何かと言うと、ジョルジオ・アルマーニ・ブランドは現在、

ハリウッドセレブや欧米社交界向け!?のオートクチュールライン<アルマーニ・プリヴェ>(ドレスが数百万円~数千万円)をはじめ、

ファーストライン<ジョルジオ・アルマーニ>(既成スーツが40万円台~/写真上)、

セカンドライン<エンポリオ・アルマーニ>(既成スーツが20万円台~/写真上)、

ディフュージョンライン<アルマーニ・コレツィオーニ>(既成スーツが20万円前後/写真上)、カジュアルライン<アルマーニ・ジーンズ>、エンポリオ・アルマーニのスポーツライン<EA7>、そしてアルマーニ版ファストファッション<アルマーニ・エクスチェンジ>などなど、複数ものブランドを展開しているが、アルマーニの熱心なファンならともかく、ファッションに疎い(興味がない)一般の方々には先述したブランドの違いが分からないのが現状だろう。価格の違いは、素材であるとか、イタリア製なのかインポートなのか、そしてマシーンメイドなのかハンドメイドなのか等々、チェック項目は多岐にわたるが、10代の頃から20数年も飽きることなく、毎シーズンチェックしていると、その違いが歴然と分かるわけだが、トレンドだとか、そのビミョウな違いを楽しむのが、ファッションの醍醐味のひとつなのかもしれない。まずは実際、袖を通してみないと、ね。

 

で、アルマーニブランドはどうなるのか? <アルマーニ・コレツィオーニ>(世界に754店舗)と<アルマーニ・ジーンズ>(世界に880店舗)が「2017-2018秋冬」で終了し、その両ラインが<エンポリオ・アルマーニ>(世界に338店舗)に1本化されることが決定。要は、今後(来年以降)、先述した両ラインの店舗はなくなり、両ラインの流れを組むアイテムはすべてエンポリオ・アルマーニに統合されるということを意味する。したがって、アルマーニ帝国のブランドは再編され、(一般人にはほとんど関係のない)「オートクチュールライン」をはじめ、超高級価格帯の「ジョルジオ・アルマーニ(ファーストライン)」、そして高級価格帯の「エンポリオ・アルマーニ(セカンドライン)」の2つのハイブランドを中心に今後展開されるようだ。また、先述したハイブランドとは対照的に若者向けの超低価格帯のファストファッション「アルマーニ・エクスチェンジ」(世界に238店舗)も引き続き、世界展開される。大まかに分類すると、3ブランドだろう。

 

デニム

 

 

ところで、『GQ』5月号の43頁に、春のデニム事情として、<トレンドキーワードを抑えたい。この春は「ブリーチ」「スキニー」「カラー」の3本柱>だと紹介されていた。デニムは学生時代を除けば、今の年齢まで履いたことが一度もなかったが、ジョルジオ・アルマーニトム・フォードディオール・オムサンローランディースクエアード等々、色々試着した挙句、先述した中からホワイトジーンズを今年海外で2着購入した。ジーンズはここ20数年間、スルーしてきたアイテムだったゆえ、価格推移が正直全く分からないのだが、ジーンズ1着が当時10万円前後もしたのか甚だ疑問である一方、都心でいただけるグラスシャンパン1杯の価格推移に限れば、日常的にいただいているゆえ、誰よりも詳しいつもりだ。洗練されたファッション然り、美味しいシャンパン然り、それらは人生に豊かさをもたらし、人々をとても幸せな気分にさせてくれるから素敵だ。

 

価格の話題でふと思い出したのだが、先日、雑誌『ワイナート』で「モンラッシェ」が特集された2008年11月号を読み返した際、最後の頁の「価格論とは幸福論なのか?」と題したコラムが、先述したジーンズのそれと少しばかり重なったので、一部抜粋して紹介したい。

 

価格とは心理学なのだ。「幸福感」の対価たる「金額」に「お値打ち感」を感じうるなら、お店はお客に二重の「幸福感」を提供しうるのだ。ところがこのところ、高級ワインの暴騰や、価格戦略を巡る飲食企業の迷走を見るにつけ、天を仰ぎたい気分になる。

 

「そこにはあるのかい?」

 

価格論とはあるいは幸福論か。幸福をゆがめる罪は重い。

―コラム「ワイン・エコノミクス講座」より

俺自身、ファッションのスタイルは、学生時代も今もほとんど変わらないが、ラッキー・ブルー・スミスくん(写真: 上)が身に纏っているような、シャツ(9割はアルマーニ、その他はトム・フォードグッチドルチェ&ガッバーナバルバ他)にパンツを組み合わせるのがほとんどで、それにジャケット(9割はアルマーニ)を羽織るスタイルが定番となって久しいが、俺は胸元のボタンは3つも4つも外さないよ(笑)。秋冬だとカシミアやフランネル、ヴェルヴェット素材のジャケットにシャツまたはニット、春夏だと麻素材のジャケットにVネックニットやVネックTシャツ、そして麻のシャツなどを組み合わせるのが俺の永年のスタイルだ。若い頃と何が違うのかといえば、ブランドの流行などはどうでもよくて、各ブランド毎の上質な素材に関して、こだわりがいっそう強くなったような気がしてならない。敢えて書くなら、ブランドの諸事情はさておき、俺自身、トム・フォードブルネロ・クチネリのアパレル製品の価格設定は2割ほど高い(他にもたくさんある 笑)と感じている一方、グッチルイ・ヴィトンの革製品の価格帯はとても適正だと感心している今日この頃だ。後者の製品には「お値打ち感」を感じ得るとも言えよう。

例えば、足元がスキニーなホワイトデニムであれば、ジミー・チュウクリスチャン・ルブタンジュゼッペ・ザノッティサンローラン等々のハイカットレザースニーカー(黒)を合わせるのが今の気分なのか、それともベルルッティコルテなどの超高級紳士靴のローファーを合わせるのがオトナの粋なのか、それは好みの問題だろう。そう、学生時代や20代前半の若かりし頃は、海外で毎年購入したフェラガモグッチのローファーにデニムをよく組み合わせたものだが、グッチ時代のトム・フォードのスタイルを振り返ると、あの時代のそれがとても懐かしい今日この頃だ。

 

マイアミ・オープン

 

 

話は変わるが、今年のマイアミ・オープンは、自己主張が強いイタリアンブランド<ハイドロゲン>を身に纏った伊達男<ファビオ・フォニーニ>君のプレーが私的に記憶に残った一方、

錦織くんは残念な結果に終わったが、

毎年この時期には、超高級ヘッドフォンを耳に装着し、同大会をラナ・デル・レイ(またはジャック・ジョンソン)の音楽を大音量で流しながら、早朝テレビ観戦&ツイートしている。

したがって、まだまだ寒い東京のこの時期に、意識だけマイアミにトリップしたような、近年のこのスタイルに不思議と快感を覚えているのだ(笑)。

最後になるが、先日、ファッションピープルの女の子たちとゴッセのシャンパン片手に会食しながら、俺が<アレッサンドロ・デラクア>と<アレッサンドロ・サルトリ>について話していた際、何か話が嚙み合わないなぁと思っていたら、ある若い女の子が頭の中で思い描いていたファッションデザイナーが<アレッサンドラ・ファッキネッティ>その人だったというオチ。

とはいえ、俺がベルルッティの新作靴とブリオーニの春夏ジャケットの魅力ついて話していた矢先のそれだったのだが、ファッキネッティというその懐かしい名前を耳にした瞬間、トム・フォードがディレクションしていたセクシーだった頃のグッチ・ファッションと、その当時の甘い記憶を呼び覚ましてくれた、あの忘れかけていた記憶を、ね。

結論、いくつになってもファッション選びは楽しくて、その日のファッションのスタイルで気分が変わるのも確かだし、自己満足だとはいえ、これからも幸せな気持ちにしてくれる素敵なファッションを身に纏いたい。なぜなら、人生は短いから。

 

そして今、時計の針は、4月1日(土)の26時25分を回った。

 

 

 

Spring goes sexy.

Have a nice weekend!

 

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どの花も実を結ぼうとする。

どの朝も夕暮れになろうとする。

変転と時の流れのほかに

永遠なものはこの世にはない。

―ヘルマン・ヘッセ

 

9月の始まりと終わり

 

秋のはじまり」と前回のブログで綴り、ロバート・グラスパーフランク・オーシャンについて触れたばかりだが、今月の東京は、秋の到来を知らせるかのように、すっかり恒例となった・・・今年で15回目を迎えたジャズの祭典「東京JAZZ」をはじめ、2009年からNYでスタートしたヴォーグ主催ファッションの祭典「 FASHION’S NIGHT OUT」などなどイヴェント続きだったが、鬱陶しい台風や雨続きのここ東京都心に、いつ秋晴れが訪れるのかと思いきや、早いものでもう9月も終わりに近づいてきた。

 

六本木7-7-7

この道はいつか来た道

 

今月16日(金)、セレクトショップ(スペシャリティストア)「バーニーズ・ニューヨーク六本木店が、東京ミッドタウン前にオープンした。80年代末頃から、毎年ニューヨークに足を運ぶ度、立ち寄っていた高級セレクトショップ「BARNEYS NEW YORK」が、ここ東京に初出店した場所は新宿であり、今から26年前の1990年まで遡る。91年のバブル崩壊後、日本の失われた時代が続き、21世紀に入り、ようやく2004年の銀座店、そして2016年の六本木店開業へと続くのだ。

 

そんなどこか懐かしい、最先端とはもう言えない、ニューヨークのそれとは全く!?異なる、日本のバーニーズが今回開業先に選んだ場所は、私的には「この道はいつか来た道」の近くであり、大学時代に夜な夜な遊んでいた六本木の、裏道に続く7丁目7-7だったのだ。東京ミッドタウン側の表通りがメインエントランスになっているが、その反対側の狭い裏通りに面した同ビルには、アメリカ西海岸発のサードウェーブコーヒー「ブルーボトルコーヒー」が出店している。かつて、その通りには、焼肉の「叙々苑」(六本木7-12-2)があり、そして私的によく足を運んだエンターテイメントレストラン&クラブ「TATOU TOKYO (タトゥー東京)」(六本木7-6-2 )へと続く裏通りだったのだが、前者は今春移転のため、後者は随分昔に、それぞれ閉店している。それゆえ、この裏通りは、俺にとって「この道はいつか来た道」であり、生涯忘れることはないであろう遊び場のひとつだったのだ。改めて、時の流れを感じさせる。

 

そんな場所に、バーニーズ・ニューヨークが出店するなんて、26年前には想像もできなかったそれなのだが、それは、六本木という“”のイメージが強かった(或る意味、ディスコなどのナイトクラブ以外に何もなかったに等しい)エリアに、六本木ヒルズ(グランドハイアットホテル)、東京ミッドタウン(リッツカールトンホテル)、国立新美術館というトライアングル地帯が完成したことにより、家族でも訪れることができる、昼間でも足を運べる安全な場所に変容したことを意味するのだ。百貨店がない同エリアで、国内の大企業や外資系企業の誘致に成功し、外国人富裕層の囲い込みにも成功し、高級ファッションといえば、今もなお「銀座」もしくは「表参道・南青山」のイメージだとはいえ、それをカヴァーできるほどの高級ブランドが集まる“ファッション”エリアへと変貌したとも言えよう。

 

そう、今年1月17日(日)付ブログ“Hot tramp, I love you so!”(テーマ: デヴィッド・ボウイ)で取り上げた『ダリ展』が、今月14日(水)から、六本木の国立新美術館で開催中だが、先述したバーニーズ・ニューヨーク六本木店から続く道を歩いていけば、同美術館に辿り着くのだ。なお、サルヴァドール・ダリは、デヴィッド・ボウイと親交があったスペインの画家だ。

