「S.P.L」はバスデのEP「April」に収録された、
バスデらしいビートナンバーですね。
直球でバスデのライブを思い起こさせる一曲とでもいうか。
(タイトルはSWEET PINK LOVEの略?)
加えて、曲の途中に挟まれるテンポを変えたパートも、
実にライブ感があって、
バンドの充実っぷりを堪能できる一曲なのではないかと。
(吹き散らかされるブルースハープもいい味してます。)
そして、何よりこの曲の魅力は、
チバの声という話になるんじゃないでしょうか。
めちゃめちゃ艶のある声。
その生気溢れた歌からは、これが少し前に亡くなった人の声だなんて、
頭によぎりもしないというか。
う~ん、この曲を聴いて、
ますますバスデのライブに行きたくなってしまった私。
なんというか、「それはもうない」という無念も吹っ飛んでしまうぐらい、
「漲るもの」が半端ない一曲なんですよね。
「S.P.L」(2024)