第4回ふうせんバレーボール関西大会

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明日9月22日(土)10時30分より


大阪市舞洲障害者スポーツセンター「アミティ舞洲」にて



ふうせんバレーボール関西大会が開催されます。


毎年参加チームが増え、今年は36チーム(確か・・・)。


大きな大会です。


ということで、今日は仕事を終えて、大阪へ向かっています。


のぞみで移動中でもe-mobile結構快適に使えてますね。


大阪ふうせんバレーボール普及会HP

大会実施要項 (主催:ASSCさんのHPよりリンク)




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 しばらくぶりの更新です。

 さて、18日月曜日にふうせんバレーボールを
アメリカで紹介しましたのでご報告。

協力してくれたのはミズーリ州立大学のテリーロング博士
専攻はセラピューティックレクリエーション(以下TR)。

参考サイトは健康レクリエーション協会・研究会

何やらかなり難しそうですが、僕なりに要約すると根本は

障害者・病人の社会参加の促進を、レクを活用してやっていこう
 僕は障害者のリハの最終段階は雇用だと考えているのですが、
そこに向かう第一段階としては、やはり定期的な社会活動に参加し、
それを継続していくことが重要なわけです。

 ケースとしては少なくなってきていると聞いていますが、現在でも
なかなか社会活動への第一歩を踏み出せない方がいます。

 そういった人たちの社会参加を促進するためには、
決して獅子が谷底にわが子を突き落とすような対応ではなく、
やはり第一歩を進めるにあたって、ハードルの低いツールを
用意する必要がある。

 そしてそのツールとしてレクを使おう、という考え方です。

参加した障害者・病人にレクを治療に結び付けていこう
 そしてもちろん参加から継続に繋げていく中で、何らかの治療効果
(これは成功体験の積み重ねによる自己実現なども含まれます)を
盛り込んでいく、ということが大切です。

 障害者スポーツについても基本的には同じ発想ではありますが、
スポーツではなくレクで同様の効果を、というところがポイントです。

と、個人的にはこういうところからできてきた学問だと認識しています。

 こういった学問的な性格を考慮するとふうせんバレーボールが評価されること
自体はかなり当たり前なわけです。

 簡単に書いてみると
①ふうせんバレーボールの汎用性の高さ
 障害の有無・種別・程度の区別なく、参加できる。
②ルールが簡単
 競技をやってみる、という時にハードルが低い
③重度障害者が参加できる競技
 風船を使う、ルールを工夫する、等で重度障害者も参加できる

ということで、社会参加を促進するツールとしては受け皿としても範囲が広いし、
ハードルも低いということで実に適切な種目です。
(この特性は卓球バレーやフライングディスクなど本当に限られた種目にしかないものです。
※特に集団競技としては、という意味)

④娯楽性が高い集団競技
障害者スポーツ指導の現場ではよくゲーム的なものを考案して実施したりすることがあるのですが、
それだけではなく、日常的に面白いものと面白くないものって何が違うの?面白いものにあって、
面白くないものにないものって何?というようなことは一応学術的に論じられているわけで、
詳細はまた別途書こうと思いますが、基本的には4つの要素(あくまでも集団競技として、です)がある。
例えば
・プレーへの参加・・・ふうせんバレーではどんな人も参加できるし、参加した人はプレーにも参加しないといけない。コートにはいるけどプレーの機会が少なかったりすると楽しくないよね、ってことです。

・予期できぬ事態の発生・・・全てが予見できるともちろん面白くはないわけですが、風船が普通のボールとは異なる挙動をしたり、異なる状態の人たちが同じコートでプレーすることで予想できない相乗効果が出たりします。

・一緒にやること・・・バレーやテニス、バスケットなどの球技を考えてもらうとわかりやすいのですが、基本的に相手に勝つためには相手の嫌がることをしないといけない。ドッジボールなんか考えてもらうと一番わかりがいいですが、相手に勝つためには相手に思いっきりボールを投げつけるわけで、勝つための第一歩のタスクが相手側を対象に行動を起こすことになるわけです。しかしふうせんバレーではまず自チームの中の6人が一回ずつ触る、というタスクを行わないと、相手に点が入ってしまうわけで、つまり第一歩のタスクが自チームの中で協力し合うことにあるわけですね。グループに分かれて各グループごとの成果を競い合う(例えば運動会でクラスごとに大縄跳びの成功回数を競う、など)場合には、もちろんこの条件は満たされますが、特に球技スポーツ種目には意外とこれを満たすものはないんです。

・バリエーション
 やっぱり参加する人の状態などを考慮して、その場その場に応じた対応ができることが重要なわけです。そういった意味でふうせんバレーはバリエーションが多い。もう少し言いかえると、指導者の技量によって最適なふうせんバレーを実施する子ができる、ということです。(人数が変われば回数を変えたりとかです)

などなどです。

誰でも参加でき、更に楽しい競技なんだから社会参加促進という点ではとてもよい競技なわけです。

そして、参加した人にリハ的な効果ももたらして行ける。(この辺はそのうちかきます)

こういった点からこの学会でふうせんバレーが受入れらることは特に無理のないことと言えるのでは、と考えます。


 さて今回はミズーリ州セントルイスでTRのシンポジウムが開催され、
そこで、ふうせんバレーボールの発表をしてきたわけですが、きっかけは突然訪れました。

 鹿児島でふうせんバレー経験のある方が上記の大学に留学中、ロング博士に競技を紹介し、
シンポジウムでの発表が決まったわけですが、急きょ、先述の留学中の方が参加できなくなった
ために日本から人員を派遣することになったわけです。
(この度はその方から航空券代を補助頂きまして、どうもありがとうございました。)

 発表時間は1時間。通訳なんかつける予算もなく、準備時間もほとんどない。
自分は時間がなくて行けない。

 ということで迷いに迷った結果、一人、救世主のような人材を見つけ、
現地に行ってもらうことになりました。






 シンポジウムでは口頭説明30分、実技体験30分程度の割り振りで
60人くらいの方が参加してくれたそうで、反応も非常に好意的だったようですが、
その詳細はまた今度、お知らせします。

 では。
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