 

デヴィッド・ボウイを一言で形容するならば、例えば「変化」「変容」「進化」する人が的を射ていると思われるが、港区六本木は、ここ30年ほどの間で、TOKYOで、最も変化した、進化した、変容した場所に他ならない。昔からキャバクラが乱立する場所の向かいに、大企業が多数入居している東京ミッドタウンのオフィス棟が存在しているのは、或る意味、とても感慨深い(笑)。大企業や外資系企業が集まる、日本の心臓部にあたる、千代田区丸の内(三菱の村)や中央区日本橋(金融街)、そして新宿区西新宿(都庁や多数の超高層オフィスビル街)では考えられない光景なのも確かだろう。したがって、先述したようなことから、混沌とした街、それが港区六本木の魅力のひとつなのかもしれない。アメリカ大使館の住所は、東京ミッドタウン同様、「港区赤坂」だが、そこは六本木の目と鼻の先だ。結論、長い間、ファッションとは無縁だった土地が、“ファッション”化したのだ。

 

「ブルー」

ベルルッティ

ガジアーノ&ガーリング

 

世界中で、「音楽の秋」「ファッション(オシャレ)の秋」「映画の秋」「芸術の秋」をイメージさせるイヴェントが開催されているが、ミラノでは去る23日、ジョルジオ・アルマーニ2017年春夏コレクションが発表されたばかりだが、同ショーで記憶に残ったのは、女性モデルたちが身に纏ったアルマーニの美しいブルーの衣装だった。ブルー、ブルー、ブルー。なお、ボウイの名曲“Sound and Vision”(1977年)の歌詞に登場するのは、“Blue, blue, electric blue”だ。

 

一方、(NYファッション界の新星)トム・ブラウンの登場以降、近年、グレーばかりが目立つようになって久しい(デヴィッド・ボウイが生前、いち早く身に纏ったのがトム・ブラウンのスーツであり、彼が公の前に登場することになった最後の衣装もトム・ブラウンのグレーのスーツだった)とはいえ、オン・ビジネス以外で、俺のワードローブに取り入れた色は「ブルー」だったのだが、昨年ニューヨークのオフブロードウェイで公演された(デヴィッド・ボウイの音楽で構成された)舞台『Lazarus(ラザロ)』に登場した女性たちの髪の毛とドレスは共に「ブルー」だった。

 

誤解のないように付け加えておくと、それは“アルマーニブルー”と言われるそれではなく、アルマーニの中心カラーは、古くはベージュ(クレージュ)であったり、ブラックであったり、ネイビーであったり、ダークブルーだが、昨年頃から俺が遊びで取り入れている色が、(冒険とまでは言わないが)「ブルー」なのだ。例えば、それは、シューズ(ベルルッティやガジアーノ&ガーリング)とトートバッグ(某イタリアブランド)なのだが、正確には、それは晴れた空の色ではなく、ダークブルーに近いのかなぁ・・・したがって、その色は、ブラックでもなく、ネイビーとも異なる、ブルーなのだ。

 

オレンジ

エルメス

ヴァレクストラ

 

ブルー以外のカラーでは、小物類(財布、小銭入れ、キーケース、名刺入れ)に関しては「オレンジ」のそれを新たに購入し、現在愛用しているが、それはエルメスとヴァレクストラの革製品だ。カラーで遊べるのは、それくらいのアイテムだけなのかな。ヴァレクストラといえば、「ホワイト」がシグネチャーカラーだが、オレンジ(2種類あり)もオススメのカラーだ。

 

ブラックネイビーグレー

モンクレール

モンクレール・ガム・ブルー

トム・ブラウンのグレー

ヘルノのダークブルー

ジョルジオ・アルマーニ

トム・フォード

 

付け加えるならば、週末用、自宅用、スポーツジムに出掛ける時用に、モンクレールガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)トム・ブラウンのスエットパンツやシューズも何点か購入した。とはいえ、両ブランドの野暮ったいダウンジャケットは購入していないので、あしからず。

そもそもダウンジャケットやダウンベストそのものが俺の趣味ではないのだが、イタリアの「ヘルノ(HERNO)」のカシミア素材のパデッド・レインコート(ダークブルー: 写真上)は、阪急メンズ東京で試しに一度羽織ってみたが、週末用には良い選択だと思う。価格もお手頃だし、ね。

 

10代の頃から、イタリアンブランドを愛用し始めてから現在に至るまで、ブラックを中心に、ネイビー、ダークブルーなどなどダークカラーを中心に、スーツをはじめ、パンツ、シャツ(白シャツは除く)、ニットを着回してきたが、2000年以降はグレーも、俺のワードローブの3割ほどを占めるほどになり、お気に入りカラーになったのは確かだろうか。基本的に、ジョルジオ・アルマーニのスーツには、(タイ着用時には)極上の白シャツしか合わせない主義だが、ノータイ時はブラックかネイビーのシャツのいずれかだ、ね。 

今月30日から来月初旬にかけて、全国のジョルジオ・アルマーニのブティックにおいて、オーダー会「MADE TO MEASURE」が開催されるが、グレーのピンストライプスーツは、上品で、洗練されており、オトナのスタイルが好みであれば、オススメのそれだ。私見だが、同スーツに、ストライプのシャツはくど過ぎるので、極上の白シャツを選び、ネイビーシルクタイもしくはカシミアタイ(オススメ!)を合わせるのがベストだろう、ね。

 

分かりやすいように言えば、先述したようなスタイルは、レオナルド・ディカプリオをはじめ、ジョージ・クルーニー、トム・クルーズ、ブラッド・ピットなどなどが、新作映画のプレミアの席で身に纏っているそれと同じだとも言える。が、先日離婚したブラッド・ピットの近年のそれはトム・フォードのスーツが多いようで、あの英国調スタイルは俺の趣味ではない。とはいえ、昨年トム・フォードで購入したブラックのカシミアコートは、ジョルジオ・アルマーニのカシミアコートに負けず劣らずの極上のそれだった。

 

メタリカ for ブリオーニ

 

ところで、数年前から、定期的に足を運んでいた深夜まで営業していたレストランのウェイトレスが昨年、彼女の通う有名大学卒業&就職に伴い、同レストランのアルバイトを辞めたのだが、彼女のことを今でも覚えている理由は、俺がブルーノート東京に足を運んだ後、同レストランで、彼女から「今日はどこに行かれていたんですか?」と訊かれた際、俺が彼女に「普段、どんな音楽聴いてるの?」と逆質問し、俺が予想だにしなかった答えを彼女が口にしたからだ。

 

彼女が普段からよく聴いていた音楽とは、米西海岸発のへヴィメタルバンド「メタリカ」だったのだ。その時、「えっ?」と聞き返したことを今でも鮮明に覚えているが、彼女曰く、「お兄ちゃんの影響です」と。

 

あれから1年半以上が経過したが、俺の人生で、彼らのアルバムを聴いたことも、ライヴに足を運んだことも、一度もないが、そんな彼らをブランドの広告に今夏起用したのが、イタリアの高級ブランド「BRIONI(ブリオーニ)」なのだ。悪意はないと前置きしておくが、デヴィッド・ボウイの知的なファンが「ブリオーニ」を身に纏うことがあっても、メタリカのファンが「ブリオーニ」を身に纏うことなど到底考えられないことだが、それがブリオーニの狙いでもあり、究極のサプライズなのだろう。ブリオーニの顧客ターゲットは、ジョルジオ・アルマーニ同様、年収3000万円以上だと思われるが、スーツ1着が50万以上することも付け加えておきたい。俺の記憶が間違っていなければ、ジョルジオ・アルマーニのスーツは、既製服であれば95万円が最高峰で、オーダーであれば、スーパー250の生地を選べば、1着441万円だったと記憶している。イタリア製の高級生地の取り扱いは、現在では世界一で、エルメネジルド・ゼニアの上をいくように、時代は変わったのだ。 

そう、ツイッターで、「アルマーニ」と入力し、検索をかけると、日本の学生やフリーターと思われるごくごく一部の若者たちが、ツイートしているのをよく見かけるが、エンポリオ・アルマーニのスイス製ではない時計であれば、10万円以内で購入できるが、同ラインのスーツの中心価格帯は20万円台なので、とてもとても彼らに手が届くブランドでないのは確かだろう。

顧客ターゲットは、年収1000万円くらいを想定していると思われるが、月の手取りを12か月で均等に割れば、66万円くらいだが、家賃、生活費などを差し引いて、残ったそれで購入できるアルマーニのラインが、セカンドライン「EMPORIO ARMANI(エンポリオ・アルマーニ)」や、それよりもお手頃な価格帯のビジネス向けディフュージョンライン「ARMANI COLLEZIONI (アルマーニ・コレツィオーニ)」だろう。

 

最後になるが、今夜はロバート・グラスパーのニューアルバムをBGMに、タリスカー18年をオン・ザ・ロックでバカラのマッセナグラスでいただいたが、今季のイタリアンブランドに目を向けると、現在店頭に並んでいるグッチの2016年秋冬コレクションは、バーバリーを彷彿させるそれで興味深かった(俺の趣味ではない)が、最近俺の興味がなくなったのがプラダであり、ドルチェ&ガッバーナは変わらず(若者向き)、ブリオーニやキートンは上質で変わらずに素晴らしい(俺の好みのスタイルではない)が、私的に一番“進化”したと思うのが、他でもない「エンポリオ・アルマーニ」だろう。従来のそれとは異なり、スーツはジョルジオ・アルマーニ並みの上質な素材使いが特徴であり、その違いは店頭でなくとも、アルマーニのオンラインショッピングサイトでも確認できるはずだ。

 

 

俺の中で“ファッション”熱が再燃か―。俺は変わらず、アルマーニを着る。ところで、カルヴィン・ハリス君、永遠なもの()はこの世にはない、だろ?

 

Have a wonderful night!

