とは言え、高崎市の蓋に描かれているのは地上式消火栓で、蓋の中身とは違います。ところが狭山市の場合はその中身を描いています。しかも、単口と双口の区別まで。狭山市民のうち、どれくらいの皆さんがこの絵の意味を分かっていらっしゃるのでしょうか?
さらに驚くのはこれ。空気弁です。ちゃんと調べたわけではないのですが、空気弁の絵が公衆の目に触れるところにあるというのは全国でも珍しいのではないかと思います。
市内には、他にも例えば仕切弁の蓋などがあるのですが、こんな弁もぜひ描いてほしいものです。
「流調弁」と書かれた蓋は初めて見ました。
群馬県太田市には「流量調整弁室」と書かれた蓋があったのですが、中身は同じようなものでしょう。
そして、デザインはオーソドックスな消防車と消防士さんですが変わった色の消火栓蓋。
右書き「止水栓」あまり古そうには見えません。
「制水弁室」取手付き
何かとこだわりのある狭山市でした。