四国八十八ヶ所 歩き遍路上観察 シーズン1 Day12その3 24番最御崎寺~26番金剛頂寺 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

室戸岬スカイラインから降りてくると国道ではなくその脇道の旧道を歩きます。

 

「昭和九年海嘯襲来地點」散々津波関連の看板や施設を目にしてきましたが、これは室戸台風の高潮の被害を伝える石碑ようです。

校舎壁画。残念ながら閉校となった小学校のようです。

 

少し前を歩いていたイタリア人の脚に野良ネコが絡みついて「こんなに痩せてかわいそう。何か食べ物持ってない?」と聞くので「それは非合法だ」といおうかと思ったけど「実は嫌いなんだ。」「どうして」以下略    しつこく聞かれたが振り切って先へスタスタと歩くと先の方で2匹ほど様子を伺っていました。 こうやってお遍路相手に逆接待を狙って生活しているんだろうな。以前にも子猫に付きまとわれたことがあって、それをじっと見ている大人の猫がいたことがありました。子供に万引きをさせて上前をはねる毒親みたいな感じなんだろうな。

 

王子宮

好奇心旺盛なイタリア人になんでエプロンをしているのか聞かれたけど答えられませんでした。お地蔵さんだと亡くなった子供のイメージというケースがあるのでしょうが狛犬はそういうわけでもないだろうし。

 

 

 

漆喰の壁に瓦が何層か。こういった作りに呼び名があるのかと検索してみると「水切り瓦」という言葉が出てきました。壁の表面に雨が流れるのを防いで漆喰を守る仕組みのようです。

 

 

ビルトイン防火水槽?

風流なタイル

丸型ポストから生える木製電柱

ここにも海嘯襲来地點碑。

ごみすてるなや 犬にフンさせるな 

「させるなや」ではないのね。あと、語尾を下付きにする不思議

ここにも。

古い町並みでは煉瓦塀もよく目にしますね。

塩看板

「四国第二十五番霊場 津寺」と書かれた寺標。看板は津照寺。

その津照寺に到着

どこで撮ったのかよく覚えていない狛犬。

 

駐車場経営最大手の月極財閥から引き継いだ「月決」社 (嘘です

親亀の頭に子亀を乗せて。

「びょうどうづ」ではなく「ならし」

 

このあたりだったかどうかはっきりしませんが途中で立ち寄ったコンビニ風のお店のご主人のお話。 「御厨人窟は行った?あそこでお大師さんが籠ってたときはここらの者がお世話をしたって言われてるんだ。」 お遍路中に荷物の運搬を頼むのは邪道という人はこういうのも邪道と思うんだろうね。修行中の食料は自分で運び込んで自炊せよと。あと、ザンビアだったかどこかから来て歩いていたという若いアフリカ人女性のお遍路さんの写真も見せてもらった。国際的だな。

「岩戸神社」 扁額の「社」に点が付いていますが、一部の偏狂マンホーラー界隈の習慣で萌え点付きなどというと漢字クラスターに叱られます。

こちらもエプロン付き

 

 

建設会社さんご提供の遍路休憩所。

製氷機があって火照った腕などを冷やすのに使わせていただきました。ありがとうございました。袋まで用意されていて心づかいが素晴らしいです。

 

第二十六番霊場の道しるべ。この日の歩きはここの道路向かいの民宿までにして26番は翌朝に参拝する予定でしたが、まだ時間があるのと足の調子も問題がないのでこのまま続けることに。

五丁

八丁 数字が増えました。丁石の起点はどこなのでしょう?休憩所脇の道標かな?

到着しました。第26番札所 金剛頂寺。境内にはご利益の高いモノがいくつかありましたが例によって写真は省略です。

さあ、今日もお疲れさまでした。イタリア人はとろろ飯は苦手のようでした。

 

 

本日の歩行距離:約27km 歩行時間:約9時間 (休憩時間を含む)