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フレデリック・ドゥ・
Hは37歳です。背が高く、ブラウンヘアーで、さめきった目をし、破滅的性格の彼は、ある一定のジャンルの女性に対して成功を収めています。それはブルジョワ女性に対してです。口やかましい審美眼を持つ、この悔い改めることなき誘惑者は、彼の魅力ともいえる皮肉まじりの口調で、こう語ります。

 

ブルジョワ女はお菓子と同じ。甘くて香りが良くて、ウンザリするまで食べても、ほどよく消化するんです。軽くて、記憶にも残らない。一人を覚えておくためには、何十人も味わわねばならないんです。おそらく、僕の記憶力が悪いせいなのかもしれないけれど。16歳の頃から、身をかがめさえすれば女たちは簡単に手に入りました。僕がうぬぼれで言っていると、思わないでほしい。

 

僕はブルジョワ女を大きく3つのカテゴリーに分けています。独身者、既婚者、離婚者。

 

独身者については、18歳から24歳までの女性には、ぞっとさせられます。何も知らないんですから。彼女たちには、一から教えなくてはならない。そして彼女たちは天国を垣間見る前に、まるで僕がこの世で最後の男性かのように、しがみついてきますよ。

 

結婚している女性はもっと面白いですし、ずっとセクシー。それに控えめですよ。彼女たちにとって、生活を壊すことは問題外。彼女たちは、全く罰をうけずに、“羽目を外したい”だけなのです。なかには、確かに火遊びのすぎる女性もいます。

 

離婚した女性というのは、これまた別の話です。たくさんの離婚女性と知り合いました。彼女たちもしがみついてはくるけれど、独身女性とやり方はまた違います。彼女たちは、もっと悲劇的で感動的な何かを持ってるんです。僕は彼女たちの壊れやすさを大いにもてあそびました。彼女たちが他の女性と比べて寛大なのは、きっと人生をやり直すことに絶望的だからだろうね。

 

僕が付き合った全ての女性のうち、3分の1は途方に暮れていて、そのうちの半分は官能さに欠けていました。でもそれ以外は、今日のブルジョワ女性というのは、例外を除いて皆、夫を裏切る用意ができていると、僕は保証しますよ。あとはチャンスの問題だけ。僕から愛好家へのアドヴァイスですけれど」。

ヴァレリー・アノテル、マリー・ロール・ドゥ・レオタール

私たち、ブルジョワ(原題: Nous, les bourgeoises)』より

 

歴史的な

 

シャンパンの宴が続いた2015年師走の、あの慌ただしくも楽しかった、或る意味、少しばかりの退廃的な日々が過ぎ去った一方、ここ数年の年末年始の過ごし方は、いつものように、都心の某外資系ラグジュアリーホテルのスイートルームで過ごし、新年の朝を静かに迎えた。

 

そう、2015年12月13日(日)にブログ“Winter is coming?”を更新後、ニューヨークでは同日としては観測史上最高気温17.8℃を記録し、そしてクリスマス・イヴを迎えたニューヨーク・セントラルパークの正午時点における気温は22.2℃まで上昇し、例年のホワイト・クリスマスは何処へやら、春のようなポカポカ陽気に包まれたようだ。そこまで気温が上がると、ファッションに気を遣う一部のお洒落なニューヨーカーたちも、日常的な服選びが大変なはずだ。要は、エルニーニョ現象の影響で、過去記憶にないような、歴史的な暖冬が続いているのは確かなのだ。とはいえ、ここ最近の東京都心の気候は、本来の冬に近づいたようにも思えるが、まだ“寒い”とは感じないというのが本音だろうか。

 

ところで、このブログを、気まぐれにスタートしたのが2004年末頃だったろうか、ブログ開設から今年で12年目を迎えるが、人に例えるならば、当時小学1年生だった子供が、今年高校3年生にまで成長したという、長い時間の流れを改めて感じさせる今日この頃でもあるが、俺もそれだけ年齢(とし)を重ねたというのは確かであり、当時18歳だった女子大生の読者が今年30歳に、また当時28歳だったOLの読者が今年40歳なのだから、気まぐれにスタートさせたブログだとはいえ、「気まぐれ」と「情熱」のどちらが長続きするのかは知らないが、色んな意味で、人生は旅のようでもあり、時には素敵で、そして時には退屈で、そしていつも不思議な魅力に溢れている。いつまで続けられるだろうか?

 

Gaziano & Girling(ガジアーノ&ガーリング)

 

  
新年の装いは、ニューヨークの本店で購入したトム・フォードの黒シャツに、ニューヨークのバーグドルフ・グッドマンで購入したジョルジオ・アルマーニのパンツを合わせ、左手首にはブランパンのフィフティ・ファゾムス。アウターは、数年前のロンドンで購入した英国を代表するアクアスキュータムのカシミアコート(キャメルカラー)を久々に羽織り、首元にはグッチのグレーのミンクストールを、そして足元には数年前のロンドンで購入した英国のガジアーノ
&ガーリングの艶靴を選択した。

  
最近の買い物はもっぱら靴ばかりで、昨年の11月及び12月に購入した高級靴は7足にも及ぶ一方、他のアイテムはトートバッグ(ブランド名はあえて省略)を1つ購入したのみだ。尚、写真を撮って、昔のように、ブログでUPするようなことはしないのであしからず。

  
靴に関してだが、かつてフェラガモ(高校時代~)をはじめ、ジョルジオ・アルマーニプラダグッチ、そしてサントーニア・テストーニ他のイタリア靴を永年愛用してきた俺だったが、近年はフランス靴ベルルッティ」と英国靴ガジアーノ&ガーリング」の両ブランドの、艶っぽく、セクシーで、美しい靴がとりわけお気に入りなのだ。今後、ロンドン旅行を予定の方には、メイフェア地区のサヴィル・ロウに位置するガジアーノ&ガーリング本店をオススメしたい。
  
ガジアーノ&ガーリングの世界観を知りたい方は、同ブランドのインスタグラム
UPされた↑、職人技が見事な、その圧倒的に美しすぎる靴の写真の数々をチェックしてみて!

 

2016年、GQが注目する23人のたち

 

年末年始に、シャンパン片手に、昨秋リリースされたマーク・ジュリアナのアルバム2枚をBGMに、ホテルの一室で、雑誌『GQ JAPAN』(2月号/12月24日発売)と、ブログ冒頭で引用した『私たち、ブルジョワ』に目を通した際、昨年末のクリスマス・パーティの席で、友人が口にしたクリスマス・イヴの日経新聞朝刊の社説春秋」のそれがふと頭をよぎったので、以下一部抜粋して紹介したい。

 

バブルのころ読んだマンガに、こんな場面があった。大勢の若いカップルが高級レストランでディナーを楽しんで、その後シティーホテルに泊まる。女性が「どうして毎年こうするの」と聞くと、男性は「さぁ、よく知らないけど、12月24日はそういう決まりだから」。

 

日本でのクリスマスの盛り上がりにそもそも宗教的な意味合いは薄いけれど、バブル期にはそれが極まった。都心のホテルやレストランは半年も前から予約で埋まり、彼氏は高価な指輪やイヤリングを彼女に贈らなければならない。イヴまでに何とかデートの相手を、と焦りを募らせた当時の若者もおられるのではないか。

 

バブル期は消滅し、震災なども経験して、クリスマスイヴの景色はずいぶん変わった。1人で過ごすクリスマスを、若い世代は「クリぼっち」と呼ぶそうだ。「独りぼっち」にかけた言葉である。皆で盛り上がる場にいないことを恐れているようにも聞こえるが、読書ぼっち映画ぼっちのイヴだって悪くない。一人静かに過ごし、家族への感謝の気持ちを胸に一日を終える。それだけでもう特別な夜になる。

 

新年を迎えた今、昨年末の話をするのもどうかと思うが、クリスマス・パーティに招待されたある夜、1時間ほどお邪魔させていただいたのだが、あるタワーマンションの都心を見渡せる、超高層階のリビングには、20数名が集っていたのだろうか。中には初めてお会いする方もいたが、皆クリスマスらしい装いで、フォーマルな装いのパーティだったが、仮装パーティか七五三かと思えるような若い女の子のファッションも数名目に留まった一方、何色のドレスだったのかはもう憶えていないが、ネイビー(正確にはブルー・ノワール?)カラーのミンク素材のストールが首元から胸元をお洒落に飾っていた40代!?だと思われるある女性のファッションはとりわけ洗練されていた。あれが、エルメスのマキシ・ツイリーだったのかそうでないのかは知らないが、或る意味、退屈なパーティの一場面で目に留まった特別なアイテムだったとはいえ、それはペリエ・ジュエ・ベル・エポックシャンパン片手に、日経新聞朝刊の社説にもあるような“バブル”期を感じ得た瞬間だったのだろう、きっと。付け加えるならば、俺自身、かなり酔っていたのかもしれない。

 

雑誌『GQ』の話題に戻すが、クリスマスにおける人それぞれの「特別な夜」の話はさておき、同誌で取り上げられた23人の美女それぞれに、心ときめかなかったのは俺だけだろうか(笑)。日本人も14組紹介されていたが、バブル期と比べ、クリスマスイヴの景色がずいぶん変わったように、同誌で取り上げられた日本人の女の子たちの写真を眺めていると、俺が年齢(とし)を取り過ぎたのか(注: まだ40歳に近い40代だけれど)、或いは俺の趣味ではないからだろうか、俺の欲望をかきたてるような女の子は見つからなかった、ただそれだけ。とはいえ、実際に会ったら、雑誌の修正された!?写真とは対照的に、良い方向に、そのイメージは変わるかもしれない。

 

クリスマス・パーティとは別に、昨年12月、ある忘年会の席で、20代前半の若い女の子と話す機会があったのだが、洋画の話で少しばかり盛り上がり、その後、俺が知らない邦画(基本的に興味がないので、邦画に関しては俺自身無知なのだ)について延々と話すので、しばし耳を傾けたが、彼女が面白かったという邦画作品のタイトルすべてを今ではもう憶えていないが、そのタイトルがとりわけ印象的だった・・・壇蜜主演作『私の奴隷になりなさい』と本山なみ主演作『うそつきパラドクス』の両作品を先日、動画配信ネットチャンネルで好奇心から初めて視聴したのだ。あえて感想は書かないが、色んな意味で、洋画の刺激に慣れ過ぎてしまった俺には、その世界観はさておき、そのあまりにも凡庸すぎる、大学生の映画サークルが制作したようなそれにしか見えなかった、ただそれだけ。退屈で、ついつい早送りしながら視聴したことは言うまでもないが、悪意はないのであしからず。

 

シャルロット・ルボン

 

 
最後になるが、アメリカ大統領選の行方はさておき、昨年ファッションピープルの女の子たちとの忘年会の席で、映画『サンローラン』の話題に触れた際、一昨年公開された映画『イヴ・サンローラン』に出演したカナダ人女優・・・「シャルロット・ルボンはタイプでしょ?」と訊かれ、10数年も付き合いがある飲み仲間だと、俺のタイプが感覚的に分かるものだと思った瞬間だったが、とりわけ同作品に映し出されていた彼女は、“
absolutely gorgeous”な存在だったのは確かだろう。

 

名前に何があるの?

私たちがバラと呼んでいるものは、

それを他のどんな名で呼んでも、甘く香る。

―ウィリアム・シェイクスピア

 

Happy 2016!

