雨の中、春を求めて… 「植木市」熊本市で開幕[熊本] 2012年02月01日

[植木の西瓜] 発 “みんな元気ですよ~!”
多くの来場者でにぎわう「くまもと春の植木市」=1日午前、熊本市の戸島いこいの広場(石本智)


 熊本に早春を告げる「くまもと春の植木市」が1日、熊本市戸島町の戸島いこいの広場で始まった。
3月10日まで。初日は、朝からあいにくの雨だったが、訪れた家族連れらが草花や鉢植えを買い求めていた。

 くまもと植木市振興会(吉丸良治会長)と同市が主催。
県内外の115業者が盆栽や庭木など約100万点を出品している。

 主催者ら約100人が出席してあった開会式では吉丸会長が「熊本の政令市移行を控え、400年以上の伝統を持つ植木市をますます盛り上げていきたい」とあいさつ。

 来場者は肥後六花などの鉢物や花苗が並ぶビニールハウスや、日本庭園の展示を思い思いに観賞。
5種類のアジサイを買っていた、嘉島町の会社員中尾直道さん(61)は「今年も、庭の彩りが一つ増えました」と喜んでいた。

 市などは、32万人の来場者(昨年度31万人)と3億2千万円の売り上げ(同3億円)を目標としている。
ひごまるコールTEL096(334)1500。 (堀江利雅)


くまにちコム
http://kumanichi.com/index.shtml