中村哲さんに心からの拍手! | 加藤登紀子オフィシャルブログ「Tokiko Kiss」Powered by Ameba

中村哲さんに心からの拍手!

富山公演の前日、射水市のアイザック小杉文化ホールで中村哲さんの講演会が開かれた。
去年の暮の「ほろ酔いコンサート」でペシャワール会への募金活動をしていた時、ジャララバードにいる中村哲さんと電話で話し、日本に帰られた時には必ず逢いましょうと約束していた。
今回中村哲さんは各地での講演会を終え、6月21日には現地に帰られる。ぎりぎりのところで富山で逢えることになり、本当にうれしかった。

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2001年の9.11のテロの後、アフガンへの空爆が始まった直後にも、募金をペシャワール会に贈ったことがあり、その時お逢いして以来だが、去年のオバマによるアフガンへの増兵でいっこうに終わりそうもないアメリカ攻撃は悲しい限りだし、伊藤和也さんが亡くなってからは、日本人スタッフの日本への引き揚げ以降、中村哲さんの孤軍奮闘が続いている。
けれど、中村哲さんの江戸工法による土木工事で、ため池や灌漑が広い範囲の砂漠を緑に変えることに成功し、15万人から20万人の難民の帰村を可能にしたという画期的な結果報告をする中村さんの表情は明るく溌剌としていた。
本当に素晴らしいことだわね。心から拍手を送ります!

さて、翌日の富山公演は、45周年コンサートだが、ちょっぴりスペシャルで北日本新聞による「私の1968物語」原稿募集の入選者の表彰もコンサートの中で行った。1968年に17歳だったという高岡市の中野正一さん。駅で「ハイライトとコーラとプレイボーイを買って」家出をした話を書いてくれた。68年、小学校の先生になって過疎村の小学校に赴任した北海道の高田外亀雄さん、20歳で移民船に乗り込み、カナダからアメリカへと大胆な旅をした京都の中道靖子さん。長い人生の旅の結果、今は農業をしているということで意気投合!!
魅力ある3人との初対面はなかなか素晴らしく、コンサート後の打ち上げでも盛り上がった。

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受賞の皆さん。

さて、今週は小堺さんの「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ13:00~13:30)に22日(火)、23日(水)、24日(木)の3日間、出演します。
そしていよいよ6月25日が名古屋の愛知県芸術文化ホール、6月27日の神戸国際会館と本命が続きます。
コンサート内容は、もうバッチリ決まって来ていて、舞台を経るごとに面白くなって来ています。
どうぞ楽しみにしていて下さい!!

毎日梅雨らしい天気が続きますが、くれぐれも体調崩さぬようお気をつけ下さい。
もちろん私も万全の体調キープします。
では!!