「須佐之男命の短歌」「トリックスター」「アポロンとヘルメス」 | けいきちゃんのブログ

🌸須佐之男命とは何者か3

 

須佐之男命は短歌の元祖
 ☆出雲の語源に学者の諸説があり、いまだに一定していない

 ☆「八雲」の言葉は『古事記』の須佐之男命の歌にも出てくる
 *八俣の大蛇を退治したあと須佐之男命は

 *妻の櫛名田比売と暮らす新宮を作る地を求めた
 *出雲中を探し歩いて須賀に到る

 *「吾此地に末て、我が御心すがすがし」と決めた

 *近くの山の頂に立って歌った国見の歌
 「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」と謳う

 ☆須佐之男命

 *高天原で大暴れした荒ぶる神であるばかりでなく

 *短歌の元祖であって、

 *これほど万感の籠もった秀歌を作る詩人だった

 

トリックスターの普遍性
 ☆須佐之男命は、さすらいの旅をつづける

 *千切られた自分の体の一部を、人間の食べ物となる

 *馬、鈴薯、蕪、地豆、片栗、米などに変えた
 *人間の村に住んで、たくさん子供を作った
 ☆須佐之男命は、人びとを苦しめているものをみんな殺して食べた

 *大きな滝を平たく圧し潰して人間の住む土地に変えた

 *最後には海に入って、天へ昇って行く
 ☆須佐之男命の遍歴に似ている

 *『ウィネバゴ・インディアンのトリックスター神話』

 *大筋において、須佐之男命の物語と共通している

 

アポロンとヘルメスの関係

 ☆天照大御神と須佐之男命の間柄に似ている
 *天界と冥界を行き来するヘルメス

 *英雄を冥界に導く案内役ともされており

 *地底の黄泉の国に向かった大穴持神に

 *厳しい試練を課して導いた須佐之男命を想起させる
 ☆プロメテウスは、神の世界から火を盗んで、人間に与えたため

 *怒ったゼウスにより、高山の頂に鎖で縛りつけられる

 *生きながら肝臓を毎日大鷲に啄まれるという罰に処された

 *しかし、人間に火をもたらした文化英雄として名高い
 ☆破壊者であって創造者、善と悪の両義性を持っている点

 *須佐之男命は、トリックスターと呼ばれる普遍性を持った存在なのだ

                       (敬称略)

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「須佐之男命の短歌」「トリックスター」

「アポロンとヘルメスの関係=天照大御神と須佐之男命」

(ネットより画像引用)