柿崎芽実さんは、欅坂４６のデビュー後、募集されたけやき坂４６（ひらがなけやき）の１期生だ。
ひらがなけやきは、先日、一人の新メンバーの加入と同じ頃、日向坂（ひなたざか）４６に改名した。
ひらがなけやきのメンバーの内、６人が出席したイベントの際に、その改名はサプライズで発表された。
そこに、柿崎芽実さんも出ていたのだが、ほかの５人が大喜びする中で、一人悲しそうな表情をしていた。
ひらがなけやきのメンバーの中には、欅坂４６に憧れて、自分もその一員になりたいと思って、応募した子もいたと思う。
そして、ひらがなけやきのメンバーになってからずっと、欅坂４６の姉妹グループであることに誇りを感じて、活動をしてきた子もいると思う。
何よりも、欅坂４６が好きで、「いつか、自分も晴れて欅坂４６の一員になりたい・・・。」という思いを胸に活動してきた子もいるだろう。
欅坂４６とひらがなけやきは、特別の関係があった。
「欅坂」と「けやき坂」。
表記は違うが、どちらも「けやきざか」と読む。
二つの「けやきざか」。
その絆を歌ったのが、「W-KEYAKIZAKAの詩」だ。
その歌で、「心ひとつになれる」と歌ってきた。
柿崎さんは、欅坂４６のセンターの平手さんと仲がいい。
欅坂４６への思い入れは、ひとしおのものだったと思うのだ。
それを思うと、柿崎芽実さんの卒業理由は、日向坂４６としての活動に疑問を持ったからではないかと私は思う。
私としては、日向坂４６への改名の際に、希望者は欅坂４６に合流できればよかったのにと思えてならない。
「欅坂４６の２期生は、欅坂になれたのに、なんでひらがなけやきは欅坂になれないの？」と思う子がいても、無理はないだろう。
柿崎芽実さんも含め、日向坂４６のメンバーで欅坂４６に入りたいという子がいたら、入れてあげてほしいと思う。
しっかし、柿崎さんも、気の毒というか、損な役回りだったと思う。
「アゴミ」というあだ名をつけられて嫌だったという話をすれば、「アゴミ」と言われるし、「ぶりっ子と言われる。」とお悩み相談すれば、「ぶりっ子」キャラ扱いされるし。
「てめーら、いいかげんにしろや。」と内心思ってたんじゃないかな。