2015年9月24日マチネの公演で、2015年レ・ミゼラブル全公演が終わりました!!!

、、、って、いま10月14日だし。

3週間たってるし。

あ、題名、『ロスからの』は、別にいまロサンゼルスにいるわけではない。



そうそう。レミについて。

ちゃんとblog書いてなかったので書きますね。

そして、ちゃんと終わらせましょう。



ようやく、blogを書く気になれました。

まぁ、しょーじき言いますと、重度のロスになってました。燃え尽き症候群みたいな。

2008~09年のサイゴン148公演やったあとも、燃え尽き症候群になり、数ヵ月の間だいぶ戻ってこれなかったんですが、今回は3週間で戻ってこれた!これは成長だ!笑。



今年は4月からの半年で132公演やりました。

2011年に46公演、2013年に138公演やらせてもらってましたので、2015年の大千穐樂で通算316公演目でした。

300公演目とか、報告するの忘れてました。汗

いつの間にか過ぎてた(笑)



あらためまして、2015年レ・ミゼラブルにご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。



2013年からクラクスーを演じさせていただきました。270公演クラクスーとして生きることができて、とてもしあわせでした。

結局1度も強盗は成功しませんでしたが、ほんとのほんとに、あの瞬間は、毎回全力で強盗を成功させるつもりで、プリュメ街55番地へ走り込んでました。



たくさんの声援、お手紙、励ましのお言葉に、この場を借りてほんとに感謝です。

月並みな言葉ですが、皆様のおかげで、がんばれました。立ち続けることができました。



サイゴンの時もそうだったんですけど、こんだけやってると、そりゃキライになることもありました。

でも、これまたサイゴンと一緒なんですけど、やっぱスキに落ち着くんですな。

これもう理屈じゃないと思う。

よく友達に言われることがあって、、、そんだけやってて、飽きないの?とか、聞かれます。

。。。うーん。

ぶっちゃけますと、とっくにそんなところは、過ぎ去りました。

飽きるとか飽きないとか、そんなことじゃなくなってました。

ある種の使命感というか、この作品のメッセージを、観に来ていただいた皆様に、正しくまっすぐ伝える。

このミュージカルを観て人生が変わる人が、きっといる。必ずいる。

これを信念にやってるので、もう飽きるとか飽きないとかじゃないんです。でした。

で、総じてスキ!なわけです。スキじゃなきゃやれてないと思いますし。



ただ、やはり、290公演すぎたあたりから、体も心も、その一回の公演に注ぎ込むのが精一杯でした。

本番以外は、ほとんどスイッチ切ってました。

本番をちゃんとやれればいい。と、本番にのみエネルギーを注いでました。

本番前とか本番後とか、素っ気なくてごめんなさい(笑)みんなに謝る(笑)



僕は役としてはクラクスーだったんですが、ダブルキャストの相方の萬谷さんが、テナルディエを兼任されてましたので、通常のキャストよりも、ちょっと出演回数は多くやらせていただきました。

その萬谷さんも、博多ではじめさんが千穐樂を迎え、大阪でKENTAROさんが千穐樂を迎え、最後は一人でテナルディエをやりきりました。

最後のゴールテープ切るときは、萬谷さんと、二人で、やりきった感がすごく強かったです。相方が萬谷さんでほんとよかった。

はじめさん、KENTAROさん、萬谷さん。 このお三方には、ほんとによくしてもらいました。

僕が倒れたら、萬谷さんに迷惑かかる。はじめさん、KENTAROさんに迷惑かかる。それだけは絶対にすまい!と。

尊敬するお三方だからこそ、必死になれました。

毎朝起きた瞬間からその日の公演のことを考え、本番後は、寝る前までアイシングしたりマッサージしたり、体のケア。

この厳しい公演を乗りきれたこと、ちょっとだけ胸を張ってもいいのかなと、思います。

ちょっとだけ自信にしていきます。



で、大千穐樂終わって、、、、

次の日の朝、ああ、もう行かないんだなぁって思ったら、切なくなっちゃいまして。

大千穐樂で、2017年のレ・ミゼラブル公演の決定も発表されましたが、なんかもー遠くて考えられなくて。

また1からあの過酷なオーディションを受けなきゃまたレ・ミゼラブルには出れないんだ、、、と思ったら、果てしなく思えて、、、ロスっちゃいました。



でも、時は待ってはくれません。

ハングリーに生きてくしかない。

次の出演作も、ありがたいことにあります。

いま置かれてる環境に感謝し、目の前のことをまたひとつずつ積み重ねていくしかないなと。

もともとそうやって生きてきました。まずは目の前のことを。



僕のレ・ミゼラブルは、316公演で、いったん幕を閉じます!

あえて、いったんという言葉を使います。

だって、出たいか出たくないかだけを切り取って見れば、また出たいですもん。



レ・ミゼラブルに教えてもらったこと、レ・ミゼラブルで成長できたことを糧に、これからも生きていきます。




びふぉー




あふたー

心機一転!



よーし!生きるぞー!!!

お願い鋼鉄ビンタ
『時空堂 revival』

中原彰として。

http://onekou.com/stageinfo.php

チケットはこちら↓

https://t.co/J1J3zL66Ah

ぜひ、観に来てください!

ミュージカルではない、がっつり芝居の僕を。