徳ちゃんの里山登山

           花尾山より皿倉山を望む

8月1日 晴れ 今日は月替わりの最初の日曜日

朝から暑い。  山の中では心地よいのだが、我が家の庭ではクマゼミの鳴き声がうるさい。


ワシワシとまるで自己主張の塊の様に鳴く。


朝9時まで自宅にいたが、あまり蝉が五月蠅いので近くの皿倉山に登る。


先週は やまびこ会の山行・来週は井原山とスケジュールの谷間と孫相手でメンバーも多忙。

そこで急遽単独山行を思いつく。

コンビニで冷やしカレーうどんと氷菓子2個を買い、登山口の帆柱ケーブルの登山口駅広場駐車場に着く。


10時半登山開始。 駅下の3差路を左折、稲荷神社に向かう。

何時も通いなれた、稲荷・国見岩経由で登る。

何時もは直登ルートなのだが、今日はのんびりと夏山を楽しむ。

広く整備された山道もやがて足元が見えないほど笹が茂ってくる。

やがて街並みが見え出すとほぼ山頂に近い。

国見岩も寄らず、一気に頂部に向かう。


夏休みの性なのか、山頂広場はもう子供の声が大空に響き渡っていた。

私も展望台下の日陰に腰を降ろし、アイスクリームを食べる。

やっと体も冷えたので、昼食を摂る.



徳ちゃんの里山登山  花尾山より権現山を望む


皿倉山山上広場は夏休みで子供天国状態の様子でワイワイと賑やか。

時折そよ風が吹き抜けて行く。

ふと、西の方を見ると権現山が「こちらへどうぞ!」と言っている様だ。

どうせ一人山行だ!!  よし!行こう。

山上広場の西端より、階段で山上駅まで降り、ビジター・センターに立ち寄る。

登山者が2組休憩中であった。  自動販売機で冷えたコーヒーを買い、暫し休憩する。


10分休憩後、遠くに見えた権現山へ登り始めると、ほんの20分で頂上に立つ。

一人の老人が静かにスケッチしていた。  自分が粗忽者の性だろうか、なんとなく優雅に見える。

展望台の下に先客が休憩していた。  挨拶を交わし、5分程眺望を楽しむ。


山頂広場の南奥には帆柱山への下りルートがあるのだが、引き返し、別の帆柱山ルートに向かう。

皇后杉で知られた、杉林の中をどんどん下って行く。

すると権現と帆柱山との中間に、真っ赤な土アケビが実を付けた鮮やかな一株が出ていた。


徳ちゃんの里山登山
                               真っ赤な土あけび


6月宗像市の城山に登ったときはあまり美しくない花が咲いていたものだが、今はもう結実している。


徳ちゃんの里山登山  帆柱山への尾根道



徳ちゃんの里山登山   帆柱山山頂


徳ちゃんの里山登山  帆柱山からの眺め

帆柱山に廻り、ついでに花尾山に登る。


徳ちゃんの里山登山  花尾山の辻の記念碑


                   花尾山広場   徳ちゃんの里山登山

この山は昔の城山跡地で山上てゃ思えないような大きな広場が在る。

ここから下山し、市道沿いに皿倉登山口に廻る事も出来るが、今来た道を引き返し、権現の水経由で戻る。

権現の水場まで戻って休んでいると、やまびこ会のメンバーに出会った。  しばし、談笑。


後は何時も通いなれたる山道を登山口まで戻る。

3時丁度自宅に帰り、風呂とビールを飲み、ひと眠り。ZZZZ!!!。

気が付いたら夕食だった。  一人山行もまた違って楽しい。