今日のさんま御殿はちゅりがでてました。

正直、トーク力のなさが浮き彫りになってたな~…



どうも、みちるです
考察を進めてから早一週間、

ほぼ全ての部分が考察できました!

が、しかし最後の部分が未だ出来ていません。

考えが煮詰まってしまったので
いろんな物を参考にして考えてみようと思います

そんなわけで途中まで公開します!!

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先日から予告していた通り
今回のエントリーでは

10年桜のPVの世界観(以降、ドラマと表記)について
個人的な観点で解釈していきたいと思います

今回の考察するにあたって
Twitter界隈でもお世話になってる
栗鼠(くりす)さんの記事を参考にさせてもらいます

是非、こちらの考察もご覧下さい


まず、そもそも
このドラマに生死の世界観が
あるかどうかということですが


僕は存在していると思います。

ただしここで注意していただきたいのは
このドラマの中心が生死の世界観ではないと言うこと。

このドラマでの生死の世界観の描写は
あくまでも表現方法の一つであり

この世界自体がメインのステージではありません。

分かりやすく例えると
プラスの数字にマイナスをかけると
その数字がマイナスになるように

卒業という出来事に生死の概念を
掛け合わせることで、
卒業という出来事より
生死の世界観のほうが強めに見えているという状況。

そんなことを前提に考えてもらいながら

今回、僕は考察をしやすいように
ドラマを4つのシーンに分割しました
以降、このシーン分けに従って考察を進めていきます。


その前にいくつか考察の前提条件があります

・このドラマの主人公は前田である(高橋ではありません)

・前田、大島、高橋は3人で特に仲良しである

・バスは生死の世界観と同時にメンバー達が歩んできた
 学校生活そのものを表現している

・2019年の時点では生死の世界観は解消されていて
 全員「生」の状態である

3つめについては僕個人の解釈です。
新しいアプローチだと思います。


Scene1
『学校での出来事を回想しながら卒業というイベントに近づいていく』
(ちょうど楽曲が始まってから4:39辺りまで)

この部分は「中が騒がしいバスが走って行くこと」で再現しています、

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ


※栗鼠さん提供

ここでのバスの騒がしさは、
卒業してからの未来に対する楽しみや期待感から来る
明るい騒がしさです。

バスのシーンではなく
学校の教室の中のシーンを
観てもらうと分かるのですが

メンバーの和やかな雰囲気。

黒板には「未来地図」「10年後の自分を描いてみよう」の文字。

そして、さりげなく出てくる絵には
ウェディングドレスを着た花嫁の姿。

大人になったら素敵なお嫁さんになりたい。

普通の女の子ならよく夢に思い描く光景ですよね、


そんな描写がちりばめているScene1

そんな明るい希望を乗せてバス(学校生活)は
どこまでも走って行きます。

続いて、Scene2

『そんな学校生活が終了する‘卒業’という出来事に直面する』
(4:39~5:28辺りまで)

ここの部分は
「バスが横転して事故→メンバーが死の状態に直面する」ことで表現しています、

この部分に関しては栗鼠さんが、
先に出している考察と類似している部分がありますね、

ただ前述の「」部分の表記と
私が掲げている前提条件を照らし合わせると

バス=学校生活、という関係式が成り立っているので

「」の描写を正確に翻訳すると

「学校生活が終了を向かえて中の人間が
学校生活の中での生活の終了を余儀なくされている」

という意味になります。

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

※栗鼠さん提供




Scene1でもあったように
このバスに乗っているメンバーは
全力で学校生活を楽しんでるのです、

それが時間の流れという理由だけで
学校生活という舞台から
強制的に引きずり下ろされる。

突然、電源コードがブチッと抜かれた
テレビゲームの様に、

これをバスに置き換えて解釈すると
安全に停車してではなく
予期せぬ事態でいきなり命が奪われる、


=事故死



この解釈から考えると、このPVには
生死の世界観があることは確かなのです。

そしてバスが横転した後に、
飛び散る鮮血の描写

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ


そして今まで以上に騒がしくなった状態から
いきなり静まり返る車内。

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ


栗鼠さんの考察ではこの騒がしい状態を、
「事故直後のパニック」としてありますが

僕は

通常(明るい)の学校生活

卒業

辛さ悲しさ

の流れを

動(生)

事故

静(死)

と対比させて表現してると解釈します。

どちらかというと
卒業直前のこれまでの集大成というか
そんなような物が最後に押しかけてきて
お祭り騒ぎ的な状況になってるって感じです。

そして、
死という現実を突きつけられた
メンバーはこの後どうしていくのか?


ドラマは次のシーンに移ります

Scene3

『メンバーが卒業を受け入れて各々の道に旅立っていく』

この部分は
「それぞれがバスから降りていく」ことで表現しています

このシーンは、
突然、卒業(死)を突きつけられ、
静まり返るバスの中、

そこから一瞬
学校生活のシーンがリフレインされて

ドラマをこの歌詞が横切っていきます


♪Cherry blossoms! 
 
