ニュージャージー州の中部、カムデン(Camden)という街、ちょうどデラウエア川を挟んでフィラデルフィアの対岸にある街に戦艦ニュージャージーが、バトルシップ・ミュージアムとして展示してあります。

今、この戦艦ニュージャージーが、メンテナンス作業のためにドライ・ドックに入ったと聞いたので、先日、フィラデルフィアに行ったついでに見に行ってきました。

 

戦艦ニュージャージーは、アメリカ海軍の戦艦で、なんと第二次世界大戦中に就役して、その後もベトナム戦争、湾岸戦争にも行った船です。前述のとおり、今は退役してミュージアムとして一般公開されていますが、船というのは時々、陸にあげて水を抜いた状態でメンテナンスする必要があるため、今回、フィラデルフィアの南にあるフィラデルフィア海軍造船所のドライ・ドックに運ばれて、メンテナンス作業中です。

 

造船所エリアは普通に車で入って行けます。ニュージャージーがいるのはサウス19thストリートのドックです。いくつかの工場みたいな建物の間の道を抜けていくと、突然、大きな戦艦が見えます。ちょっとテンションが上がりますよ。

 

公式サイトから見学の申し込みをして予約が取れれば、ドックの中に入って船を下から見ることもできるのですが、今回は予約が取れませんでした、残念。そのためフェンスの外側から様子を見るだけしかできませんでした。外から見るだけでもその大きさは実感できますし、こういう場所にある船はなかなか見ることができませんから、チャンスですね。

ドライ・ドックでの作業は5月いっぱい、6月にはまた元のカムデンに戻って一般公開されるそうです。きれいな姿を見るならそちらの方がいいでしょうね。とにかく圧倒的な大きさですので、一度は見ておいてもいいかもしれません。私も夏に行ってみようかな。