SONYウォークマン NW-ZX300のバッテリー交換(備忘録) | へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

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かなり前から持っているSONYウォークマン NW-ZX300。
なんかバッテリーが怪しい。
表示がフル充電にならないし、連続使用で3時間以上持たない感じがする。
 
在宅勤務になって、使用頻度は減っていますが、少ない外出機会を楽しみたいので、バッテリーを自分で、DIYで交換することにしました。
Sonyに頼むと1万数千円かかるみたいです。
 
ただし、自分で出来る自信と失敗しても何とかする覚悟が必要ですから、参考にされる方は自己責任でお願います。
 
 
まず、バッテリーを注文。
アマゾンに売っていたこれ。
 

 
ZX100もOKみたいです。でも、取説もなんもないです。
気をつけてくださいね。
自己責任をバリバリにまとっていますから覚悟です。
 
まず本体の裏側?のゴム板を丁寧に剥がします。
薄い板状のもの、カッターの背などで刃を立てないように、ゴムを切らないように差し込んで、ゆっくりメリメリメリっと剥がします。
 
 
ゴムには、ほぼ全面に両面テープが着いているので、焦らずゆっくり、ゴムが伸びないように、また両面テープにゴミ・埃がつかないようにします。
※バッテリーに付属している樹脂ヘラは、無理に使う必要はないです。
 
 
次にネジを外します。
付属しているプラスドライバー2種でネジを外します。
見えている銀色のビス3つありますが、穴の奥に黒いビスも数個あります。
 
 
また、下部に★型ネジがありますがこれも外します。
でも、この工具は付属していなので自分で用意する必要があります。
 
次は、難関のこのフェリカ?に繋がるコネクターを外します。
ここが一番緊張するところです。
両面テープでケーブルが貼り付いていますから、これをカッターの刃の背やピンセットで断線しないように剥がし・・・
 
画面上部の方からゆっく引っ張ると小さなコネクター?が外れます。
 
 
※ゆっくり慌てず、深呼吸しながら作業しましょう!
 
中蓋が外れたら透明樹脂を外します。(確かねじ止めされてます。)
 
 
いよいよ基盤が見えました。
バッテリーから伸びる、赤白黒のケーブを確認します。
 
 
半田ごてを当てて、ケーブルを抜くことを考えましたが、私のコテでは溶けませんでした。
基盤を焦がしたくないので、小型のニッパーで、すべてのケーブルをカットしました。
 
次にオレンジ色のシートを丁寧に剥がして、古いバッテリーを撤去します。
オレンジ色のシートは再利用するので、カッターでカットとかはしないように。
 
 
ここからは逆の手順です。
今度は、新しいバッテリーをオレンジ色のシートで包み貼ります。
この時にバッテリーの位置は、基盤側に寄せるようにしないと、後ろの★型ネジで止めていたパーツが収まらなくなるので注意です。
 
 
ケーブル3本は、同色をもとの位置にハンダ付けします。
元の硬いハンダの上に新しいハンダを乗せる形なので、高めの温度でサクッとしっかり付いたことを確認しながらハンダ付けします。
 
後は樹脂、アルミ板、ゴム板の順に戻して終了です。
 
バッテリーは、おそらくスッカラカンなので充電。
赤いLEDの点灯を確認して充電モードに入ったことを確認。
数時間後、満充電の表示を確認(古いバッテリーだと満充電表示されなかった)して試聴してみます。
こころなしか、電圧も安定しているのか、音質が良くなったように感じましたがプラシーボ効果でしょうね。
 
以上、備忘録でした。
正直、誰でも出来る、簡単ですとは言い切れません。
ルーペやピンセットなども使った方がいいので、手先に自信がない人は要注意だと思います。