ワイルド・スピード『BBQシーン』の世界観は実現可能?必要な物はファミリー!? | 空冷ワーゲン タイプワンBlog

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映画『ワイルドスピード・シリーズ』に何度が登場する、ドムの家の裏で行われる「バーベキューシーン」に、「どこか惹かれる」といった方は、多いのではないでしょうか。

あのシーンに惹かれるものがあるのは、「家でBBQ」だけでも「仲間たちとBBQ」でもなく、あのシーンを形作るすべてがあっての『世界観』

ドムの家は一軒家で、広くないながらも中庭とガレージがあり、車いじりや仲間とのBBQを楽しむには、もってこいのロケーションです。当然、車好きの集まりですから、その場に車で来るわけですが、その点ドムの家は、2〜3台分の駐車スペースと、家の前の路駐を合わせて、軽く5〜6台は停められます。
立地としては申し分ありません。

「ワイルドスピードのバーベキューいいよね〜」と言っている方の大半が、ここまでの課題をクリア出来れば、あの世界観が手に入ると思っているフシがあるのですが、本当にあの世界観が「場所」だけの問題で実現できるのでしょうか。

私としては、『たまり場の要素」が肝なのではと考えます。
たまり場とは、気の合う仲間がいつも集まり自由に出入りできる場所。雑談や談笑だけでなく、ときには議論することや飲食することもある場所。

仲間と事前に予定を立てて、計画的にするBBQも良いですが、日頃から出入りする「たまり場」で、突発的に始まる「日常的なBBQ」が、ワイスピBBQに惹かれる理由。
魅力ではないでしょうか?


ただこれを、故意にやろうとすると、色々な壁が出てくるでしょう。

そもそも個人宅の「たまり場」は、家主の寛大な心と合意が必要で、たいていの家主であれば「たまり場」などにしたくないのが心情でしょう。
家主の合意があった場合でも、個人宅(敷地内ガレージ含め)であれば、家には同居する家族も居るでしょうし、家族も友好的で寛大な心の持ち主でない限り、居心地の良い「たまり場」にはなりません。
トレット家であれば、妹ミアは兄を慕っており、その仲間とも友好的です。

もちろんそこに集まる「仲間」の質も、問題になります。「本当に気の合う仲間」だけが集まればいいですが、ネ友や知り合い程度の人までもが出入りするようになると、誰もが「居心地のいい場所」とはならないでしょう。
言うなれば『ファミリー』。


私事ですが
幼少期からそんな「居心地のいい」たまり場があったので、「ワイスピBBQ」は本当に懐かしく思って見てしまいます😁
自然発生的に出来た「たまり場」には、それらの要素があり、故意に作ろうと思っても出来る物では無いのかもしれません。

「本当に気の合う仲間だけが集う場所」
そんな場所でするバーベキューは、「特別な行事」ではなく、ただの「食事」。
ただ、それが本当に「至福の時」であることは間違いなく、それに気付くのはあとになってからのこと。

見たことない方はぜひ見てみてください!
ワイルドスピード・シリーズでバーベキューシーンがあるのは、『ワイスピ1』『EURO MISSION』『MEGA MAX』の3作品です。

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