【SR】7次公判:性接待関連の証人1人目「スンリが関連していたとは聞いていない」 | SR記事訳

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備忘録目的

“スンリ性接待”証人A氏「入金者はユ・インソク...スンリについて言及なし」[MK現場]

入力2021.01.14 16:08

 

[龍仁(京畿道)=毎日経済スタートゥデイ、パク・セヨン記者]

 

BIGBANG前メンバーのスンリ(本名イ・スンヒョン、31)の軍事裁判7次公判が開かれた。性売買斡旋容疑について証人尋問で出廷した女性A氏は、性売買の斡旋自体は認めながらも、斡旋の主体が誰なのかは知らなかったと述べた。

 

14日午前、京畿道龍仁市にある地上作戦司令部の通常軍事裁判所で開かれたスンリの軍事裁判7次公判では、性売買斡旋容疑に関連した証人尋問が行われた。

 

午前中に裁判証人として出廷したA氏は、性売買女性をホテルなどに数回にわたって送った容疑でスンリやユ・インソクなどと一緒に起訴され、「バーニングサン」裁判の1審で懲役6月、執行猶予2年を宣告された人物である。この日のA氏は、同じ容疑で共に起訴されたB氏のリクエストで、2015年末にスンリ・ユ・インソク一行が食事した席やホテルに性売買の女性を送った事実を認めながらも、「誰が送って欲しいと言ったのか、誰に[女性らを]送るかについての説明は聞いていない」と話した

 

A氏は、B氏が自分に「(店に)よく来るお客さんの親友の方が日本からいらっしゃり、パーティーがあるので、きれいな女の子らをちょっと(送って欲しい)」と要請してきたが、「よく来るお客さんが誰なのか、スンリに関する言及はまったくなかった」と強調した。

 

A氏は、自分の口座にユ・インソク名義で代金が振り込まれたことについて、「知らない名前だったが、姉の知人の名前で入金されたと聞いている」と述べた。また「すべてB氏とだけ連絡を取っており、代金を要求したらB氏の知人(ユ・インソク)の名前で入ってきた」とし、「被告人(スンリ)から受け取ったことはない」と述べた。

 

またA氏は、2015年のクリスマスの件に関連して検察の取調べを受けたとき「女の子らとB氏についていくと、スンリが俗っぽく『私のは?』話した」と供述したことについて、「同行した子が軽く言った言葉を聞いて言ったのか、あるいは私のを聞いて言ったのか、正確に覚えていない」とし「たいして重要な言葉ではなく、女性がいたので冗談のように言った言葉のようで、当時の状況を正確に覚えていない」と述べた。

 

同日の公判では、スンリの特殊暴行教唆容疑についても追加起訴された事実も公開され、目を引いた。軍検察によると、スンリは2015年12月30日、ソウル江南のある店で知人らと共に酒を飲んでいたら、自分がいた部屋に入ってきた客と諍いが起き、これに抗議している際に別の客ともトラブルになり激怒し、ユ・インソクなどが含まれているグループチャットルームにこの事実を知らせた。その後、ユ・インソクは知り合いの某暴力組織の構成員を呼びだし、被害者を店の裏通りに呼び出し暴言を吐いたり、携帯電話を奪おうと腕を引っ張って脅かしたりするなどの行為におよんだ。

 

軍検事は、「被告人イ・スンヒョンはユ・インソクと共謀して自分の威力を誇示し、被害者を威嚇した」とし「これにより、教唆共同正犯で起訴した」と述べた。

 

これに対しスンリ弁護人側は「控訴事実を否認する」とし「詳細については、意見書を提出する」と短く答えた。

 

スンリは2019年2月に浮上した江南のクラブ「バーニングサン」事態の核心人物とされ、17回におよぶ警察の取調を終え、昨年初めに在宅起訴された。スンリが受けている容疑は性売買斡旋、性売買、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反、常習賭博、外国為替取引法違反、食品衛生法違反、業務上横領、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反横領など計8件だったが、同日の特別暴行教唆容疑が追加され、9件に増えた。

 

スンリは、本格裁判を控えた昨年3月9日に軍入隊し、軍事裁判所で裁判を受けている。スンリは多数の容疑のうち、外国為替取引法違反の容疑のみを認めており、残りの容疑については一貫して否認している

 

一方、スンリと共に「バーニングサン」関連の罪で判決を受けたユ・インソク元ユリホールディングス代表は、先月の1審公判で懲役1年8月、執行猶予3年の判決を受けたが、控訴状を提出し、現在の2審裁判を待っている。

 

2021.01.14 毎日経済スタートゥディ

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