シネマカメラ

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11月が終わる。

8月からのこの4ヶ月間、
ほとんど仕事しかしていなかった印象がある。

最近になってようやく友人と飲みにいけるようになった。
そして、これからの未来について、
お互いにいろいろとアツく語り合える時間がもてるようになった。
そういう時間が嬉しい。

       ※

この間に、natural Paradoxは法人化をして、
株式会社ナチュラルパラドクスとなった。

これについては、とても僅かの時間では
語り尽くせないので、またおいおい話していきたい。

もちろん「おやじとジャイアンツ物語」の続きについても、
またおいおい話していきたい。

       ※

この4ヶ月間、逆境に次ぐ逆境を経て、
そのたびに新しい試みを繰り返し、
精神的にもフィジカルな意味でもかなり強力なストレッチをしてきた。
そして、今日、月末にひとつの落ち着きを見せた。

プライベートな休みは文字通り一日とてなかったが、
この4ヶ月間はナチュパラの歴史にとって、
とても意味のある4ヶ月になったと思う。

今日は、TBS系列『情熱大陸』のナレーター、
窪田さんと一緒に渋谷のMAスタジオで収録をした。

窪田さんとお仕事をするのは、もう4回目だ。

本当にたくさんのことを教えてもらえるし、
ナチュパラ作品に対して色んなフィードバックをくれる。
そして、何より彼との仕事をしている時間が、
僕にとってはもう宝物のようで、ものづくりの醍醐味を存分に味わえる。

       ※

そして、今日はナレーション収録の後で、
映像機材屋のSYSTEM5さんに行って、
「EOS CINEMA SYSTEM」のレクチャーを存分に受けた。

前のブログにも書いたが、
キヤノンが安価で品質の高い映画製作機材を、
一昨日に新発売したのである。

僕はその数ヶ月前に発表された新聞の全面広告記事を
切り抜いて保管したくらい、衝撃的だった。

だからこそ、今日という日を待ちわびていたし、
この日のために死ぬほど仕事を頑張ってきた。

そして、そのセミナーには『龍馬伝』や『るろうに剣心』の
大友啓史監督がいた。

僕は思わず話しかけた。

実は今年、3.11をテーマにした動画コンクールでナチュパラ作品が入賞した時、
Facebookでいろんな人が受賞写真をシェアしてくれた流れで、
大友監督が「いいね!」を押してくれていた。

覚えていないと思ったら、覚えてくれていた。
あるいは覚えているふりをしてくれた(苦笑)。

そして、僕はいろんな話を聴いた。
尊敬する監督として、聴きたいことはたくさんあった。
多くの社会人がそうするように一旦は名刺交換してくれたが、
何とかまた、もっともっと色んなことを聴きたいと思った。

       ※

そして、監督として必要な機材とは何かをいろいろ教えてもらい、
その結果として、僕は、「EOS C100」というシネマカメラを購入した。
シネマカメラの入門機ではあるが、
僕にとっては、とてつもなく高価なものなのでローンを組んで購入。

でも、嬉しかった。

ナチュパラの歴史は、Canonが「5D MarkⅡ」という一眼レフムービーで
革命を起こしてくれたことに紐付きながら、
何とかギリギリの生活を凌いでやってこれた。
このカメラがなかったら、間違いなく僕はすぐに倒産をしていたと思う。

そして、「日本を元気にする、新しいタイプの映画スタジオ」構想を
実現するためには、何が何でもシネマカメラというものが欲しかった。

映画の定義は人によって異なるし、
僕はブライダルムービーでも採用ムービーにしろ、
何でも「ムービー」と付けていたが、本当は「ビデオ」だと分かっていた。

皆さん暇ではないので誰もツッコミはしなかったものの、
自分のなかではちょっと背伸び感があった。

でも、ナチュパラは9年目にしてようやく、シネマカメラを手に入れたのだ。
「C100」については色んな情報があるので、
手を出すべきか、頑張って、時間をみて「C300」なり「C500」といった
上位機種を目指すか悩んだが、今日話した大友監督の言葉で決まった。

「監督があまり上位機種のカメラをもつと、
 自分で全部撮りたくなるから、
 ある一定のラインで線引きをすべきだと思う」と。

実際、「C300」は相棒のカメラマンが購入するらしいので、
僕はあくまでサブカメでいいと思う。

でも、サブカメとしてのシネマカメラなら十分だ。
ブライダルでも企業紹介でもウェブCMでも、
劇場映画並みのクオリティを一日も早く実現してみせる。

すべては経営理念、「愛と笑いとサプライズ」を日本中に届けるために。