2017年09月29日

貴重な二泊三日の旅

テーマ:日々
こんにちは、塩原です。


昨年とは違い、今年は秋っぽい9月ですね。美味しいもの食べてますか?元気ですか?


僕は、


元気…じゃねぇーよぉぉぉぉぉぉぉ!


緊急入院しました…。(笑)

いやっ、笑えん!



その男は早朝から、腹部に違和感を感じていた。

どうもおかしい。

便秘や下している痛みとは違う周期的に押し寄せてくるこの痛み…。

が、今日は祝祭日。近隣の病院は休みだ。診療してくれる病院は微妙に遠い。億劫だ。横になって寝るかして改善しなければ行けば良い。男はそう思った。


…寝れない。痛みが時間とともに強くなり堪えるので精一杯だ。


男は観念してタクシーで診療を受けに行く。診てもらい薬を処方される。胃酸を止める薬、胃を守る薬。胃痙攣を止める薬。直ぐに飲む。劇的に改善されるのを期待するも、叶わず。

吸収する時間がやはりかかるのか…。

まぁいい。帰宅する間には効き始めるだろう。

男は徒歩での帰宅を選択する。
そして男は直ぐにその選択が間違っていたことを知る。

動けない…。

痛みで休み休みでないと歩けないのだ。
小雨降る午後。タクシーに切り替えたくとも空車のタクシーなど通らない。男は診療所にあった配車用の番号が記されたピンクの電話を思い出し、そして呪う。


いや、薬が効くまでだ。効き始めるハズだ…。

男は念じながら意地で帰宅する。

横になってれば効き出して…効き出して…。

男は横になろうとするも痛みでジッといていられない。ついには苦痛で呻き出す。

薬を飲んでから1時間。何故だ。何故だ何故だ何故だ…。

ようやく自分の身体が危険な状態なのかもしれないと、男は今まで味わったコトのない種類の恐怖を感じ、携帯で近隣の救急病院を検索する。

男の頭は救急車を呼ぶという選択肢を全くもっていなかった。元来、その男は救急車というのは事故や事件で外傷を負うもの(大量の出血や甚大な火傷、骨折)、あるいは意識不明の状態に陥った時「自らでなく他者」に呼んでもらうものと認識していた。

まして休日。呼んでしまってその間に本当に必要な人がいたら…。

呼んでいいわけがない。

男は病院のホームページに記載してある通り救急の病院にまづ電話する。


「直ぐに診られるかは、わかりませんが…」

救急じゃないのか…⁇

いや、やはり救急車で担ぎ込まれてる危機に瀕した方が沢山いるのだ。

やはり自分の選択は間違っていなかった。

自分を讃える。


「お昼頃に行かれた診療所からの紹介状はありますか?」「ないです。」「あー、勿体無い。」




「勿体無い」…だとっ。



人の話を聞いていたのだろうか。診てもらって薬が効かなくて痛みが限界だから、救急で診てもらいたいと。紹介状もらって救急に来るなら、既に緊急でもないし救急でもないじゃないか。
飛び込みで行くと診療代が高くつくのは知っている。が、お金の多寡を考えている余裕がないくらいだから電話しているのだ。
相手と自分との切迫感の隔たりに眩暈を覚える…。


「自分で歩けますか?」



…まだ、やるのか。




自分で歩けなかったら、それこそこんな電話しないで確実に救急車呼ぶだろう…。歩けなかったら病院に辿りつけないではないか…。





我慢に我慢に我慢を重ねれば歩ける。




タクシーの配車の手配も終わった。




痛みによる冷や汗で服の色が変わってきた。







痛みが限界だ。






そうだ。救急車を呼んでいい理由に「自分で歩けない状態」を追加しよう…。


(つづく?)
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