東京乳母車ブログ


今日はかつて乳母車に乗っていた長男が、名古屋三越のベビーカーフェアでプスプスをご紹介しています。

 

30年前の乳母車時代の可愛らしかった子供たちを思い出し、時の経つ速さに驚かされています。

長男が生まれる前、さして子供好きでもなく子供に興味があるわけでもなかった私は、いざ赤ちゃんが生まれるとなるとかなり戸惑ったことを覚えています。

 

はたして赤ちゃんを育てるなど、そんな大それたことが自分にできるのだろうか?と。

それに妊娠ってやたら太ってしまうらしいし。

まるで無知だった私は本屋さんに行きました。そこで手に入れた本は、「太らないお産の本」菅原明子著、でした。

この本で食事のこと、マタニティヨガを知り、助産院の存在を知りました。

 

すぐその気になる私は、真面目に食事を作りヨガに取り組み、菅原先生お勧めの青柳助産院の門をたたきました。

高齢のベテラン助産師青柳先生は、優しく毅然と妊婦の心得を説かれました。

「お産は病気ではありません。」

「生命誕生以来、人類発祥以来行われてきた自然現象です。」

「生まれる日は赤ちゃんが決めて生まれてきます。」

「お産の痛みは筋肉の収縮にすぎません。痛みを無くすのではなく和らげる和痛がラマーズ法です。」

赤ちゃんは将来どんなに立派な人になるかもしれないのですから、大切にお育てしなければなりません。」

などなど。

 

そうか!別に病気ではないんだ! それにぜんぜん普通のことなのだ!

 

そう気付いて私がどんなに心も体も軽く明るくなったことでしょう!

そして赤ちゃんの誕生が心から楽しみになり、そうなると持ち前の妄想力が膨らみ、赤ちゃんのおくるみをキルト刺繍して(といっても簡単なものでしたが)作ったりしていました。

 

赤ちゃんが生まれてみると、青柳先生の仰ったことを実感しました。

「これは私一人の実力ではない、偉大な自然の力だ!」と。

私のお腹から生まれてきたけれど、私のものではない、人類全体の宝物だからちゃんとお育てしなければ、と。

 

私がこんな立派なことを感じるとは、どうみても超自然的な何かが起こっていたのでしょう。

始めて見る生まれたばかりの赤ちゃんは、小さくてどうしようもなく可愛らしく、それまで赤ちゃんになじみのなかった私が、いきなりやさしく声をかけたりあやしたり、お母さんらしくなっていたのには自分自身でも信じられない思いでした。

 

「パパは脳研究者」池谷裕二著・クレヨンハウス によると、これは紛れもなくオキシトシンの作用。

33ページに、「まるで恋?それは子育て」という章があります。

相手のためだったら苦労をいとわないという強い愛情・オキシトシンは親が子どもに感じる愛情ですが、ヒトは子ども以外の特定の相手にもオキシトシンが注がれてしまうのだそう。

ということは、「まるで子育て?それは恋」!!

 

オキシトシンは出産のときに大量に分泌され、子宮を収縮させるホルモンだそうですが、脳にも作用し、相手を絶対的に信じ、愛情を注ぐためのホルモンなのだそうです。

詳しくは「パパは脳研究者」をお読みいただくとして、これは面白いですね。

 

子育て時代はこんなことちっとも知りませんでしたが、毎日毎日オキシトシンのおかげで幸福感いっぱい。

次に長女が生まれたときは、「女の子!」というだけでほんわりとした気持ちになりました。仲間が出現したようにも思えましたし、またまたオキシトシンのおかげで幸福感は高まるばかり。

 

「パパは脳研究者」は、さらっと読めてしまいそうで実はかなり深い内容なので私はまだまだ理解不足ですが、子育て時代に知っていたらと思うことばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

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