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歴史があることは素晴らしい。けれども、だからといって無敵ではない。経済的または戦略的な不幸から、かつての栄光に影を落とした歴史あるメディアブランドが無数にあるのだ。不景気は巨大メディアブランドの慢心を変える。不安定な時代には、人々は親しみのあるものに頼るのだ。成功するブランドとは、一貫しているものです。

―マーク・タンゲート(イギリス人ジャーナリスト)

 

の終わりとの始まり

 

が深まってきた。11月が始まった頃は雲ひとつない秋晴れが続き、11月6日(金)にブログを更新したものの、早いものであれから10日ほどが経過した。前回のブログでは、ヘルマン・ヘッセの「秋のが灰色の森の中をかき乱した」を引用したが、同週末の日曜日は、小が降る銀座でランチをいただき、ショッピングから帰宅後、それについていくつかツイートした。

 

が降る東京都心の日曜日夕方、超高層階に位置する自宅リビングで、ソニーの大画面TVのチャンネルFOXムーヴィーに合わせると、ジョン・トラボルタ主演作『パリより愛をこめて』(2010年・仏)が、翌月曜日の早朝には、シドニー・ポラック監督作『雨のニューオーリンズ』(1965年・米)が放映されていたことを未だ鮮明に記憶している。そして新しい週を迎えた都心の天気は、それまでの秋晴れが嘘のように、小の日が続いたのだ。

 
俺自身、この10日間もまた会食の日々が続いたとはいえ、各々の記憶は鮮明に残っているが、そんな先週末に起こったパリ同時多発テロについて、ここで言及するつもりはないが、G20が「テロと戦う」特別声明を表明し、トルコ大統領が「全人類に対する容認することのできない侮辱」と強く非難し、トルコで開催された同首脳会議は閉幕した。

 

クラリッジスのクリスマスツリー

 

最近の東京都心の気温は20度前後で推移しているゆえ、まだカシミアコートも必要なく、本格的なの到来はまだまだ先だと思われるが、ロンドンのメイフェアに位置する老舗高級ホテル「Claridge's(クラリッジス)」の、恒例となったクリスマスツリーが16日(現地時間)にお披露目された。同ホテルの、世界的にも有名なこのクリスマスツリーに関しては、以前のブログでも毎年のように取り上げているが、私的にベストだと思ったのは、ジョン・ガリアーノのデザインによるそれだが、2009年12月8日()付ブログ “Maison Hermes Window Display by Tokujin Yoshioka”の中で取り上げたので、興味がある方はどうぞ。

 
そんな世界が注目するクリスマスツリーを今年デザインしたのが、10月17日()付ブログ“Go forward into the future”の中で取り上げた英国の老舗ブランド『バーバリー』社の現CCOCEOである<クリストファー・ベイリー>その人であり、同ブランドの新宿新旗艦店を記念し、彼は10月に来日を果たしたばかりだが、そのニュースは、俺に限らずとも、ファッションに興味がある方にとっては記憶に新しいはずだ。

 

そう、10月のブログで、<バーバリーのアイテムを何ひとつ所有していない、同ブランドに全く関心のなかった俺が、同ブランドに目を向け始めたのは、バーバリーの最高峰ラインでありコレクションラインである「進化するバーバリー」こと「Burberry Prorsum(バーバリー・プローサム)」が世に登場して以降だろうか。同ブランドのデザイナーを務めるクリストファー・ベイリーについて補足すると、彼は他でもないトム・フォード・チルドレン(トム・フォードの下で、1996年から2001年までの5年間、グッチのウィメンズのデザイナーを務めた)のひとりであり、俺同様、音楽をこよなく愛する男なのだ>と記したばかりだったが、

 

周知のとおり、WWDサイトによる11月5日付の「バーバリーが3コレクションを1レーベルに統合」というニュースは、私的には衝撃的で、訳の分からない、そして俺を再びバーバリーから遠ざけるそれだったとも言えよう(笑)。そこには次のように説明されていた。

 

バーバリーは、「バーバリー プローサム」「バーバリー ロンドン」「バーバリー ブリット」の3つのコレクションを「バーバリー」レーベルに統合する。理由について、クリストファー・ベイリー=バーバリー・チーフ・クリエイティブ兼エグゼクティブ・オフィサーは、「ブランドの一貫性を図るためだ」と語った。「バーバリー」は2016年夏から店頭に並ぶ予定で、ブランドの統合は同年末までに完了させる。

 

したがって、「進化するバーバリー」こと『Burberry Prorsum』のブランド名はこの世から消え、今後はすべて「Burberry」レーベルに統一されるのだ。このニュースは、もう永久に、俺に「バーバリーよ、さよなら」と言わせる、そんな決定的なお別れになったような気がしてならない。そもそも、イタリア発のファッションブランドMade in Italy)をこよなく愛する俺にとって、英国発のファッションブランドには全く興味がなかったとはいえ、デヴィッド・ボウイがツアー衣装にマックィーンのそれを採用するなど、かつてボウイが身に纏ったという理由だけで、(以前にも何度か取り上げた)故・英国人デザイナー<アレキサンダー・マックィーン>のファッションに興味をもっていた時期があったというのは事実だ。そしてブランドとは?

 

今ふと思い出したが、俺のお気に入り画家のひとり<ジャクソン・ポロック>は、次のような名言を残している。

 

私はイメージを破壊することを怖れない。

なぜなら絵画はそれ自身の命を持っているからだ。

―ジャクソン・ポロック

 

付け加えるならば、ブランドを定義する際、ダリル・トラヴィスの言葉を借りれば、ブランドとは「本来備わっている価値を示す暗黙の了解である」「期待に応えることである」「顧客との品質保証契約である」「暗黙の保証書である」「誠実さの標章である」「評判である」などなど、高価格でも顧客の心を掴むことを可能にしているのだ。

 

アルマーニ自伝

 

現在、アルマーニ銀座タワー1Fにおいて、アルマーニ社創立40周年を記念したアルマーニの自叙伝(伊・リッツォーリ社より刊行)が部数限定で販売されている(アルマーニの40年に及ぶファッションの歴史を辿った写真集といった感が強い。また印税は全額、ユニセフに寄付される)が、今から10年半ほど前に、アルマーニが来日した際、同ビル1Fでお会いしたアルマーニ氏の鋭くも優しいあの眼差しを、俺自身生涯忘れることはないと思うが、2005年4月2日から6月5日までの期間、六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにおいて、奇跡の大回顧展として『ジョルジオ・アルマーニ展』が開催された。当時2冊購入した同企画展のカタログの中で、とりわけ私的に印象に残っている一節を、以下一部抜粋して紹介したい。

 

アルマーニのスタイルは人を驚かせる。威厳とセックスとの間の、そしてまた衣装と権力との間の葛藤を取り除くのだ。またそれは、社会的少数グループやセクシュアリティの解放というレヴェルで感性を刺激する美の形を生みだす

 

空想や官能の世界に対してオープンでありながら、その普及や大衆文化への浸透を通して公共的な重要性を獲得する。自己愛的商品を作り出すが、それはもはや機能性のみついて基づいてデザインされるのではなく、性や地位といった象徴的な帰属化のモデルによってデザインされる。

 

スタイルを変えることによって、ローカルなモードからインターナショナルなモードへと移る自由を与えるが、これは、世界中の人々に、快適で、特権的で、エレガントではあるが冒険的でもある生活への憧れを持たせたブルジョワ的理想の世界化および普遍化という減少と符合している。

 

アルマーニのスタイルは、中流的趣味の現代化という流れの一部であると言える。というのも、それは審美眼的価値の供給というレヴェルにおいて、エリートだけのためのものではなく、大衆のためのものであるようなラッピングまたは衣装を与えるからである。

 

価格的には最高級の部類になるかもしれないが、アルマーニの製品は、世界の市民の洗練度の向上を反映している。世界の市民は、快楽主義や見せ物的な面白さへの志向を超えて、高度に意識化された自己の探究へと向かっているようだ。

―ジェルマーノ・チェラント

 


最後になるが、静まり返った深夜に「自己の探究
という言葉が頭から離れないが、来月4日(金)には、英国を代表するロックバンド<コールドプレイ>の新作が、
 
そして来年1月8日(金)には世界を代表するロックスター<デヴィッド・ボウイ>の新作がそれぞれリリースされる。Can’t wait! 

 
時計の針は今、11月17日(火)の24時20分をゆっくりと回った。

 

Good night!

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私が
CEOに就任した当時、誰も私達に注目していませんでした。会社は順調とは言えませんでしたし、私達が戦う相手は、巨大なコングロマリットでした。言ってみれば私達は勝ち目の見えない『負け組』だったわけです。

 

そこで、こう考えたのです。彼ら『勝ち組』にはない何かで勝負しようと。私達は英国のブランドです。『英国的』であることに関してはほかのブランドに負けません。ですから、ショーなどで使われる音楽、モデルの選定を含め、英国的であることにこだわることにしました。さらに、私達のブランドの出自は『コート作り』にあります。コートから始まった高級ブランドはほかにはありません。ですから、その出自を最大限に生かし、今の時代にふさわしいかたちで、その価値を再生することを掲げました。

 

そして、もうひとつ。ほかのラグジュアリーブランドは、1990年代以降生まれの世代をターゲットとして設定することはしていませんでした。ならば、そこを狙おうと考えたのです。

アンジェラ・アーレンツ(バーバリー元CEO/2006~2014年)

 

クリストファー・ベイリー来日

 

 
秋晴れが続いた今週、英国を代表する老舗ファッションブランド<バーバリー>社の
CCOCEOを務めるクリストファー・ベイリーが来日し、先月新宿にニューオープンしたバーバリー新宿店に姿を現した。今回の来日は、日本国内において、バーバリーと三陽商会とのライセンス契約(1970年~2015年)が終了した今年6月から約3か月が経過したタイミングでの来日だ。周知のとおり、バーバリーは、日本ではとりわけ認知度が高いトレンチコートで有名なブランドだが、同ブランドのチェック柄のマフラーは、90年代から渋谷を歩く女子高生達の冬の必須アイテムとなって久しい。

 
一方、バーバリーのアイテムを何ひとつ所有していない、同ブランドに全く関心のなかった俺が、同ブランドに目を向け始めたのは、バーバリーの最高峰ラインでありコレクションラインである「進化するバーバリー」こと「Burberry Prorsum(バーバリー・プローサム)」が世に登場して以降だろうか。同ブランドのデザイナーを務めるクリストファー・ベイリーについて補足すると、彼は他でもないトム・フォード・チルドレン(トム・フォードの下で、1996年から2001年までの5年間、グッチのウィメンズのデザイナーを務めた)のひとりであり、俺同様、音楽をこよなく愛する男なのだ。

 
ブログ冒頭で引用した、米アップル社の現SVPで、米ボールステイト大学卒の女性アンジェラ・アーレンツ>の意見は的を射ており、全くその通りだと思うが、そんな退屈で、時代遅れだった英国のバーバリーに革命をもたらした男<クリストファー・ベイリー>に関しては、2014年7月21日(月)付ブログ“Superstar Junkie”の中で詳細に綴ったので、興味のある方はどうぞ。当時のブログで、俺は次のように記していた。

 

アンジェラが「誰も私達(バーバリー)に注目していませんでした」「言ってみれば私達は勝ち目の見えない負け組だったわけです」と言ったように、同ブランドは長い間、グッチ同様、死にかけていたブランドだったのだ。しかし、グッチがトム・フォードによって息を吹き返したように、バーバリークリストファー・ベイリーによって、劇的に変化を遂げたのだ。

 

同社は、三陽商会とのライセンス契約終了に伴い、日本国内の営業を直営店に切り替え、2017年までに売上高を4倍にする計画を明らかにしている。以前のブログでも取り上げた、英国の若手スーパーモデル<カーラ・デルヴィーニュ>ちゃんの広告起用が記憶に新しいところだが、前CEOのアンジェラが指摘したように、「ほかのラグジュアリーブランドは、1990年代以降生まれの世代をターゲットとして設定することはしていませんでした。ならば、そこを狙おうと考えたのです」に通じるブランド戦略のひとつが、カーラ・デルヴィーニュの起用だろう。彼女は俺の趣味ではないが、彼女が国内外問わず、若い女性の間で人気があるのも確かなようだ。

 

少し前には、広告に、英国のミュージシャン<ブライアン・フェリー>を起用していたが、英国にこだわるその徹底ぶりに、英国を代表する老舗ブランドの意地を見たような気がする。何度も言うが、英国のイメージは、その最高とも言える<音楽>なのだから、それを利用しない手はないはずだ。ファッションと音楽の融合は近年よくあるタイプのそれだが、或る意味、デヴィッド・ボウイのロックとモードを融合させ、誕生したのが、エディ・スリマンの<ディオール・オム>だろう。エディ・スリマンのインスピレーションの源が、他でもないボウイの音楽であり、彼の生き方そのものだったのだ。

 

