燭台切光忠について多数のお問い合わせをいただいておりますが、

今日は徳川ミュージアムが保管している焼刀についてご案内します。


現在の墨田区向島には水戸徳川家の本邸がありました。

15代将軍 慶喜公が過ごされこともある場所です。


1923年(大正12年)9月1日に起こった関東大震災

本邸も甚大な被害があり、その時の火事で刀を納めされていた蔵に火が入り、

水戸徳川家伝来の刀はここで罹災しました。


燭台切光忠が焼刀となったのもこの際です。

また現在、本館で開催中の「水戸徳川家の名宝展」で展示中の

光圀所用の脇差 銘 国光も同じ状況下で焼け身となりました。


この脇差 国光から燭台切光忠の現状の姿もお察しいただけると思います。




焼刀となり美術鑑賞用刀剣としての輝きは見られなくなりましたが、

その歴史的価値 真正性(オーセンティシティとも言われます)は失われず、

今まで大切に守り継がれてきたのです。


ご来館の際にはこういった歴史的背景にも思いを馳せながら

展示品をご覧いただけたら嬉しく思います!


ふく



企画展開催中! 徳川家康公顕彰400年記念「家康公と御三家展」

会期:2015年4月25日(土)~7月8日(水)
休館日:月曜日(5月4日は開館します)
入館料:大人1,080円 小中学生702円 (徳川家系図付き)

http://tokugawa.gr.jp/kikaku/detail.php?kind=2