重苦しい雰囲気の冒頭シーンからタイトルコールでクラプトンの「レイ・ダウン・サリー」の軽快な前奏が流れ出す。うわ~と鳥肌。掴まれました。




細かい内容は書きませんが、この家族、一族は、みんな何らかの問題を抱えていて、でもってみんな自己中で自分本意、自分の思っていることを相手にぶつける人物ばかり。親子、姉妹、親戚、みんなバラバラです。




自殺した夫の葬式後の家族(一族)の食卓シーン。このシーンはすごいです。特にメリル・ストリープとジュリア・ロバーツがすごい。




観ていて聞いていて、胸くそ悪いです。それだけふたりの演技がすごいということなんですけど。




しかし、大声でまくし立てて悪態つき
言い負かし、その時はスカッとしても、結局その結果が我が身に降りかかってきますよね。回りからひとがいなくなってしまったりしますからね。

相手に敬意を払わないコミュニケーションは、よろしくないですなぁ。




クリス・クーパー演じるチャールズが、息子リトル・チャールズ(ベネディクト・カンバーバッチ)をかばうシーンに家族愛を感じられて、ちょっと救われました。いいシーンでした。




とにかく、メリル・ストリープ演じるバイオレットの毒舌ぶりは必見かも。




カフェまほろば

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