現在日本の衆議院選挙では、小選挙区比例代表並立制を採用しています。小選挙区で当選出来るのは一人です。そうなると、どうしても既存の大きな政党に有利になります。野党が分裂してしまっている今は自民党にだけ有利な選挙方法です。比例代表が、並立していますが、それでも野党が比例代表で当選できるのはほんのわずかです。  以前の中選挙区選挙では、もっと広域の選挙区域で、一つの選挙区域から、複数の当選がありました。この方法では同じ政党の候補者の間でも選挙の戦いがありました。自民党内部では派閥の間での戦いの場所でした。  さて、小選挙区を続けるならば、僕は有権者一人に三票を与えると良いと思います。一人の候補に三票を入れるのもよし、一人に2票、一人に一票入れるのもよし、あるいは3人に一票ずついれるのも良しです。そうすれば、民意をより汲み取れると思います。ただ、それでも当選は、一人なので死票はおおきいですが、それでも今の制度よりは民意を計れるとおもいます。