仙台駅には、いろいろと美味しい駅弁が販売されています。
2020年に登場したのが、
「ふかひれ姿煮弁当」です。
気仙沼産のふかひれを使用した駅弁です。
気仙沼は、
古くは江戸時代末期頃から、
フカヒレやサメ肉の加工がおこなわれていました。
気仙沼港のサメの水揚げは、
日本の約80%~90%と言われています。
その理由は、
近海マグロの延縄漁業が盛んであり、
そのマグロとサメが混獲されることにより、
サメの加工が始まりました。
水揚げされるサメのうち、
ヨシキリザメが全体の約80%で、
ネズミザメ(モウカザメ)が約15%です。
パッケージは、
黒字に荒波を行く宝船の絵が黄色で描かれていて、
その上には、
ふかひれ姿煮弁当の写真と、
フカヒレ煮の写真が印刷されています。
右上には、
「みやぎ気仙沼産」と書かれていて、
その左側には、
「鶏ガラスープで炊いたたけのこごはんの上に、
気仙沼産のふかひれを丸ごと乗せました」
と書かれています。
左側には、
「気仙沼はサメの漁獲量日本一です」
「ヨシキリザメのむなびれを使用」
と書かれています。
パッケージを取ると、
丸い容器のなかに、
鶏ガラスープで炊いたたけのこ御飯の上に、
薄焼き玉子がのせてあり、
その上にヨシキリザメのフカヒレ煮が2切れのっています。
その上にカキ風味のあんかけがかけてあり、
きくらげと枝豆煮、クコの実ものっています。
食べてみると、
カキ風味のあんかけは、
薄焼き玉子との相性がよく、とても美味しいです。
鶏ガラスープで炊いたたけのこごはんは、
小さくカットされたたけのこが、
しゃきしゃきとしてとても美味しいです。
ヨシキリザメのむなびれの姿煮は、
豪華でとても美味しいです。
とてもお勧めの駅弁です。
この駅弁の格付けは、
★★★★
です。