何度咲いても今日という日を忘れはしない―



ここからドラマは展開を見せていきます。

おそらく、
桜が何度も咲いては散るを繰り返し

時がどれだけ巡っても

今までの大切な学校生活の大切なピリオド、

そして、
これからの一人一人の人生の
大切なスタートラインである『卒業』

10年桜がもっとも伝えたいメッセージである
「卒業とは終わりではなく始まりであるということ」

この事をドラマの中のメンバーも
それを悟ったのでしょう

それぞれが
次の学校生活の次の舞台に踏み出すために

バス(学校生活)を順に降りていきます。


(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

ここの部分も実際に
PVを観てもらえば分かるのですが、

この画像以外にも実際には
バスに乗ってるほとんどのメンバーが
降りていきます。

ここではバスから降りるというのは
学校生活という舞台から降りると言うことなので

学校生活中心の世界で「死ぬ」と言うことを意味します。

でもじっくりと
降りていくメンバーの表情を観てみて下さい






いろいろな表情を浮かべていませんか?



笑顔でバスにさよならをする

バスに残ってるメンバーに向けて
優しく微笑みかける

少し複雑そうな表情を浮かべている。

去っていくバスをただ呆然と観ている


様々な表情が見えてくると思います。



もし、バスから降りると言うことを
単純に「死」ということと言い切るなら

バスから降りたメンバーは
皆、悲しそうな表情を浮かべるはず。

なのに、皆が思い思いの表情を浮かべている。


実はここの部分に
10年桜のメッセージの最も大切な部分が現れています。

「卒業とは終わりではなく始まりであるということ」

すなわち、ここでの死ぬは
次への『再生』をも意味しているのです。



皆が皆、さっぱり吹っ切れて
バスを去っていくわけではありません

でも皆、それぞれにバスから
次のステージへ旅立っていくんです


このPVの高橋監督も「死=再生」という
メッセージを意識していると語っています。

おそらくそのメッセージが
一番詰まっているのがこの部分です。

また補足として、
どうして一度に全員が降りず
徐々に降りていくのかということですが

これはバスに乗ってる側と降りていく側の
両方の視点を作品の中に取り入れることで
学校生活と自分との別れとは別に
仲間と自分との別れを表現してると僕は思います。

学校生活という舞台を
共に歩んできた仲間という大切な存在とも
卒業と同時にお別れをしなければならないということでしょう


そして、次々とメンバーが旅立ち
ついにバスにはラスト2人
(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

そして前田が眠っている間に
いつの間にか高橋がバスから降りてしまっています

(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ


このドラマの主人公、前田が
気づかない間に
親友の高橋がバスを降りている

高橋は降りたメンバーの中で唯一
涙を流してバスを見つめています。

ここは完全に
予測なので正確性に欠けますが

自分は、
栗鼠さんと同じ様に
このドラマの中では
学校に行くのに皆とは少し
困難を抱えていたのだと予想します

それを同じクラスの仲間、
とりわけ前田に助けてもらってたんでしょう

だから、他のメンバーよりも彼女にとって
卒業はより一層悲しいものであるはず

そして、高橋は前田に
置き手紙を置きました


$(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

※この手紙の字の色が赤色系なので血ではないかという
憶測が一部ありますが、僕はそうは思いません。

これは画面の配色を考えた時の問題だと思います
冷静に考えて、この画面で黒字の文字は目立たないでしょう…


そして、今までの学校生活での思い出を綴った後
最後にこんな一文が

「これからは、すぐに会えなくなるけどみんなのことは忘れません。
もし出来るなら、みんなが私のことを覚えてくれたら……10年後に会いましょう」


おそらく自分が周りに迷惑ばかりかけていたから
少しへりくだって「覚えててくれたら…」という

控えめな表現を用いているのでしょう。

そして、自分の何より支えであった、
親友、仲間との別れ(死別)をした後でも
また再開が出来るように、と
高橋が自分なりに不器用ながらも
前田や仲間に気持ちを残すために
手紙を残した… のだと思います。


Scene4
※時系列を明確にするために
最初と最後のの2019年部分の
一気に考察していきます


そして時は流れて10年後、
2019年、死に別れを連想させる程
メンバーにとって辛かった卒業からも時は過ぎました

皆、あのスタートから
それぞれの道を歩んで成長した姿になってます

そしてあの高橋の手紙の下

$(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ


メンバーが再開をすべく集合してきます



$(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

$(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ


$(^O^)/{徳川☆日誌(キリッ

そして、ドラマは
再開した前田と大島のこんな会話から展開していきます

大「あー、また(手紙)読んでる」

前「うん…」

大「来るかな、アイツ」

前「来るよ、きっと」

おそらくここでいうアイツとは高橋のこと。

自分たちから見ていて
学校生活を共にしていた頃の高橋はかなり苦労している。

そして実際にそれを目の当たりして
助けていた周りの仲間達。

そんな苦労人高橋が10年後に自ら
自分たちの前にやって来てくれるのだろうか…?

という心配混じりな疑問の念

そして、高橋を信じて待つ前田。

そんな10年前から変わらずに
高橋の事を気遣って心配し続ける
仲間思いな二人の気持ちから出てきたこんな会話

そして二人の会話は10年前の思い出話へ…

前「夢?んー10年前のほうがいっぱい合ったような気がする」

大「そう?」

前「夢、ある?」

大「んー、今は…コレかな?」

前「…そろそろ、いっこか。みんな待ってるし」

大「集まってるかなぁ?」

前「大丈夫だよ、きっと」

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本日公開分はここまでです!

これから先は皆様のコメントなども参考にしつつ進めていきたいと思います。