同じようなことでも毎回ちがう。

たしかに新しいことは刺激的である。

自然と一つになるとはどういうことなのか。

そんな思いで山に入り探った。

夜に鞍馬に出かけて朝まで暗闇と星と寒さを感じ自然を感じた。
それに恐怖も。しかし恐怖があるから守護も感じた。
恐れがなければ尊さや目に見えぬものを感じられない。

伏見稲荷大社では人々の信仰や祈りと尊さを知った。

今も自然と一体とはどういうことかを常に考えている。

身体から
心から
空間から

今日の稽古はシンプルな稽古だったがすり足の尊さや、立ち居振る舞いの大事さを感じた。

何十年も稽古しているが同じようで感じ方が違う。

昔の経験した身体が古いかというと、今になって、あの時の精神が今に繋がっていることに気がつく。

常に今、と言ってきたが、体験した身体は過去も今に連れて来ている。そしてそれを今に感じ直している。

身体の中に気は巡るが、身体の外に気を放つこと、その大事さが今日わかった。

頭で動かないで、と伝えているが、ほんとうに心を外側に置くことを今日感じた。

これか、、。

その気付きさえも決定ではなく稽古の日常に溶けていくのだ。

それで良い。

✨🙏