制服マジック | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

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フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

なんか、制服姿っていいよね

そう思っている方も多い

 

多くの職業の人たちが制服を着用

中学生や高校生も着ている

 

その中でも、特に安心・安全に携わる職場では

厳しい訓練に耐え抜いて

はじめて制服の着用が許される

 

そこには、訓練を乗り越えたという自信が

みなぎっている

 

人々はその制服に対して信頼を寄せる

 

医師や看護師、警察官、消防士、救急隊員などなど

 

あるサイトによれば

*制服を着ると自信に満ちて堂々と見える

*安定した職業を持っていると見える

*制服は権威と信頼の象徴

の要素があり

それらが制服姿の魅力を作り上げていく

 

 

CAの制服も、その一つかもしれない

 

救難訓練では、非常時にいかにお客様の命を守るか

機種ごとの脱出方法や機器の操作を覚え

ときに叱咤され、ときに目に涙をためながら

実践的訓練を乗り越えていく

 

それが終われば、接客・接遇の訓練が待っている

笑顔が足りないといっては怒られ

歩き方はおかしいといっては怒られ

挨拶ができていないといっては怒られ

 

航路案内、病人対応、旅客搭乗規定、乗務員規定、料理の知識、お酒類の知識、機内販売取り扱い規定、各国入国規定など10科目(国際線)以上の知識科目のテスト

 

すべてに次第点をとらなければならない

 

それら座学が終わると、制服が各自に支給される

 

制服を着用してのサービス実践訓練が始まり

それをクリアーして

はじめて修了式を迎える

 

そして、実機でのOJT訓練が終わると

一人前のCAとして乗務し始める

 

本当は、まだまだ分らないことだらけ

 

でも、お客様には不安を与えないよう

また、信頼していただけるようがんばっている

 

制服を着用すると

気持ちがビシッとし、さあ、やるぞという心意気が

みなぎってくる

 

 

T・K ♂

 

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