90年代以降、アルマーニ以外のブランドで、俺の足をそれぞれのブティックまで運ばせたのは、トム・フォードの<グッチ>、エディ・スリマンの<ディオール・オム>、トム・フォード自身の名を冠した<トム・フォード>、英国の<アレキサンダー・マックィーン>、ニューヨークの新生<トム・ブラウン>、そしてクリストファー・ベイリーの<バーバリー・プロ―サム>の6ブランドだけなのだ。付け加えると、エディ・スリマンの<サンローラン>も、か。そのついでに覘いたブランドもいくつかあるけど、ね。また、プラダエルメスのブティックは90年代以前から、足を運んでいる。

 

ところで、前回のブログでは、新宿伊勢丹メンズ館の海外発ラグジュアリーブランドばかりを集めた3階及び4階フロアに注目してみたが、モードに詳しい人であれば、気付いたかもしれないが、世の中の最先端ファッションをリードする同フロアにラインナップされたブランド群の中で、唯一名前がなかったのが、他でもないバーバリー・プローサムなのだ。バーバリー新宿店がオープンする以前は、同フロアにラインナップされていたと前置きしておくが、同メンズ館の3階及び4階に現在ラインナップされているそれら(イタリアのブランドを中心に、アメリカ、フランス、イギリスのブランドが続く感じだ)に、バーバリー・プローサムを加えれば、メンズモードの今が見えてくるはずだ。90年代後半のトム・フォードの言葉を借りれば、メンズモードについて次のようにも言える。

 

大人の男というのは、世界中どこへ行っても同じような格好をしていますね。ちょっと寂しいですけど。もう、どこへ行っても皆、伊勢丹メンズ館の3階及び4階に並ぶような服ばかり着てますよ(笑)なんて、ジョークですよ。

 

東京国際映画祭

 

第28回東京国際映画祭が来週22日(木)に開幕するが、プレジデント社の10月15日(木)付コラム「なぜ東京国際映画祭は世界で無名なのか」がとても興味深くもあったが、同映画祭の上映スケジュールを見た限り、私的に目に留まったのは今回3作品のみだ。 

 
ひとつめはシャーリーズ・セロン主演作『
Dark Places(原題)』であり、今月26日(月)及び28日(水)の上映分は、すでにソールドアウトだ。本作に関しては、2014年11月19日()付ブログ“See Me Now”の中で取り上げたので興味のある方はどうぞ。当時のブログから、一部抜粋して紹介したい。

 

ギリアン・フリン原作のデヴィッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』が来月12日より、日本でも劇場公開されるが、アメリカでは、ギリアン・フリン原作の映画『Dark Places』(邦題は、現時点では未定だ)も公開されることだ。小説『Dark Places』(2009年)は、2012年に『冥闇』というタイトルで邦訳本が出版されており、アメリカの女性作家<ギリアン・フリン>はアメリカで今、最もホットな作家のひとりだとも言える。

 

そんな人気作家<ギリアン・フリン>原作のもうひとつの映画で、ジル・パケ=ブレネール監督作『Dark Places』の女性キャスト陣がとても豪華ゆえ、私的に注目していたのだ。誰なのかと言うと、オスカー女優<シャーリーズ・セロン>をはじめ、リスティーナ・ヘンドリックスロエ・グレース・モレッツなどなどだ。

 

ドストエフスキーの長編小説『罪と罰』が愛読書のひとつでもある女優<シャーリーズ・セロン>に関しては、改めての説明は不要だと思われるが、クリスティーナ・ヘンドリックスに関しては、2012年4月23日付ブログ“Oh My Love”で、ニコラス・ウィンディング・レフン監督作『ドライヴ』の感想を綴った際、少しばかり取り上げた。エミー賞受賞の米ドラマ『マッドメン』の印象が強い彼女だが、同TVドラマに関しては、2012年3月29日付ブログ“Hello, hello, hello, how low?”で取り上げたので、興味のある方はどうぞ。

 
2つめは、ジャズのトランペット奏者<チェット・ベイカー>の生涯のある時期を描いたイーサン・ホーク主演作『ボーン・トゥ・ビー・ブルー(原題: Born To be Blue)』であり、24日(土)及び26日(月)の上映分(TOHOシネマズ・六本木ヒルズ)がソールドアウトだが、28日(水)の上映分(新宿バルト9)はまだ席に余裕があるようだ。

  
そして3つめは、映画『ナイトクローラー』の記憶が新しいジェイク・ギレンホールをはじめ、映画『インヒアレント・ヴァイス』の記憶が新しいジョシュ・ブローリン、映画『美しい絵の崩壊』『誰よりも狙われた男』や米ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の記憶が新しいロビン・ライト、そして、キーラ・ナイトレイエミリー・ワトソン、サム・ワーシントン等々が共演した映画『エベレスト 3D(原題: EVEREST)』だ。尚、同作品のエヴェレスト山を舞台にしたその物語に関しては、私的に正直興味がなかった一方、そのキャスト陣の豪華さに少しばかり惹かれた感じだろうか。25日(日)上映分(新宿バルト9)の席はまだ余裕があるようだが、日本での一般公開は11月6日(金)だ。

 

渋谷のミニシアター<シネマライズ>閉館へ

 

話は変わるが、渋谷の宇田川町に1986年にオープンし、俺好みの映画を上映してきたミニシアター「シネマライズ」が、来年1月に閉館する。約30年間の歴史に幕を閉じるわけだが、土地勘がない人のために補足すると、スペイン坂を上った、渋谷パルコ(PART3)の向かいに位置している。同エリアは、私的に思い入れのある場所であり、俺がかつて住んでいた松濤からも徒歩数分の場所であり、宇田川町の渋谷西武百貨店をはじめ、レコードショップなどなど、これからも何度も足を運ぶであろうお気に入りのそれなのだ。

 

80年代末の記憶を辿れば、同映画館から徒歩数十秒の、目と鼻の先に位置していたクラブ(ディスコ)が、当時一世を風靡し、サーファーの溜まり場でもあった地下1階に位置した「J TRIP BAR DANCE HALL SHIBUYA」であり、「渋Jと呼ばれたそれだ。10代の頃、この界隈ではよく遊んだものだ。同系列店は、六本木にも西麻布にも、そして苗場スキー場にもあったが、とりわけ足を運んだ先は、六本木のそれであり、毎週末のダンスパーティ開催の余興に、お笑いタレントが登場していた時代だ。まだ無名だった頃のB21スペシャルは、同クラブで何度も目にしたが、あの頃のヒロミはオシャレだった、と記憶している。彼らの登場は、とんねるずが人気となったバブル時代の、少し後のそれだろうか。当時の六本木(スクエアビル他)や麻布十番(マハラジャ)、芝浦(ジュリアナ東京、ゴールド)での夜遊びの記憶は、生涯忘れることがないであろうそれだ。

 

話を戻すが、渋谷パルコは20階建の超高層ビル(2019年完成予定)に建替となり、50年の歴史に幕を閉じる渋谷区役所は17階建の高層ビル(2018年完成予定)に建替、そして渋谷駅前の大規模再開発による47階建の超高層ビルをはじめとした渋谷駅前一大プロジェクトの完成予定は、今から12年後の2027年だ。その頃、俺は50代だが、良い意味での、「バーバリー・プローサム」同様、「進化する渋谷」に期待したい。

 

フランク・ゲーリー展

 

 
最後になるが、デヴィッド・ボウイの新曲“
Blackstar”が待ち遠しい今日この頃だが、今週末の私的なオススメのイヴェントは、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催中の企画展『フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea"』(2015年10月16日~2016年2月7日/10:00~19:00、入場料: 一般1100円、大学生800円、高校生500円)だ。なお、現在来日中の86歳となった有名建築家<フランク・ゲーリー>は明日18日(日)、スペシャルトーク「フランク・ゲーリー: アイデアとその仕事」を国立新美術館3階の講堂で開催予定だったが、体調不良のため中止になったようだ。そして、表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される無料の企画展『フランク・ゲーリー/Frank Gehry パリ フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展』(2015年10月17日~2016年1月31日/12;00~20:00)もオススメのそれだが、フランク・ゲーリーの建築は、ザハ・ハディド以上に前衛的で、見る者を圧倒するほどに芸術的ゆえ、興味がある方はどうぞ。カスケイドのニューアルバムをBGMに今、時計の針は、10月17日(土)の朝8時半を回った。

 

Have a nice weekend!

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シンディ・クロフォードは、ただのモデルではなく、スーパーモデルだった。
新しいのはその言葉自体ではなく、その現象だ。クロフォードの先輩のドリアン・リーは、クロフォードと同じように飛行機で飛びまわって仕事をし、自由で気ままな暮らしをし、行く先々で大きな話題やスキャンダルを巻き起こした。だが、クロフォードや、クラウディア・シファーリンダ・エヴァンジェリスタナオミ・キャンベルクリスティ・ターリントン、ステファニー・シーモア、ポーリーナ・ポリツィコヴァなどは、体だけが売り物ではない偉大な存在になっている。

 

彼女たちは何百万人という人々の投影であり、現代的な魅力の宝庫であり、全盛期のハリウッドの映画スターに劣らず有名で、大きな影響力をもっている。90年代のスーパーモデルは、商品イメージを利用することによっていっそうの発展を遂げた工業社会の偶像、象徴だ。写真や広告(そして、ときには実生活)のなかでイメージを売る商人の手によって、こんにちのモデルは服や化粧品ばかりか、ライフスタイルという名の虚構も売っている。製品の売り上げを伸ばすために、デザイナーやフォトグラファーやファッション雑誌はこぞって話を作り上げるのだが、そうした話の中心となるのが、モデルたちだ。男の子がスポーツ選手に憧れるのと同じく、現代の女の子はシンディやクラウディアやナオミのようになりたがり、グラビア雑誌で紹介されるスーパーモデルとそっくりな生活を送りたいと思っている。

 

女の子はみんなシンディになりたがっています」と言うのは、モデル・スカウトのトゥルーディ・タプスコットだ。「シンディはきれいなだけじゃありません。頭がよく、大学へ行き、仕事で成功をおさめ、世界一すてきな男性と結婚しました。夢をすべて実現した女性のシンボルなんです

マイケル・フロス著『トップモデル きれいな女の汚い商売』より

(原題「MODEL: The Ugly Business of Beautiful Women」)』(1995年

 

のブログ

 

今夜は、ジ・アントラーズが昨年6月にリリースしたニューアルバム“Familiars”をBGMに選択し、気まぐれにブログを書き始めたが、昨のちょうど今頃、2014年9月26日(金)付ブログ“This place has changed for good”では、ガブリエル・ガルシア=マルケスの名言「何を生きたか、ではない。何を記憶し、どのように語るか。それが人生だ」を引用し、長崎県の軍艦島をはじめ、シンディ・クロフォードが訪れた(1983年に世界遺産に登録された)15世紀のインカ帝国<マチュ・ピチュ遺跡>、そして誘惑の秋について、色々と書き綴ったが、早いものであれからもう1年が経過した。当時のブログから、一部抜粋して紹介したい。

 

1970年代生まれの俺が、この軍艦島を知るきっかけとなったのは、1982年のAC公共広告機構のTVCMだ。最近、同CMYouTubeで改めて観てみたが、高度成長期に、日本の近代化における基幹的役割を担った黒いダイヤモンド「石炭」が、その後、国のエネルギー政策の方向転換により、不要となったのだ。この島には、石炭が発見された1810年(文化7年)から、1974年(昭和49年)の閉山までの164年間(三菱社の端島買収から84年)のさまざまな歴史があるはずだ。

 

CMがオンエアされた翌1983年にリリースされたのが、他でもないデヴィッド・ボウイのアルバム『レッツ・ダンス』だった。それは、日本経済のバブル前夜にあたり、バブル絶頂期の80年代末には、シンディ・クロフォードをはじめとする非現実的な、完璧な肉体を持つ、スーパーモデルたちが登場し、華々しくもてはやされた時代だった。

