コールセンターに電話すると、よく「ナビダイヤルでお繋ぎします」というアナウンスの後に、
「○○の方は1番を、××の方は2番を…」という音声が流れてきたりします。
これがいわゆるIVR(Interactive Voice Response )というものなのですが、
まあ大体わかりにくいですよね。
私もなにか用件があってコールセンターに連絡するとき、
(な、長い…そしてわかりにくい…)と思う事が多々あるのですが、
これはコールセンターの特性上しょうがないことなのです。
コールセンターは問い合わせの内容事に部署がわかれています。
なんだったら、会社が違ったりします。
(例えば督促は自社だけど、書類関係は委託会社だったり)
だから、その部署で答えられることと、答えられないことがあります。
よく問い合わせに答えた後
「ついでに○○も聞きたいんだけど、どうなってるの?」
と聞かれたりしますが、コールセンターによっては
他部門のことはまったくわからないなんてこともざらです。
だから別の部署にかけ直しをお願いしたり、転送したりするのですが、
そこで「なんで答えられないんだよ!」「同じ会社だろ!!」
とクレームになってしまうことが多々あるのです…。
言いたいこともお気持ちもす~~ごくよくわかるんですが、
コールセンターの中身というのはこんなふうにもはや枝分かれ状態なので、
ムリはムリでして…
なにとぞご理解いただけると幸いなのです…
こんなコールセンターの事を延々と書いた
文庫版・督促OL 指導日記
本日発売になりました。
マニアックな内容ですが、コールセンターは本当に面白い職場なので、
少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!