国母和宏3(最後にします・・) | 徳本一善オフィシャルブログ「-ICHIZEN-」by Ameba

国母和宏3(最後にします・・)

朝起きてブログ見たら、コメントがえらいことに・・・・!


それだけ世間のみなさんが、良くも悪くも注目してみてるんだと思いました。


改めて国母選手の問題の注目度のすごさを感じます(良くも悪くもです。)


きっと彼の競技の視聴率はすごいでしょうね(良くも悪くもです)


こういうのをきっかけに人気が出たりするんですよね。知らなかった人はどういう競技か知るはずなので、国母選手が云々ではなく、ハーフパイプという種目に魅せられる人は多いと思います。


いろんな意見が聞けて私は勉強になりました。


コメントを統計みたいな感じで分けてみましたが、大きく分けて3つの意見に分かれました。


一番多かったのは、服装のことより、そのあとの記者会見はいかがなものか?常識を考えても許せない税金使ってるんだから相応の態度をとるべきという意見


次に、私と似たような意見。服装は必要であるならば正してあげればいい。あれだけ競技に集中したい中、必要以上に叩かれてしまえば、精神的に苛立ち我を失ってしまいあのような態度になってしまったのではないか?けして正しいことではないけれど、もっと彼を応援してあげて、彼をいい方向に成長させてあげてあげる(最高のパフォーマンスをしてもらうことも含められると思います)ことが必要なのではないかという意見


そして最後は過激でしたが・・・もともとハーフパイプは、世の中の常識を覆してやるという反骨精神で生まれたスポーツで、良識を求めるスポーツとは違うエクストリームスポーツなんだ!ということです。要するに、そいう意味では文化が違う。ハーフパイプはウィンタースポーツでも世界でも人気があり、お金が集まるスポーツなのでオリンピック競技に入れているだけで、誰もオリンピック競技にしてくれなんて思ってないらしいです。そんな常識人で、あのパフォーマンスが出せるわけがない。理解してほしいとも思わない。


みたいな感じです。(すいません私の解釈では誤解がありそうです・・・・)


ざっと5対4対1の意見でした。


その他の意見は僕の批判でした。(苦笑)


私個人的な意見ですが税金が云々というのは、よくわかりません。私も税金はしっかり納めておりますので、自分の考えを言う権利はあっても彼を辞退させる権利というのはあるのでしょうかね?そうなると税金をたくさん納めている人たちが、出してやれよとなれば出場させるのか?そうではないような気がしますが。ですのでみなさん税金を納めているだの国の金だのというのは税金を納めている人たちも統計からみてもこれだけ意見があるのですから違う観点で問題視するべきだと思います。。(すいませんこういうコメントもかなり多かったので)


こうやってみるとなぜか宗教と同じような世界なのではないかとも思ってしまいます。


宗教戦争という言葉があるぐらいなので、いろいろな解釈があり、分かりあえないことなのでしょうかね。


最近思うのですが、アスリートの世界は著しく変化していると感じています。


メジャースポーツだけでなくマイナースポーツと呼ばれる種目に注目が分散してきています。


そのメディアの対応にアスリートがついていけなくなっているのでのでは?と思うのです。


マイナースポーツはメディアに露出しなかった分、競技だけに集中することしか考えなかった体質的なものがあるのかもしれません。


そこでスポーツ教育論なるものが必要なのでは?(まぁ最近言われているようですが)


細かく言うと、メディアの対応や言葉遣い、今回のような例をとり、コーチや連盟の対応などです。(こういうことをやるとスポーツ選手の本音の部分が見えなくなる可能性があるとも一部のマスコミの方は言っていました。すべて遮断されるのも困るみたいですからね)


補足までに、陸上界では今バラエティー番組の出演は自粛しています。(私も最近知ったのですが)


要するに陸上選手はバラエティー番組に出るような器用な選手がいないということです。


ですので、バラエティーに出てらしからぬ態度をとってしまうのが怖いということになるのでしょうかね。(前は出てたのでらしからぬ態度をした選手がいて問題になり自粛なのか?分かりませんが)


バラエティー番組はうまくいけば、人気が出ますが、失敗すれば陸上界を揺るがす問題になってしまうのではないかという恐怖なのでしょう。


競技以外でそのような問題を作られては困るという見解なのだと思います。


この件に関しては賛成もしないし反対もないです。選手も連盟も勉強不足なら自粛するべきなのは当然のことだと思うので。


私もスポーツ選手のはしくれなので、いろいろなスポーツ選手の芯の部分が見たくなります。


いろんな事件があります。犯罪といわれることを犯しているスポーツ選手は正直論外な話として、そうでない問題については、巻き返せるしやり直せると思っています。


とにかく皆さんに感動を与えられる仕事なのですから、それを一番に改善の努力をする。失敗もあるでしょう、でも国母選手もここまでたどり着くまでに感動をもらった人たちもいるはずなんです。ただ一度の失敗を表面的に見ただけで先も見ず諦めてしまうようなことは世間の人達にもしてほしくないというのが正直な気持ちです。


もし、自分が指導者なら、絶対に教え子を守ります。一緒になって、模索し、改善し、打破します。


例え世間を敵に回しても、大事なものさえ見失わなければいずれは、光が見えてくると私は思っていますので。


信じることが信じてもらうことにつながるし、常識で伝えることより心で伝えることのほうがずっと大事だと私は思うんですよね。


別に私の意見が正しいわけではありません。しかし私の考えを曲げるつもりもありません。この考え方で生き抜いていくだけです。


だからどんなに国母選手が批判されようが私は応援しますよ。


長々読んでくださった方ありがとうございました。


とりあえずこれでこの話はやめにします。