 

ニューヨークも東京も、快楽主義者の楽園に変貌し、時代は正に、狂乱の80年代のピークを迎えたのだ。当時のバブルを象徴する代名詞が、アルマーニとシャンパンだろうか。あの時代の空気は、レオナルド・ディカプリオ主演作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)や、クリスチャン・ベール主演作『アメリカン・サイコ』の世界観そのものだろう。誤解のないように付け加えておくが、シンディはバブル世代だが、ディカプリオや俺は70年代生まれゆえ、バブル世代ではないので、あしからず。

 

1990年

 

英国を代表するロックスター<デヴィッド・ボウイ>のアルバム『Let’s Dance』がリリースされた1983年当時、俺はただの子供だったが、それから7年の歳月が経過し、日本経済のバブル絶頂期にあたる1990年、俺は生意気にも、アルマーニの高級服を身に纏い、高級スポーツカーに乗り、優雅な大学生を気取っていたが、当時、流行っていた曲のひとつが、生涯忘れることはないであろう、同じく英国のロックスター<ジョージ・マイケル>の名曲“Freedom '90”だった。そして俺は、ニューヨーク旅行の際、デヴィッド・ボウイスーパーモデルが好むような、彼らが贔屓にしていた高級ホテルや高級レストランを中心に足を運んだのだ。NYでボウイ本人には会ったことはないが、スーパーモデルには幾度となく遭遇したことを、今改めて振り返ると、幸運に恵まれていたと思う。正に、ニューヨークの魔法だとも言えるが、90年代後半、例えば、フォーシーズンズホテルをはじめ、高級イタリアン<Bice>で、彼女を何度か目撃した。

 

付け加えるならば、1975年に設立され、今年40周年を迎えたジョルジオ・アルマーニ社のイタリア製高級ファッションが有名となったのは、リチャード・ギア主演作『アメリカン・ジゴロ』(1980年/米)にアルマーニが衣装提供を行い、同作品がヒットしたのが大きな転機だとも言える。
 
そして、先述したジョージ・マイケルの曲の
PVに起用されたひとりが他でもないスーパーモデル<シンディ・クロフォード>その人であり、彼女は翌91年、(当時、世界一素敵な男性と形容された)ハリウッドスター<リチャード・ギア>と結婚するまでに至ったのだ。アルマーニマン<リチャード>と、ヴェルサーチウーマン<シンディ>の、対照的な伊ファッションブランドのアンバサダー同士の結婚だったのだ。
 

 
俺の人生において、現在68歳の<デヴィッド・ボウイ>(ジャンル「音楽」)をはじめ、スーパーモデル(ジャンル「モデル」)や、現在81歳の<ジョルジオ・アルマーニ>(ジャンル「ファッション」)、そして映画ニューヨーク(テーマ「旅行」)などなどへの思い入れはここ最近に始まったわけではなく、80年代からずっと続いており、俺の人生の一部といっても過言ではないくらいに、その熱は未だ冷めることなく、趣味の領域を超え、私的な探究の分野となり久しい。それくらいに好きなのだ、音楽が、映画が、ファッションが、モデルが、そしてニューヨークが。

 

 
話を戻すが、1966年に三人姉妹の次女として、イリノイ州のディカルブで生まれ、今年で49歳となったスーパーモデル<シンディ・クロフォード>に関する、私的な鮮明すぎる記憶の数々は、1990年から始まり、彼女が
MTVの司会をやっていた若かりし頃まで遡るのだ。土地勘がない人のために、補足すれば、彼女の故郷は大都市シカゴの西に位置している。ブログ冒頭で引用した(『Esquire』誌や『GQ』誌のライターとして有名なニューヨーク在住の)マイケル・フロス著『トップモデル きれいな女の汚い商売』に関しては、以前のブログでも何度か取り上げたかと思うが、同書は1993年のミラノの話題から始まり、シンディ・クロフォードをはじめ、世界中のトップモデル達について書かれた暴露本なのだ。尚、邦訳本が出版されたのは翌96年だ。シャンパン片手に読むにふさわしいそれではあるが、ファッションモデル業界に幻想を抱いている人には、私的にはオススメはできない。とはいえ、それはとても興味深く、面白い本だけれど(笑)。

 
モードプレスの9月28日付ニュース“シンディ・クロフォード、ファッション界の期待に押しつぶされそうになる」”は、彼女の本音が垣間見えるそれだろうか。オスカー・ワイルドの小説『ドリアン・グレイの肖像』の主人公ドリアンを彷彿とさせるインタヴュー記事でもあり、彼女の考えが分からなくもない。

 

Becoming Cindy

 

 
前回のブログでも少しばかり触れたように、シンディ・クロフォードの写真集『
Becoming By Cindy Crawford: By Cindy Crawford with Katherine O' Leary』が、イタリアの有名出版社<リッツォーリ>から刊行された。彼女のツイートを見る限り、ニューヨークの有名書店を皮切りに、10月半ば頃まで、ロンドン、マイアミ、シカゴ、ダラス、ロサンジェルスの書店を回るようだ。
 

 
先日、彼女はセス・マイヤーズが司会を務める米
NBCのテレビ番組「レイト・ナイト」にも出演し、同写真集の中の、80年代に撮影された、椰子の木みたいに髪をアップし、へんちくりんな服を着て、パラソルを差し、しかめっ面の、黒歴史的な写真を番組内で指摘されたが、ユーチューブで見る限り、90年代前後の若かりし頃とは比較はできないが、49歳の彼女は今もなお、スーパーモデルとしての体形を維持し、知的で、落ち着いた、2児のママといったイメージはさておき、世界を代表する元祖スーパーモデル「シンディ・クロフォード」のオーラを放っていたのは誰の眼にも明らかだ。

 

また今年は、テイラー・スウィフトの曲“Bad Blood”のミュージック・ヴィデオに出演するなど、今もなお、話題が尽きない彼女だが、ジョージ・マイケルの“Freedom '90”(1990年)に出演したスーパーモデルの仲間たち、クラウディア・シファー、リンダ・エヴァンジェリスタ、ナオミ・キャンベル、クリスティ・ターリントンなども健在だ。付け加えるならば、現在日本で劇場公開中のコリン・ファース主演のコメディ・スパイ映画『キングスマン』の監督<マシュー・ヴォーン>は、ドイツ人スーパーモデル<クラウディア・シファー>の現夫だ。したがって、同監督の子供向けのおバカなスーパーヒーロー映画『キック・アス』(2010年/米)がお好きな人であれば、『キングスマン』も楽しめるはずだ。

 

Freedom '90

 


何になりたいかもわからなかった

飢えた女生徒にチヤホヤされてた

それで充分だったんだろう

レースに勝って、カワイコちゃんをつかまえて

新しい服を着て

ロックンロールTVで見た流行りの場所に行った

でも今じゃ遊び方もすっかり変わってしまった

―ジョージ・マイケル『フリーダム90』より 

 
1990年
当時、24歳だったシンディ・クロフォードも素敵に歳を重ね、あれから25年もの歳月が経過し、あの時代にはなかった
SNSの登場により、今もなお、スーパーモデルたちの日常をリアルタイムで知ることができるのは、驚きであると同時に、嬉しいものだ。今、時計の針は、9月30日(水)の24時20分を回ったが、最後に、マイケル・フロス著『トップモデル きれいな女の汚い商売』の中で、あの時代を象徴する、とりわけ印象に残っている(香水を例にした)一節を、一部抜粋して紹介したい。

 

音楽がはじけ、シャンパンがふるまわれる。

あたりには、プワゾン(毒)や、

オブセッション(妄想)や、

ヴァンデッタ(確執)が燃えさかっている。

 

Good night!

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人生とはおかしなもので、

最高のものだけを望んでいると、

最高のものが手に入ることが多い。

―サマセット・モーム

 

他人に対してだけではなく、何よりも自分自身に対して、僕はつねに最高の仕事を求めている。中途半端で安住することはありえない。“最高のもの”というのは、必ず存在する。努力さえすれば、間違いなく手の届くところにね。

―ジョルジオ・アルマーニ

 

来日したスーパーモデル<アレッサンドラ・アンブロジオ

 

日本列島の一部地域で“記録的大雨”が続いた今週、(ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとして有名な)ブラジル出身のスーパーモデル<アレッサンドラ・アンブロジオ>が9月8日(火)、カゴメの新商品「GREENS」のPRのため、初来日を果たした。
 
彼女の世間一般的なイメージは、青い空と白い砂浜と眩しすぎる水着姿、そしてその素敵な笑顔だと思われるが、今回の2泊3日の滞在中、ここ東京は3日間ともにが降り続き、誰もがこの気まぐれな天気に翻弄されたのは確かだろう。

 

そして彼女が9月10日(木)に帰国の途に就いた矢先、翌11日(金)の東京には、青空が広がり、日中の最高気温は29℃まで上昇し、に戻ったかのように強い日差しが照りつけたが、ジョルジオ・アルマーニの<ウォールストリート>ラインの秋冬スーツを着ていた俺は、街中を歩いていると、季節外れのサマードレスを着た若い女性たちの姿が時折目に留まったわけだが、昨日はそれくらい暑い1日だったのだ。 

 
本題に入るが、俺がアレッサンドラ・アンブロジオを初めて知ったのは、彼女がディオールの2003年春夏キャンペーンのバッグの広告に起用されて以降、海外の<
GQ>誌の表紙を飾るなどブレイクし始めた、今から11年前の2004年頃(彼女は当時23歳)だったと記憶している。そしてアレッサンドラが、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルになったのが2005年であり、彼女はその数年後、アルマーニのファストファッション<ARMANI EXCHANGE>の2007年広告に起用されるまでに至ったのだ。

 
尚、アレッサンドラ・アンブロジオと<ARMANI EXCHANGE>の広告に関しては、2006年12月6日()付ブログ“Dress well. Live well.”で取り上げたが、その翌2007年、渋谷の公園通りに、日本初となる同ブランドの旗艦店がオープンしたのだ。そのオープンに際し、来日予定だったのが、他でもない<アレッサンドラ・アンブロジオ>その人だったのだ。

 

そして、同ブランドのパーティが、渋谷の最先端クラブ<Womb>で開催され、当時彼女がゲストとして登場すると聞いていたため、それが目的で、俺は足を運んだにも関わらず、当日同クラブで彼女が来ないことが判明したのだ(笑)。いわゆる、ドタキャンというそれだが、彼女は2007年に結婚し、翌2008年8月に長女を出産している。そんな色んな記憶はさておき、同ブランドのオープニングパーティから早8年、紆余曲折を経て、彼女は今回、ようやく初来日を果たしたのだ。今でこそ、日本の若い女性たちの間で人気が爆発し、そして羨望の的になった彼女だが、人にはそれぞれ物語があるように、ここ10数年、スーパーモデルのひとりでもある彼女に注目してきた俺にとって、彼女の今回の来日はとても感慨深く、お互い歳を重ねたな、というのが本音だ。

 
少しばかり、ディテールに注目してみると、彼女が来日時、手にしていた愛用バッグは、エルメスの定番とも言える超高級なカジュアルバッグ<バーキン>であり、35cmのエトープだ。そして今回、彼女が足を運んだ先は、銀座7丁目の「鮨 竜介」をはじめ、渋谷の焼き肉店、表参道のキディランドなどなど、ありきたりな観光だったようだ。
 
