自主製作盤 平和勝次「宗右衛門町ブルース」 | ディープな歌謡曲の世界~スコティッシュ75のブログ~

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〽なぜに泣かすか 宗右衛門町よ〽

 

 1962年の北原謙二氏の『さよなら さよなら さようなら』の歌詞を変更し、1972年にクラウンから発売された平和勝次とダークホースの『宗右衛門町ブルース』

 

 このクラウンのメジャー盤の前に自主製作されたのが、上の画像のレコードジャケットのものとなります。

 

 Wikipediaの情報によると、この自主製作盤は約500枚ほどしかプレスされなかった様で、それ故か中古市場でも見かけません。

 

 演奏は、ワンツースリーという名義のグループ(?)となっており、ドラム、ギター、ベースというシンプルな構成。

 

 この辺からも自主製作の色が濃く出ています。

 

 しかし平和勝次氏のボーカルは、自主製作盤とは思えぬ力量を持って録音に臨んでおられ、メジャー盤と遜色ありません。

 

 

 後奏で、片面を担当した桂小春氏による「しょーもない。よーこんな歌うとーてるな。表の歌の方が面白おまっせ!」という台詞が挿入されています。 

 

 関西独特のノリがこの辺りからも伝わってきます。

 

 

【レコードデータ】

レコード会社:記載なし

レコード番号:TPS-1010

発売日:?年?月?日

A面 『宗右衛門町ブルース』 作詞曲:平和勝次(*) 編曲:記載なし 唄:平和勝次

B面 『ペケペンオリンピック』 作詞曲:桂小春 編曲:記載なし 唄:桂小春

 

(*)レコードの記載上、作曲は平和勝次氏となっていましたが、実際は山路進一氏となります。

 

 

 

 

 

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