2月9日 お願いしたいこと。 | 歩けない保健室

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膝が悪くて看護師になれない保健師の健康日記

ほぼ毎年書いてることですが、
2月9日は祖父の命日です。

皆さんに気を付けていただけたらと思い、毎年書いてます。

昭和49年当時、我が家は戦前からある工場だった家屋で、
家の真ん中を土間が貫く鰻の寝床でした。
エアコンもまだ我が家には存在せず、茶の間の堀ごたつと
ガスストーブだけが暖房でした。

私は小学1年生。習い事から帰ってきたら、
うちの前に救急車が止まってました。

大好きな愛石会(きれいな石を拾って眺める愛好会)の旅行に行く前、
トイレから出てこないと見に行ったら意識がなくなっていたそうです。

トイレもたぶん水洗でなかった時代かもしれない。

血圧が高い祖父が、寒い寒いトイレで、
固いのを踏ん張ってるときに血管が切れたようです。

翌日運ばれた病院で亡くなりました。66歳位だったような。

あれから45年近くたち、
血管が切れたり詰まったりに対しての治療はずいぶん進みました。

どこの血管が傷ついたかにもよりますが、
亡くなることはかなり減っています。
けど、100%元通りにもなれるわけでなく、
多くの方が後遺症に苦しみながら、
リハビリを続けてたり、社会生活が営めなくなったり
しておられるかと思います。

どうか冬場の高血圧、気温差のあるところの行き来、
便秘の対応、ストレス対策など
少しでも血圧の乱高下をおさめられるよう、
自分で健康管理できる世の中になるといいなと願ってます。


18年前の5月、部屋のベッドで意識を失っていた祖母は12月まで
自宅で点滴したりショートステイや施設を利用していました。

血圧大事です…。