新潟 六日町FMゆきぐに隣
中医学漢方で子宝・アトピー改善
ときのや薬局 薬剤師・不妊カウンセラー金井です。
妊活に必要なことの一つに「骨盤周りの血流改善」があります。
骨盤で囲まれている臓器と言えば卵巣・子宮・膀胱・小腸・大腸いろんな臓器がひしめきあっていますね。
正常に動いていれば問題ないのですが
便秘をしていて大腸がパンパンでうごきが悪い時、
内臓脂肪が腸の周りにびっしり付着してギュウギュウ詰めになっている時、
想像しただけでも子宮や卵巣に「心臓からの血液届け~~」って言っても充分に血流を確保できてる気がしませんね。
それ(内臓の動きが悪いこと)に加えて骨盤周りの筋肉量が減っていたら、益々血流は悪くなります。
現代人はなぜ骨盤周りの血流が減ってしまったか?
使ってないからですね。
「廃用の法則」と言います。
「使っていない機能は衰える」ということです。
昔の人と比べて立ち居振る舞い、日常の所作の中で減ってしまった動作は・・・・・
「立ったりしゃがんだり」という動作です。
トイレは和式から洋式へ
食事はちゃぶ台から椅子とテーブルへ、
拭き掃除はクイックル○○モップ形式へ
小学校の頃体育館に並んで一斉にダーッと雑巾がけしたことを思い出しました。
お尻がお腹より上に上がっている格好ってあれしかないですよね。
お布団をたたんで押し入れに入れる動作もベッドの生活になればしなくて済むようになりました。
しゃがんで物をしたから上に持ち上げる動作って結構いい運動(きつい運動)ですね。
時代劇など見ているとお盆に食事を載せて、運んで、しゃがんで、並べて、片付けて、お盆を持ったまま立ち上がって、運ぶ。
女優さんたち、結構、筋肉痛ではないでしょうかね。
貴方は一日何回しゃがんで立ってという動作をしていますか?
よっこらしょなんて言っていませんか?
よっこい庄一なんてギャグを飛ばしていませんか?
現代人が減らしてしまった動作の代替え策が「スクワット」です。
一つ便利になると一つ衰える。
便利やラクチン生活と引き換えに骨盤周りの筋肉を減らしてしまっていませんか?
妊活だけでなく老後の身体の為にもスクワットやってみましょう!
筋肉が増えれば血流も良くなります。
妊娠の準備
妊活は妊娠しやすい身体づくりをするわけですが
実はそれは10か月間元気に赤ちゃんを育む準備でもあり
出産後の身体の回復を助け
育児に必要な体力を備えるということにもつながっているのです。
妊娠はゴールではなくスタートです。
その後の長い人生を健康で過ごせるようにという意味を込めて妊活の応援をしています。