大分県内のお客様はもとより、大分県外のお客様からも最近はよく伝票の一つである「日報」をご用命いただきます。
「日報」と一言にまとめていても、業種によってさまざまな呼び名が付いていまして、作業日報、業務日報、警備日報、運転日報、運送日報、車輛点検日報・・・と日報のタイトル名は色々ついています。
当社のお客様は、建設会社様、運送会社様、警備会社様と日々現場で活躍される方で、現場で記入し、その場で人に控えを渡すシーンが多い業種ばかりです。
独自にシステムを開発したり、アプリも少しある様ですが、サブスクや年間保守代金がそこそこ必要であったりと、
ラインニングコスト的にまだまだ紙の日報の活躍場所はなくならないのではないかと感じています。そして、システムなどで作った場合、運用している間に修正をしたくてもまたコストが必要になるなど、なかなか融通も利きません。(システム開発会社勤務経験あります)
その反面、紙の日報であれば、当社ではおおむね1年間~2年間程度の使用予測量でご発注いただく様にお願いしているのですが、その間に仮に修正が必要となっても、システムやアプリの年間保守代金よりも抑えられることの方が圧倒的に多く、そしてなにより、初期開発コスト分で数十年分の紙の日報が出来てしまいます。
業務管理ツールは、社内間での情報共有としては申し分ないシステムですが、社外の方との管理や業種・会社によって管理を柔軟にしたい点を考えると、紙の日報で管理することが何よりも最善だと感じています。
もちろん、現在はその紙の日報を紙のまま保管するのではなく、スキャニングして、AIによりデータ化などをするという管理方法をとることで、より高度な業務管理へとつながるのではないでしょうか。
そして、当社はこの日報という伝票ジャンルを大切にするために、自社一貫体制をこの数十年間続けており、地元の大分市内の製造業・運送業・建設業・警備業など各社の皆様よりお仕事をいただいてきました。
昨今は、日本全国、大分県大分市も含み、伝票印刷に特化しておこなわれてきた家内工業クラスの零細印刷会社さんが倒産ではなく、後継者不足・受注案件低下により廃業を選択されるところが増えてきています。
その為、当社のホームページや、このブログを見て、伝票印刷 特に「日報」というジャンルの新規ご用命が増えてきています。
これからも当社では伝票印刷も大切な一つの柱として捉え、業務に邁進してまいります。