こんにちは ハーモニストEryです
食べることがひたすら楽しいインド。
通勤時、道端には日本の屋台のようなお店があって男たちが朝ごはんをダイナミックにほおばっています。
お昼前にはチャイ屋が繁盛しだし、夕方にはサモサやワダ、バナナを揚げたものや唐辛子のフライのような揚げ物のスナック屋が繁盛します。
朝から晩までそこらじゅうがおいしそうな食べ物でいっぱい。
ちょっと選択を間違えると死を意識するレベルの腹痛に襲われますが、地元の人に聞くと安くておいしくて安全な屋台も教えてくれます。
私は東京の会社帰りの焼き鳥とホッピーがスナックとチャイになり、女性がシャイすぎてチャイ屋でチャイを飲んだりしないこの地域ではチャイ一杯飲むだけで常にそこらじゅうから凝視されるので人目を気にするとくつろげませんが今日もよく働いたねおじさん。とか話しかけて風景の一部になるよう努力しています。
(おれはそんなに働いてないよ、とか言われますが。)
近所に誰もが絶賛するドーサ(インドの朝ごはんの定番)のお店があるので時々足を運んでいます。いつも繁盛していて本当においしい。
写真のドーサ1枚が30ルピー(60円弱)で、食べ終わるともういらないというまで焼きたてを運んできてくれます。
ドーサの中にはチリポテトのようなものがはさまっていてココナツのソースとバターをつけてくれます。お友達が来たら絶対に連れていきたい一軒です。
私も自宅で少し料理をしています。スパイスの使い方がやっぱりいまいちでインド人のような味からは程遠いですが、豆と野菜がメインのインド料理は日本人の体にあっていると感じます。持参してきた昆布だしとインドの豆はぴったりだし、スパイスやナッツ類でコクを出せるので限られた種類の野菜でも味に変化がつけられて面白いのです。
スパイスを使いすぎず昆布だしと塩で日本の味に近づけることもできるので助かっています。
辰巳芳子さんの料理本の帯に書かれていた
料理は人を愛して信じることです。という名言をあー作るの面倒くさいな、と思う時に思い出します。
東京では幸運にもセンスのよすぎる料理人と同居していたためすっかり食べる専門になっていた私ですが、異国の地で異なる文化に少々頭も使いながら生活するときにやっぱりきちんと食べること、は大事だと痛感します。
食からも見直し中。
どんな一日を創り出すかと何を食べるかはやっぱりリンクしてるなーとビシバシ体感中です。
一日中、食べ物の魅力にあふれているインド。
彼らの底知れぬエネルギーの元です!
Om shanti