前に那須及び二岐山から眺めその峻厳な姿に惹かれ
何時か・・と思っていた。
(昨年5月那須から見た旭岳 右裾に甲子山、遠く二岐山、右大白森山)
(今年9月二岐山から見た旭岳 左裾に甲子山 遠くに那須・前山、三本槍岳)
今年も既に雪が降ったが、今日がラストチャンスか?と単独挑戦
(好天、日曜なら他の登山者がいるかも知れないと・・)
予報では”快晴なれど風強し(~9~m/秒)"でしたが
結果は快晴・無風で無事登頂成功しました
白河からR289で進むと旭岳と右の甲子山が・・ 不安と期待に胸躍る
ネットで見た橋そばのトンネル脇には他に2台の登山者?あり・・ホットする
(後で気付いたが・・”駐車はご遠慮ください”の看板がありました)
8:00 スタート 少し下の甲子温泉”大黒屋”さんに駐車するのが正解のようです
甲子山への急登部分は九十九折れの良道で足慣らしにはもってこい
紅葉のない代わりに、枝越しの見通しがよい 那須の赤面山、前山、三本槍岳
9:30 甲子山と甲子峠(大白森山)の分岐点 (旭岳の名がない)
(看板の後ろは大白森山)
孤高「福島の山」にも記載なく地図上の登山道もなく、危険な?アウトロー扱い
9:52 甲子山頂着 上り詰めて”天国の門” 似た風景の経験者は多いのでは・・
甲子山の眺望 中央遠く白い飯豊山その左手前は小野岳 右奥大戸岳、手前二岐山
眼前いっぱいの旭岳の美しく厳しい姿 左の尾根がルート(ネット情報)
10:12 約70m下の鞍部へ 通行不能の方へ行く(事前情報なしでは行けないね)
藪漕ぎ・・と言っても笹だけなのでそれほど苦にならない 道も一応ついている
「旭岳への登山道はありません」ですが・・”その気のある人”のためのミチはある
11:00頃から 藪漕ぎがなくなり眺望が開けてくる
天国から天下ってきた・・ような可愛い天使に逢う 駐車していた先行者で・・
昨日、坊主沼の避難小屋泊りの親子でした・・・反対側から登ってきたようです
坊主沼(白いところ)と避難小屋 後ろは那須の前山、三本槍岳
別名の赤崩山の由来か・・北側の荒々しい山肌
笹・灌木・新古多数のロープを頼りに這い上がる(確かに登山道とは言いにくいか~)
簡易アイゼンだけでも持参したのは正解でした
頂上直下で様子を見に来た地元山岳会の方と会いました 頂上はシャクナゲ多し
(もう一台の車の先行者 藪漕ぎ道に踏み跡を付けて頂き、迷わずに済みました)
12:05 頂上到着 三角点と”黒羽山の会”の小さなブリキ板があるだけ
天気よすぎてやゝ霞んだ眺望
南の那須・・三本槍、前山 朝日岳もちょこっと
南西寄り 遠く日光連山 手前は栃木県境の流石山、大倉山、と下郷町の三倉山
(拡大)三倉山の右肩 遠くかすかに燧ケ岳 右に白く見える会津駒ケ岳
西方 会津田島から日光街道分岐、駒止湿原、昭和村の方面
北左方 大戸岳、二岐山、右のトンガリ小白森山 遠く磐梯山、吾妻・安達太良連峰
(拡大すると飯豊山、猪苗代湖、布引山の風車なども見えますが割愛します)
北東 大白森山裾から向こうの羽鳥湖 右方遠く白くかすむのは郡山市街
東方 阿武隈川渓谷と今朝駐車した橋が見える 右方のかすみの下が白河市街
12:40発 帰り旭岳北斜面は、後続者無しだし絶対コケないように時間を気にせず一歩一歩慎重に下りました 中央の甲子山との鞍部に向け”逆落とし”
16:00 無事登山口に帰りました。丁度8時間の小冒険山行でした~ (ネットでは5時間という方もいますが・・高齢者の参考になればと・・)
おわり