上の写真は、あどけなさが残る1996年(当時15歳)のアレッサンドラが、表紙を飾った雑誌だ。

 
付け加えるならば、カゴメが表参道に期間限定でオープンしたジュースバー「GREENS OMOTESANDO」に、アレッサンドラが9月9日(水)にPRのため、姿を現した際、その隣にいた日本人モデルが<すみれ>(25歳)だ。彼女に関しては、2009年10月7日()付ブログ“She was a child and I was a child.”の中で、偶然にも取り上げていたが、今から6年前の彼女は19歳であり、有名モデルではなかった頃の話ではあるが、俺は当時のブログで、<WWD最新号の付録でついてきた「アシックスのミューズに選ばれたすれみに100の質問」。全く興味がなかったのだが、何となく目を通してみると、どこにでもいそうな19歳の女の子の回答だと思える一方、私的には興味深く思えるそれがあった>と記していた。

 

当時、その私的に興味深く思えたそれとは、「最近読んだ本でよかった本は?」との質問に対しての回答であり、彼女曰く、<もう5回くらい読んだ、テネシー・ウィリアムズの「A Streetcar Named Desire(邦題「欲望という名の電車」)」。映画ではマーロン・ブランドが出ていました>と。

 

そして俺は、<そんな彼女が、5回くらい読んだというテネシー・ウィリアムズ著『欲望という名の電車』は、随分昔に読んだ記憶があるが、今年購入した本『抒情するアメリカ モダニズム文学の明滅』の中で、ウィリアムズの書籍が取り上げられていたため、私的に印象に残ったのだろう。新しい発見なのか、偶然の巡り合わせなのか、WWDの今回の「インタヴュー記事」繋がりで、同書について、俺のブログで取り上げようとは思いも寄らなかったというのが本音なのだ>と。あれから6年、日本国内では知名度が上がった彼女だが、サマセット・モームの「最高のものだけを望んでいると、最高のものが手に入ることが多い」という名言は、まんざら嘘でもないようだ。そして25歳となった彼女は、サム・ワーシントン主演作『The Shack』の端役で、ハリウッドデビューを果たすようだ。

 
私見だが、178cmのスーパーモデル<アレッサンドラ・アンブロジオ>と、175cmの日本人モデル<すみれ>の共通点は、モデルである以上、人一倍「美と健康」への関心があるのはよく分かるが、モデル体型を維持するための「ストイックなまでの常日頃からのさまざまな取り組み」なのかもしれない。付け加えるならば、それは、今年7月で81歳となったファッション・デザイナージョルジオ・アルマーニ>のストイックなまでの日々の健康管理にも通じる、完璧なまでの“こだわり”でもあるのだろう。

 

サマセット・モーム同様、アルマーニの名言を、ブログ冒頭で引用したが、アルマーニの「僕はつねに最高の仕事を求めている。中途半端で安住することはありえない。“最高のもの”というのは、必ず存在する。努力さえすれば、間違いなく手の届くところにね」という言葉には、とても説得力があり、感動するほどに素敵なそれだが、それを実践し、やり遂げるには、肉体的にも、精神的にも、タフでなければならないはずだ。

 
  
最後になるが、表参道界隈では本日、秋を知らせる、ファッションの祭典FASHION'S NIGHT OUT>が開催されるので、興味のある方はどうぞ。ところで今、朝食を食べ終え、ゆっくりとした時間が心地よい土曜日の朝、自宅リビングで流れているのは、カスケイドが2008年にリリースしたアルバム『Strobelite Seduction』に収録された名曲“Angel On My Shoulder”だ。

 

Talk to me

Walk with me

Come with me

Beautiful lady

Beautiful lady

 

Have a nice weekend!

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よそ見しちゃだめよ

八丁目を横切るときに、フランセスが言った。

首の骨を折ってしまうわ

マイクルが笑いだすと、フランセスもいっしょに笑った。

とにかく彼女、そんなには綺麗じゃないわ」とフランセスは言った。

あなたが見とれて首の骨を折りかねないほど綺麗じゃなくてよ

マイクルはもう一度笑いだした。

マイクルったら・・・・・・

アーウィン・ショー著『夏服を着た女たち』より

 

ヴァニラ・スカイ

 

トム・クルーズが来日した7月31日(金)から、彼の主演最新作『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』が日本で劇場公開された8月7日(金)の立秋までの8日間、東京では連日青空が広がり、連続で猛暑日が続いた。それは、トム・クルーズの残像と共に、およそ過去140年間で最も暑い夏を記録した、2015年の夏の思い出だ。そして、ここ東京では、8月7日(金)の最高気温38℃を境に、翌土曜日以降の最高気温は、35℃を越えることはなく、猛暑日の連続記録は終わりを迎え、天気予報によれば、月末には最高気温も25℃を下回り、季節は夏からへ。また9月には、恒例となったジャズやファッションのイヴェントが東京や横浜で開催される。

 
先週末の土曜日の夜は、2020年の東京五輪の選手村が建設される、ウォーターフロントの中央区晴海エリアで、東京湾大華火祭が行われたが、その夜は、花火を見終えてから、トム・クルーズが主演を務めた2001年の映画『ヴァニラ・スカイ』のDVDを久々に、ボランジェグランダネ・ロゼ2004)片手に、ソニーの大画面TVで改めて鑑賞した。それは、スペイン映画『オープン・ユア・アイズ』(1997)のリメイク版だ。

 

トム・クルーズ演じる若くてハンサムなデヴィッドは、ニューヨークの大手出版社の社長として勤務し、イタリアの高級車<フェラーリ>を乗り回し、超高級マンションに住み、美人の恋人もいる、誰もが羨むような、富と名声を得た成功者だ。彼はアクション映画のイメージが強いが、本来は、どういった役柄でも器用にこなす俳優のひとりなのだ。オスカーも夢ではないが、それは彼にはあまり意味のない勲章なのかもしれない。なぜなら、オスカー俳優という肩書など必要としないくらい、彼は世界的にも有名であり、自身をブランディングすることに成功した稀有な俳優であり、そしてファンの期待を裏切らないような作品を永年、世に送り出し続けているからだ。

 

ヴァニラ・スカイ』でのトム・クルーズの役柄は、クリスチャン・ベールが主演を務めた映画『アメリカン・サイコ』の主人公パトリック・ベイトマン同様、富と名声を得た、洗練されたハンサムな男だとも言えるが、前者は出版社の社長、後者は投資銀行の副社長、それだけが大きな違いだ。いずれにせよ、ニューヨークを舞台にした、フィッツジェラルドの小説同様、成功者の崩壊を描いた悲劇の物語であることに変わりはない。付け加えるならば、リチャード・ギア主演の映画『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』(2012)もそうだったが、同作品の感想は、2013年3月26日(火)付ブログ“Love Is Lost”の中で綴ったので、興味のある方はどうぞ。

 
ヴァニラ・スカイの物語を簡単に言えば、主人公デヴィッド(トム・クルーズ)は、あるパーティで出会った素朴で美しいソフィア(ペネロペ・クルス)に心奪われるわけだが、
 
都会的で美しい嫉妬深い恋人ジュリー(キャメロン・ディアス)
が運転する車に同乗した際、事故に遭い、彼の人生は悪夢へと一転するのだ。物語は、途中までが現実の世界を映しており、その後は夢の世界だ。映画の冒頭とエンディングで、効果的に使われる“
Open your eyes”という台詞がキーワードとなっており、
 
劇中、トム・クルーズ主演の映画・・・『コラテラル』『
M: I ローグ・ネイション(↑上のツイート)』同様、ジャズに関する会話が組み込まれているが、本作ではコルトレーンが登場するなど、俺好みの洗練されたテイストが随所に鏤められており、素敵だ。また、パーティ会場では、スティーヴン・スピルバーグがカメオ出演しており、端役でティルダ・スウィントンが登場するなど、色んな意味で、贅沢な作品に仕上がっている。

 

一方、音楽に目を向けると、これもまたあり得ないほどに豪華であり、同作品のタイトル名と同じ主題歌“Vanilla Sky”を作詞作曲したのがポール・マッカ―トニー、俺のお気に入り曲のひとつでもあるレディオヘッドの“Everything In Its Right Race”をはじめ、劇中のナイトクラブでのワンシーンで流れるレフトフィールドの“Afrika Shox”、ケミカル・ブラザーズの“Where Do I Begin”、そして劇中で最も印象的で、映画の雰囲気にトゥーマッチだったジョーン・オズボーンの“One Of Us”などなど秀逸だ。他に、同作品に参加したのは、全部は書かないが、ピーター・ガブリエル、R.E.M.、シガー・ロス、ボブ・ディランなどなど、音楽ファンであれば、誰もが知る面々ばかりなのだ。

 

映画の感想については、以前のブログでも何度か触れたが、今回改めて書かないが、世界一有名な賑やかな場所のひとつが<タイムズ・スクエア>だと前置きしておくが、私的なお気に入りシーンは、劇中、レディオヘッドの名曲が流れる中、無人のタイムズ・スクエアを、トム・クルーズが全力疾走で駆け抜けるといったワンシーンは最高だ。『ミッション・インポッシブル』シリーズでもお決まりの、トム・クルーズの全力疾走のシーンを、同作品でも拝見でき、このワンシーンを観るだけでも、十分に価値があるはずだ。

 

 
トム・クルーズが『ロック・オブ・エイジズ』や『マグノリア』で演じた、彼の世間一般的なイメージとはかけ離れたような、ぶっ飛んだ役柄が、俺は好みなのだが、彼にはカリスマ性があるゆえ、主演でもない同2作品が、彼の主演作に思えるのは、皮肉な話だろう。『ロック・オブ・エイジズ』の主演女優の存在は、トム・クルーズがスクリーンに登場した瞬間、過去に葬り去られたように、消え去るのも、否めない事実であり、作品そのものが華やかなになるのだ。

 

映画『ヴァニラ・スカイ』は、世間から羨望されるほどの完璧な男の、崩壊の物語ではあるが、トム・クルーズ演じるプレイボーイの恋愛観をどう捉えるかは人それぞれだが、映画のテーマのひとつは「」であり、キャメロン・ディアスの嫉妬然り、(ニコール・キッドマンと当時、夫婦で共演し、嫉妬をテーマとした)映画『アイズ・ワイド・シャット』同様、俺のお気に入り作品となったのは確かなのだ。俺が求めるトム・クルーズ像は、アクションスターの彼ではないのだ。

 

グッチのメンズ・フレグランス<Envy for men

 

 
ところで先日、グッチ1998年に発売したメンズ・フレグランス<
Envy for Men>の香りを久々に嗅いでみたが、ブルガリ・ブラック同様、俺好みのセクシーな夜をイメージする男性的な香りだった。
 
夏向けの香りではないけれど。98年当時のグッチは、トム・フォードがクリエイティヴ・ディレクターを務めており、同フレグランスはビジネス向けの香りではないが、夜遊び時には効果を発揮する、人を選ぶ、セクシーな香りだとも言えよう。この香りを嗅ぐと、2000年前後の東京やニューヨークの夜遊びを思い出すが、この香りもまた、甘い記憶を呼び覚ましてくれるから、素敵だ。

 

付け加えるならば、雑誌『GQ』(1998年1月号)の特集“Best of BEST ‘97”の中で、世界を沸かせた20人の男たちが取り上げられたが、自信やカリスマ性などの要素を踏まえ、アメリカのGQ誌が選んだ、俳優部門の“Men of the year 1997”は、他でもない<トム・クルーズ>その人だったのだ。『ミッション・インポッシブル』が1996年5月に、『ザ・エージェント』が1996年12月に、それぞれ全米公開され、後者でトム・クルーズがゴールデン・グローブ賞などにノミネートされるなど、1986年に公開された『トップガン』以来のフィーヴァーだったのを昨日のことのように憶えている。 

