【YHS】ヤンサの性売買斡旋疑惑に関するチョン・マダムの供述、信憑性が低いと判断 | SR記事訳

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備忘録目的

「リードして出た証言、あと少し足りない」…警察“なぜ”ヤン・ヒョンソク捕縛に失敗したか

記事入力 2019.09.22 午後12:35

 

警察「性関係の供述は確保したが、性売買とはみなしがたい」

チョン・マダムなど、重要関係者の供述は“信憑性が低い”

 

ヤン・ヒョンソクYGE代表プロデューサー[聯合ニュース]

 

 

[ヘラルド経済=キム・ソンウ記者]ヤン・ヒョンソク(50YG代表プロデューサーの性売買斡旋疑惑を捜査してきた警察が、不起訴意見で事件を検察に送致した。性売買斡旋容疑を立証するような明確な証拠を見つけられず、公訴時効が残り少なく、検察も事件を確認する時間の余裕が必要だという理由だ。

 

バーニングサン疑惑とヤン元代表のつながりを捜査してきた警察の捜査が“事実上失敗”に終わったわけだ。供述は確保したものの、具体的な物証が見つからなかったからである。 先に出た、性売買斡旋の暴露に至った関係者の供述には、信憑性が低いという判断が出た。

 

ソウル地方警察庁広域捜査隊は20日、ヤン元代表を含む性売買疑惑共犯者4人を不起訴意見で同日、検察に送致する予定だと明らかにした。

 

これについて警察関係者は「容疑を立証するために最大の努力を傾けた」と言いながらも「捜査の結果、性売買や性売買斡旋を認められるいかなる供述も、また、それらを立証する客観的証拠も発見することができなかった」と説明した。

 

警察は大きく3つに分けて、YG関連の捜査を進めてきた。現在、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊が進行中の海外遠征賭博疑惑、京畿南部地方庁で進行中の芸能人薬物関連の介入疑惑事、そして今回、不起訴意見で終結したヤン元代表の性売買斡旋容疑などである。

 

性売買斡旋関連事件は過去2014910月頃に行われた内容で、警察は公訴時効に追われながら捜査を進めてきた。ヤン元代表に適用された性売買斡旋など行為の処罰に関する法律違反の疑いは、5年しか公訴時効がない。

 

警察関係者は、「検察に事件を不起訴意見で送致すれば、残りの期間中に検察が追加捜査するのではないかと思う」と説明した。

 

警察は5月、ヤン前代表の性売買斡旋疑惑に関連する情報を入手し、すぐに内偵捜査に着手した。717日にはヤン元代表など関係者4人を立件し、関係者10人余りの金融取引内訳、通信履歴を分析した。関係者に対する直接召喚調査も行った。

 

特に、性売買斡旋に直接加担したという女性から「性関係を持った」という供述を確保したが、それは性売買とみなすのは難しいような供述であった。

 

警察関係者は、「国内[の件]については一切、性的関係の供述がなく、国外に関しては性関係を持ったという供述が一部あったが、性関係を持った女性も雰囲気で関係を持ったと話しただけで、性関係をするよう勧められたという話はしなかった」と述べた。

 

一方、ヤン元代表の性売買斡旋を暴露した人物である別名“チョン・マダム”については、供述の信憑性が低かったとみられる。チョン・マダムは、YGと外国人投資家の国内会合を手配してきた人物である。警察関係者は、「チョン・マダムの供述と他の人の供述を比較したとき、客観的にその[チョン・マダムの]内容を認めることは難しい」とし「(国内接待に)使われた資金は、実際のところYGから出てきた資金ではなかった」とした。

 

ヤン元代表が性売買を疑われているのは、201410月である。ヤン元代表は、国内と海外などで東南アジアの投資家に性売買を斡旋し、本人も性売買に加担したという疑惑を受けた。ここに、当時の性売買斡旋に助けたという供述者などが現れたとされているが、警察は、ヤン前代表が性売買をして斡旋に加担したという疑いを確認していなかった。

 

警察関係者は、「残りのYG関連の捜査は意志を持って続行をしたい」とし「知能犯罪捜査隊で進行している遠征賭博の為替差益疑惑についても、警察はデータを確保するために最善を尽くしている」とした。

 

2019.09.22 ヘラルド経済

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