 
トム・クルーズ以上に稼ぐヘッジファンド・マネジャーの豪邸話はさておき、トム・クルーズのその後の彼の活躍は、1999年の映画『アイズ・ワイド・シャット』『マグノリア』、2000年の映画『
M: I-2』、2001年の映画『ヴァニラ・スカイ』へと続いていくが、嫉妬するほどにトム・クルーズが美しかった1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の頃から、2004年の映画『コラテラル』までの10年間は、俺が最も好きだったトム・クルーズ作品の黄金期だ。とはいえ、彼の奇跡は、これからもまだまだ続いていくはずだ、きっと、永久にね。

 

ロシアの若手モデル<アナベル・K

 

 
話は変わるが、8月4日付ブログ“
My whole life is here”の中で取り上げた、ハーパーズ・バザー9月号特別号の表紙を飾ったモデルが誰で、モデルが使用したサングラスがどこのブランドなのか、気になった女の子が数名いたようなので、本日のブログで少しばかり取り上げてみたい。

 

同誌の“A Manhattan Girlと題された頁で特集され、表紙を飾ったそのモデルの名は、日本に限らずとも、モデル好き以外での間での知名度はほぼゼロに等しいと思われるが、ロシア出身の若手モデル<アナベル・K>その人だ。若かりし頃のケイト・モスや、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』に出演したフランス人女優<レア・セドゥ>の顔を彷彿させ、アンニュイ(気怠そう)な雰囲気を持ったモデルだろうか。

 

彼女は、スイスの高級ウィメンズ・ブランド<Akris(アクリス)>のセカンドライン<Akris puntoアクリス・プント)>の秋冬広告にも起用されるなど、今後が期待される若手モデルのひとりなのだが、彼女がハーパーズ・バザーの表紙を飾った際、身に纏っていた赤いドレス(58万円)とサングラス(3万4000円)は共にグッチだ。
 
尚、同誌上に掲載された、ニューヨークで撮影されたモノクロームの写真に関してだが、彼女が身に纏ったフラワー
&バードプリントのドレス(61万円)とファースリッパ(23万4000円)も共にグッチであり、これをフツウの女の子が着こなすのはインポッシブルかもしれない。

 

カルヴィン・ハリス × ジジ・ハディド

 

 
最後になるが、ジョルジオ・アルマーニのセカンド・ライン<エンポリオ・アルマーニ>の2015年秋冬キャンペーンの広告に起用されたスーパースター
DJカルヴィン・ハリス>の新曲“How Deep Is Your Love”に関しては、7月22日(水)付ブログ“No Music, No Life”の中で、取り急ぎフォーカスしたが、
 
テイラー・スウィフトが嫉妬するほどに洗練された、俺好みのディープ・ハウス
とも言える名曲だが、ミュージック・ビデオが先日完成したばかりなので、ここに貼り付けておきます。尚、カルヴィン・ハリスの新曲
PVに起用された女の子は、ハディド繋がりだと、一部の人は建築家のザハ・ハディドの名を真っ先に思い浮べるかもしれないが、水着姿が眩しい彼女は、今年20歳になったばかりの若手モデル<ジジ・ハディド>その人だ。
 
俺の好みではないが、ベイビーフェイスの彼女は、アメリカ国内では、人気モデルのひとりであり、ファッション好きの方は要注目だ。

 

嫉妬は、嫉妬の原因となり、

嫉妬を生む怪物だ。

―ウィリアム・シェイクスピア(悲劇『オセロ』第三幕第四場より)

 

Have a beautiful day!

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80年代中盤から国内バブルに突入した日本は、その景気をさらに加速させるように90年代へと邁進する。80年代末になると1ドル120円から160円近くまで下落する円安傾向にあった。ところが、東京市場の株価は89年末に日経平均3万8915円という高い数字を叩き出す。

―若杉実著『渋谷系』の第1章“源流を求めて”より

 

マールチェ・フェホーフ

 

歴史は繰り返すのだろうか。今から1年前の6月、為替相場は1ドル=102円台で推移していたが、現在は周知のとおり、円安が加速し、先日一時125円台を記録した。昨年の12月11日付ブログ“Shape Your Time”の中で紹介した、12月1日付ツイート「ところで、為替の動向だが・・・ ゴールドマン・サックスは11月21日、2015年末時点のドル/円相場見通しを10円引き上げ、1ドル=130円とした。さらに、2016年末時点で135円、17年末時点で140円になると予想した。」を憶えているだろうか。

 

為替について、このブログではこれ以上は言及するつもりはないが、何事にせよ、物事が予想通りにうまく進んでいくのは、男女の恋愛にもどこか似ていてとても興味深い。シェイクスピアの言葉を借りれば、そのニュアンスは異なると前置きしておくが、「若さとは、長くは続かぬものだ」に通じるそれであり、最高の状態が永遠に続くわけなどないのも確かだろう。

 

ところで昨夜、帰宅後に、プラダのプレ・フォール2015の広告に起用されたオランダの若き(10代)スーパーモデル<マールチェ・フェホーフ>ちゃん(写真: 一番上)のツイートを久々に覗いてみた際、
 
 
5月1日付ツイート“
Back to the big apple 🍎”の写真が、以前見たそれだと思い、彼女のツイートを過去に遡ってみたのだが、
 
  
それは4月21日付ツイート“
Spring in New York 🚲🌸 @ Central Park”の写真と同じようなそれであり、俺は既視感を覚えたのだ。正に、為替の動向にも似た、デジャ・ヴだ。
 

 
付け加えると、前回のブログで取り上げたハリウッドスター<ベニチオ・デル・トロ>もかつて、プラダの広告(2012年春夏キャンペーン)に起用されたことがあるが、今年は以前のブログでも取り上げたように、イーサン・ホークが起用されている。

 

リシャール・ミル

 

為替の動向、そしてマールチェ・フェホーフのツイートの写真に続いて、デジャ・ヴだったのが、スペイン人プロテニスプレイヤー<ラファエル・ナダル>がアンバサダーを務める高級腕時計<リシャール・ミル>の話題だ。

 

2012年6月15日付ブログ“Life is a mystery”の中で、当時、テニス全仏オープン男子シングルスの覇者ラファエル・ナダルが大会期間中、宿泊していたパリ市内のホテルから30万ユーロ(約3000万円)の高級腕時計を盗まれた事件について言及したのを憶えているだろうか。そう、盗難に遭った高級腕時計が、他でもないリシャール・ミルのそれだったのだ。

 
そして今回、ふたたび話題になっているのが、ナダルが身に付けていた約1億円相当のリシャール・ミルの超高級腕時計なのだが、もうあれから3年も経ったのかと、俺自身、時の流れの速さに驚くばかりなのだが、この10数年の間、ブログを気まぐれにも続けているとはいえ、例えば、ファッションの世界だと「春夏コレクションに秋冬コレクション」、映画の世界だと「先月はカンヌ国際映画祭」、スポーツの世界だと「現在開催中の全仏オープン」などなど、世界で何が行われているのかをよく知っているため、先述したような既視感を覚えるのは、何ら不思議なことではなく、記憶力が良い人は尚更、誰しも長く生きていれば、そういう体験が多くなるはずだ。

 

気になるナダルの全仏オープンの試合結果だが、男子シングルス準々決勝において、ノバク・ジョコビッチに3-0(5-7、3-6、1-6)のストレートで完敗した。リシャール・ミルの今回の話題作りに限れば、3年前の事件はさておき、トゥールビヨンという魔法も、巧を奏しなかったようだ。

 

ジス・イズ・ニューヨーク

 

 
2004年に初版が発行されたミロスラフ・サセックの絵本『
THIS IS NEW YORK』が、今年復刻し、先日RTしたばかりなのだが、それは11年前に目にした絵本の表紙であり、それにも俺は既視感を覚えたのだ。以前、ブログで取り上げたアンソニー・ボーディン著『キッチン・コンフィデンシャル』の復刻版に限れば、それは表紙をリニューアルし、別の出版社からの再版だったため、デジャ・ヴとは言えないが、情報過多の現代社会においては、よくある話なのだろう。

 

ケリー・ローバッハ

 

ハリウッドの独身貴族<レオナルド・ディカプリオ>の恋愛話にはもう飽きた感は否めないが、夏が近づいてきたとはいえ、リアーナとの恋愛がどうなったのか、俺が知る由もないが、毎年のように耳にする熱愛のそれが今、海外で話題になっているようだ。これもまた、デジャ・ヴなそれなのだろうか(笑)。新しいガールフレンドと言われる24歳のモデル<ケリー・ローバッハ>は、ケリー・マクギリスキム・ベイシンガーをミックスしたような顔立ちに俺の眼には映ったが、かつての独身貴族<ジョージ・クルーニー>が再婚した今、アメリカではその話題は、彼が結婚するまで尽きないのかもしれない。

 

フロリダ・ガール<ローレン・マイコラス

 

 
これはデジャ・ヴではないと前置きしておくが、巨人の先発として、フロリダ出身の26歳の投手<マイルズ・マイコラス>が先日、初勝利を収めたが、彼の妻<ローレン>が美人だと日本の一部メディアが報道したのだ。彼女のツイートを見る限り、結婚式のビデオテープもツイッター上で紹介しており、拝見したが、出席者全員がリハーサルしたのかと錯覚に陥るくらいに、映画やミュージック・ビデオを見ているかのように、美しく、完璧に仕上がっていたのは驚きだった。

 
そしてもう1点、私的に目に留まったのは、彼女が公開している手料理(イタリアン)に関してだが、カプレーゼとスパゲッティが、俺の知るイタリアンとは異なり、美味しそうではあるが、或る意味、独特なそれだったのだ。その料理は、フロリダ的なイタリアンなのかもしれないが、あくまでも俺が見た限りでは、彼女は典型的なカリフォルニア・ガールを彷彿とさせる、ファッション好きで美容にも気を遣う、そしてグルメな、今どきの上昇志向が強い、フロリダ・ガールに映ったのだ。彼らは、フロリダのパームビーチ郡ジュピターに位置する高校の同級生で、アンダーアーマーのイメージにも合った2人ではあるが、マイルズくんは来季も巨人に残留できるよう、それなりの成績を先発として残してほしいものだ。

 

その他のデジャ・ヴ

 

 
  
  

 

カスケイドと虎屋の羊羹

 

 
最後になるが、先日、カルヴィン・ハリスカスケイド
CD気に入り、俺の自宅から持ち帰ったという後輩から、昨年のブログで何度もオススメしたカスケイドのアルバムアトモスフィア”と虎屋の羊羹をいただいた。新譜に限れば、持ち帰っていいよ、といつも言っているのだが、私的には気にも留めていなかったのだが、ご丁寧に羊羹まで。

 

俺が、ピエール・エルメのマカロンをはじめ、フレデリック・カッセルのショコラ虎屋の羊羹(夜の梅)などなどをお気に入りだと知っていたのだろうが、今回気を遣わせてしまった(笑)。このブログで、過去何度も取り上げた米西海岸のハウスミュージックの雄<カスケイド>に関しては、昨年初開催されたウルトラ・ジャパンでのパフォーマンスが記憶に新しいが、当時、黄昏時に聴いた彼のメランコリックな曲の数々に、気分が高揚したことを未だ鮮明に記憶している。

 

Have a nice day!

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